加熱する小泉首相の靖国参拝報道。ばかばかしいと思っていたゴウ先生ですが、ここまで関連記事がどんどん出てくると無視するわけにもいきません。
小泉首相が靖国に行ってくれたおかげで記事がいっぱい書けて発行部数を伸ばすことができるようになった新聞社ばかりではないかと思うくらいです。
そこで、今日はgooニュースに送られた朝日新聞の記事を時系列で記録しておきたいと思います。どうしてそうするか。朝日は自社のサイトasahi.comに専門のコーナーを作ってくれていないので、自分で調べるしかなかったのです!
本数にして17本!それに今日の社説も天声人語もその問題について触れていますので、ニュース・ソースをこれだけ与えてくれた首相は、ある意味小泉様様なのではないでしょうか(!?)。
多少のコメントとあわせてどうぞ。記事本文は、もうしばらくは(?)タイトルをクリックしてもらえれば読めると思います。
「失望と憤怒」、韓国が抗議声明 首相の靖国参拝で (朝日新聞) - goo ニュース 2006年 8月15日 (火) 09:30
今日の時点で確認した最初の記事。すごいですね。7時40分に首相が参拝した直後一本目の記事が、韓国の抗議報道です。朝日はどこの国の新聞なのでしょう。
そして、しばらくしてドッと記事が出てきます。
小泉首相、「いつ行っても批判勢力変わらぬ」 (朝日新聞) - goo ニュース 2006年 8月15日 (火) 12:19
飛び交う歓声、外国メディア懸念も 首相参拝の靖国神社 (朝日新聞) - goo ニュース 2006年 8月15日 (火) 12:21
小泉首相、参拝は「まさに心の問題」 (朝日新聞) - goo ニュース 2006年 8月15日 (火) 12:38
小泉首相、靖国神社に昇殿して参拝 (朝日新聞) - goo ニュース 2006年 8月15日 (火) 12:41
中国外務省が宮本大使に抗議 首相の靖国参拝 (朝日新聞) - goo ニュース 2006年 8月15日 (火) 12:49
北京、香港で抗議デモ 首相の靖国参拝 (朝日新聞) - goo ニュース 2006年 8月15日 (火) 13:07
韓国、駐韓大使呼び抗議 首相の靖国参拝で (朝日新聞) - goo ニュース 2006年 8月15日 (火) 13:08
12時19分から1時8分の49分間の間に7本!どれだけの記者をこの問題だけで張り付けておいたのか、恐ろしくなります。
そして、しばらくおいて夜の部です。
「ブッシュに参拝するなと言われても行く」 小泉首相 (朝日新聞) - goo ニュース 2006年 8月15日 (火) 21:08
違憲判決、政教分離への配慮なし 小泉首相の靖国参拝 (朝日新聞) - goo ニュース 2006年 8月15日 (火) 23:52
覚悟の中韓、視線はポスト小泉 靖国参拝 (朝日新聞) - goo ニュース 2006年 8月16日 (水) 00:43
「靖国は日本の内政問題、介入せず」 米大統領副報道官 (朝日新聞) - goo ニュース 2006年 8月16日 (水) 00:54
「残念」「苦々しい」東南アジア・豪も批判 靖国参拝 (朝日新聞) - goo ニュース 2006年 8月16日 (水) 01:20
昨日の午後9時8分から今日の午前1時20分にかけて5本。
政教分離に違反、靖国「国営化」懸念も 高橋東大教授 (朝日新聞) - goo ニュース 2006年 8月16日 (水) 03:03
「なぜ首相参拝がいけない?」 靖国に若者たち (朝日新聞) - goo ニュース 2006年 8月16日 (水) 03:03
「戦死した隊員、喜ばない」 在日の元特攻隊員 (朝日新聞) - goo ニュース 2006年 8月16日 (水) 03:03
同じ午前3時3分に3本。かなり長い記事ばかり。ここまでくれば、頭が下がります。
「あいまい戦術」の安倍氏、靖国が重責に (朝日新聞) - goo ニュース 2006年 8月16日 (水) 06:14
そして、最終ニュースがこれ。6時14分発のもの。
大雑把に分類してみると、次のようになると思います。
①中国・韓国を含めた外国の反応を主に伝えた記事 8本
②首相の言動を主に伝えた記事 4本
③政教分離・憲法違反であると主張する記事 2本
④国内の反応を主に伝えた記事 3本
いやはや、一国の首相が神社ごときに行くのに諸外国の顔色を伺えと朝日新聞が言っていることが、この数からよく分かります。
さらに、朝日に一言申し上げたいのは、盟友毎日新聞は、「特集8月15日靖国参拝」というコーナーをウェブ・サイトに設けて、関連記事を一箇所にまとめてくれています。それを見ると、昨日の7時40分以降40本(!)の記事が書かれたことがすぐに分かるのです。
となれば、朝日もそれ以上の本数の記事をリリースしている可能性があるのですが、さっと調べられません。このあたり、利用者の便宜というものをまったく考えてくれていないのが朝日なのです。反省してもらわないと。ゆえに、このような作業をやってみたのでした。
最後に、朝日の今日の社説と天声人語を記録しておきます。朝日の場合、しばらく経つとすぐにアクセスしにくくなるからです。感想は、やっぱり、朝日は日本の新聞ではなかったということになりそうです。
***********
2006年08月16日(水曜日)付 靖国参拝 耳をふさぎ、目を閉ざし
終戦記念日の朝早く、小泉首相が靖国神社に参拝した。
これまで5回の参拝はいずれも、自民党総裁選で公約していた8月15日を避けた。その理由を首相は「再び内外に不安や警戒を抱かせることは私の意に反する」と説明してきた。
それが今回は「15日を避けても、いつも批判、反発し、この問題を大きく取り上げようとする勢力は変わらない。いつ行っても同じだ」と開き直った。ぶれないことが売り物の首相にしては大ぶれ、まさに支離滅裂である。
15日は韓国にとって植民地支配から解放された記念日であり、中国にも歴史的な日である。そこに、彼らが「感情を傷つけないでほしい」と中止を望む靖国参拝をぶつけた。
幸い、両国は抑制された抗議にとどめているが、外交的な挑発と受け止められかねない行動だ。
戦後60年を迎えた1年前のこの日、首相は戦争でアジアの人々に与えた被害に対し「痛切な反省と、心からのお詫(わ)びを表明する」という談話を出した。このメッセージとの落差はあまりに大きい。
首相はきのう、参拝反対論にこう反論した。「突き詰めれば中国、韓国が不快に思うことはやるなということだ」
首相の目には、日本国内にある反対の広がりが見えないのだろうか。
朝日新聞の7月の世論調査では、参拝反対が57%で、賛成の2倍に達した。新聞も大半の全国紙、地方紙が反対の立場だ。自民党内ですら、歴代首相ら重鎮の多くをはじめ、反対論や慎重論を唱える人は少なくない。連立パートナーの公明党は明確に反対している。
首相は、こうした声をすべて中国や韓国に媚(こ)びる勢力とでも言うつもりなのだろうか。「いつも批判する勢力」と切り捨てようというのか。
首相は「A級戦犯のために行っているんじゃない」と言う。これが国内的にも国際的にも通用する理屈ではないことを首相はついに理解しようとしなかった。
首相の参拝のあと、日本武道館で開かれた政府主催の全国戦没者追悼式で、河野洋平衆院議長はこう述べた。「戦争を主導した当時の指導者たちの責任をあいまいにしてはならない」。外国に指摘されるまでもなく、日本自身の問題として看過できることではないのだ。
首相はまもなく表舞台を去る。5年余の小泉政権の締めくくりでこんな参拝が強行されたことを、私たちは残念に思う。あとひと月あまりの政権だから、外交や内政への影響も小さかろうと見ての行動だったとすれば、さらに情けない。
6回に及んだ首相の靖国参拝は誤りだった。戦没者の追悼という大事な問題で国内に亀裂を生み、偏狭なナショナリズムを刺激し、外交を行き詰まらせた。
この重い「負の遺産」をどう乗り越えるか。次の政権の課題であると同時に、国民みずからが戦争責任などをめぐる議論を深めていくことも必要だ。
【天声人語】2006年08月16日(水曜日)付
1945年の、第二次大戦の終結に至る道のりをたどる。1月・米軍がフィリピンのルソン島に上陸、2月・連合軍が独の古都ドレスデンを空襲、3月・東京大空襲。4月・米軍が沖縄本島へ上陸、ムソリーニが殺されヒトラーが自殺する。
5月・ドイツが無条件降伏、6月・天皇臨席の最高戦争指導会議で本土決戦の方針採択。7月・ポツダム宣言発表、鈴木貫太郎首相が宣言の「黙殺」を表明。8月・広島、長崎に原爆投下、ポツダム宣言受諾を決定。15日に天皇の「玉音放送」があり大戦が終わった。
ここに記したのは、大戦の後期の動きの、ほんの一部だけだ。他にも日本では多くの人々が空襲で命を奪われた。そしてアジアや世界には、終結に至るまでに犠牲になったおびただしい人たちがいた。
日本の近隣国には、日本の侵略で町や村を戦場にされ、肉親を殺され、家を焼かれた人たちが今も暮らしている。時がたって心がしずまったとしても、忘れることはできないだろう。まして加害国の側が忘れたかのように振る舞うのは許せないはずだ。立場を逆にして考えてみれば分かることだ。
小泉首相が終戦の日に靖国神社を参拝した。相変わらず「心の問題」を持ち出した。自分の心は大事にしても、自国が被害を及ぼした国の人の心には思いが及ばないらしい。日本国民を代表する立場にあるはずなのに、狭量さが目につく。
この世には、100年たっても忘れられないことがある——。そのくらいの度量でことにあたるのを望むのは、無いものねだりなのだろうか。
**********
「狭量さ」とは何なのでしょう。朝日の方が十分に狭量だと思うのですが・・・。
小泉首相が靖国に行ってくれたおかげで記事がいっぱい書けて発行部数を伸ばすことができるようになった新聞社ばかりではないかと思うくらいです。
そこで、今日はgooニュースに送られた朝日新聞の記事を時系列で記録しておきたいと思います。どうしてそうするか。朝日は自社のサイトasahi.comに専門のコーナーを作ってくれていないので、自分で調べるしかなかったのです!
本数にして17本!それに今日の社説も天声人語もその問題について触れていますので、ニュース・ソースをこれだけ与えてくれた首相は、ある意味小泉様様なのではないでしょうか(!?)。
多少のコメントとあわせてどうぞ。記事本文は、もうしばらくは(?)タイトルをクリックしてもらえれば読めると思います。
「失望と憤怒」、韓国が抗議声明 首相の靖国参拝で (朝日新聞) - goo ニュース 2006年 8月15日 (火) 09:30
今日の時点で確認した最初の記事。すごいですね。7時40分に首相が参拝した直後一本目の記事が、韓国の抗議報道です。朝日はどこの国の新聞なのでしょう。
そして、しばらくしてドッと記事が出てきます。
小泉首相、「いつ行っても批判勢力変わらぬ」 (朝日新聞) - goo ニュース 2006年 8月15日 (火) 12:19
飛び交う歓声、外国メディア懸念も 首相参拝の靖国神社 (朝日新聞) - goo ニュース 2006年 8月15日 (火) 12:21
小泉首相、参拝は「まさに心の問題」 (朝日新聞) - goo ニュース 2006年 8月15日 (火) 12:38
小泉首相、靖国神社に昇殿して参拝 (朝日新聞) - goo ニュース 2006年 8月15日 (火) 12:41
中国外務省が宮本大使に抗議 首相の靖国参拝 (朝日新聞) - goo ニュース 2006年 8月15日 (火) 12:49
北京、香港で抗議デモ 首相の靖国参拝 (朝日新聞) - goo ニュース 2006年 8月15日 (火) 13:07
韓国、駐韓大使呼び抗議 首相の靖国参拝で (朝日新聞) - goo ニュース 2006年 8月15日 (火) 13:08
12時19分から1時8分の49分間の間に7本!どれだけの記者をこの問題だけで張り付けておいたのか、恐ろしくなります。
そして、しばらくおいて夜の部です。
「ブッシュに参拝するなと言われても行く」 小泉首相 (朝日新聞) - goo ニュース 2006年 8月15日 (火) 21:08
違憲判決、政教分離への配慮なし 小泉首相の靖国参拝 (朝日新聞) - goo ニュース 2006年 8月15日 (火) 23:52
覚悟の中韓、視線はポスト小泉 靖国参拝 (朝日新聞) - goo ニュース 2006年 8月16日 (水) 00:43
「靖国は日本の内政問題、介入せず」 米大統領副報道官 (朝日新聞) - goo ニュース 2006年 8月16日 (水) 00:54
「残念」「苦々しい」東南アジア・豪も批判 靖国参拝 (朝日新聞) - goo ニュース 2006年 8月16日 (水) 01:20
昨日の午後9時8分から今日の午前1時20分にかけて5本。
政教分離に違反、靖国「国営化」懸念も 高橋東大教授 (朝日新聞) - goo ニュース 2006年 8月16日 (水) 03:03
「なぜ首相参拝がいけない?」 靖国に若者たち (朝日新聞) - goo ニュース 2006年 8月16日 (水) 03:03
「戦死した隊員、喜ばない」 在日の元特攻隊員 (朝日新聞) - goo ニュース 2006年 8月16日 (水) 03:03
同じ午前3時3分に3本。かなり長い記事ばかり。ここまでくれば、頭が下がります。
「あいまい戦術」の安倍氏、靖国が重責に (朝日新聞) - goo ニュース 2006年 8月16日 (水) 06:14
そして、最終ニュースがこれ。6時14分発のもの。
大雑把に分類してみると、次のようになると思います。
①中国・韓国を含めた外国の反応を主に伝えた記事 8本
②首相の言動を主に伝えた記事 4本
③政教分離・憲法違反であると主張する記事 2本
④国内の反応を主に伝えた記事 3本
いやはや、一国の首相が神社ごときに行くのに諸外国の顔色を伺えと朝日新聞が言っていることが、この数からよく分かります。
さらに、朝日に一言申し上げたいのは、盟友毎日新聞は、「特集8月15日靖国参拝」というコーナーをウェブ・サイトに設けて、関連記事を一箇所にまとめてくれています。それを見ると、昨日の7時40分以降40本(!)の記事が書かれたことがすぐに分かるのです。
となれば、朝日もそれ以上の本数の記事をリリースしている可能性があるのですが、さっと調べられません。このあたり、利用者の便宜というものをまったく考えてくれていないのが朝日なのです。反省してもらわないと。ゆえに、このような作業をやってみたのでした。
最後に、朝日の今日の社説と天声人語を記録しておきます。朝日の場合、しばらく経つとすぐにアクセスしにくくなるからです。感想は、やっぱり、朝日は日本の新聞ではなかったということになりそうです。
***********
2006年08月16日(水曜日)付 靖国参拝 耳をふさぎ、目を閉ざし
終戦記念日の朝早く、小泉首相が靖国神社に参拝した。
これまで5回の参拝はいずれも、自民党総裁選で公約していた8月15日を避けた。その理由を首相は「再び内外に不安や警戒を抱かせることは私の意に反する」と説明してきた。
それが今回は「15日を避けても、いつも批判、反発し、この問題を大きく取り上げようとする勢力は変わらない。いつ行っても同じだ」と開き直った。ぶれないことが売り物の首相にしては大ぶれ、まさに支離滅裂である。
15日は韓国にとって植民地支配から解放された記念日であり、中国にも歴史的な日である。そこに、彼らが「感情を傷つけないでほしい」と中止を望む靖国参拝をぶつけた。
幸い、両国は抑制された抗議にとどめているが、外交的な挑発と受け止められかねない行動だ。
戦後60年を迎えた1年前のこの日、首相は戦争でアジアの人々に与えた被害に対し「痛切な反省と、心からのお詫(わ)びを表明する」という談話を出した。このメッセージとの落差はあまりに大きい。
首相はきのう、参拝反対論にこう反論した。「突き詰めれば中国、韓国が不快に思うことはやるなということだ」
首相の目には、日本国内にある反対の広がりが見えないのだろうか。
朝日新聞の7月の世論調査では、参拝反対が57%で、賛成の2倍に達した。新聞も大半の全国紙、地方紙が反対の立場だ。自民党内ですら、歴代首相ら重鎮の多くをはじめ、反対論や慎重論を唱える人は少なくない。連立パートナーの公明党は明確に反対している。
首相は、こうした声をすべて中国や韓国に媚(こ)びる勢力とでも言うつもりなのだろうか。「いつも批判する勢力」と切り捨てようというのか。
首相は「A級戦犯のために行っているんじゃない」と言う。これが国内的にも国際的にも通用する理屈ではないことを首相はついに理解しようとしなかった。
首相の参拝のあと、日本武道館で開かれた政府主催の全国戦没者追悼式で、河野洋平衆院議長はこう述べた。「戦争を主導した当時の指導者たちの責任をあいまいにしてはならない」。外国に指摘されるまでもなく、日本自身の問題として看過できることではないのだ。
首相はまもなく表舞台を去る。5年余の小泉政権の締めくくりでこんな参拝が強行されたことを、私たちは残念に思う。あとひと月あまりの政権だから、外交や内政への影響も小さかろうと見ての行動だったとすれば、さらに情けない。
6回に及んだ首相の靖国参拝は誤りだった。戦没者の追悼という大事な問題で国内に亀裂を生み、偏狭なナショナリズムを刺激し、外交を行き詰まらせた。
この重い「負の遺産」をどう乗り越えるか。次の政権の課題であると同時に、国民みずからが戦争責任などをめぐる議論を深めていくことも必要だ。
【天声人語】2006年08月16日(水曜日)付
1945年の、第二次大戦の終結に至る道のりをたどる。1月・米軍がフィリピンのルソン島に上陸、2月・連合軍が独の古都ドレスデンを空襲、3月・東京大空襲。4月・米軍が沖縄本島へ上陸、ムソリーニが殺されヒトラーが自殺する。
5月・ドイツが無条件降伏、6月・天皇臨席の最高戦争指導会議で本土決戦の方針採択。7月・ポツダム宣言発表、鈴木貫太郎首相が宣言の「黙殺」を表明。8月・広島、長崎に原爆投下、ポツダム宣言受諾を決定。15日に天皇の「玉音放送」があり大戦が終わった。
ここに記したのは、大戦の後期の動きの、ほんの一部だけだ。他にも日本では多くの人々が空襲で命を奪われた。そしてアジアや世界には、終結に至るまでに犠牲になったおびただしい人たちがいた。
日本の近隣国には、日本の侵略で町や村を戦場にされ、肉親を殺され、家を焼かれた人たちが今も暮らしている。時がたって心がしずまったとしても、忘れることはできないだろう。まして加害国の側が忘れたかのように振る舞うのは許せないはずだ。立場を逆にして考えてみれば分かることだ。
小泉首相が終戦の日に靖国神社を参拝した。相変わらず「心の問題」を持ち出した。自分の心は大事にしても、自国が被害を及ぼした国の人の心には思いが及ばないらしい。日本国民を代表する立場にあるはずなのに、狭量さが目につく。
この世には、100年たっても忘れられないことがある——。そのくらいの度量でことにあたるのを望むのは、無いものねだりなのだろうか。
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「狭量さ」とは何なのでしょう。朝日の方が十分に狭量だと思うのですが・・・。
最近
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