『エンジン』にはまりそうな予感

フジテレビの月9にキムタクが戻ってきた！と言われている『エンジン』です。昨日が2回目。キムタク・ファンは毎週楽しみになさっていることでしょう。

しかしへそ曲がりのゴウ先生であります。キムタク主演で心が躍る時期はとうに終わっております。ゴウ先生がこのドラマに期待するのは、何よりも脚本があの井上由美子(写真）であることです。

そうです、ゴウ先生がその再放送にはまってしまった『Good Luck!』の脚本家でありますよ。何なら『白い巨党』の脚本家でも構いません。

とにかくぶっとんだキャラクターをまともに見せる井上の技術は半端ではありません。

『Good Luck!』では香田機長（堤真一）がまさにそのぶっ飛んだキャラでした。事故機に風邪を引いて乗れなかったがゆえに、えんえんとそれをトラウマに抱え込み周囲のクルーたちに当り散らすというのは通常ではトンデモ人物以外の何者でもありません。事故機に乗らずにすんでオレは何て運がいいんだろうと思うのが普通人だと思うのは、ゴウ先生だけでしょうか・・・。

その上最終回では、避難訓練をしている最中に部下の新開副操縦士（木村拓哉）に自分のミスで大怪我をさせてしまいます。その直前に、偉そうに「気を引き締めてこれを訓練ではなく本当の事故だと思って行動するように」とか訓示を垂れていたのに・・・。

ありえない、ですよね。

それをありえさせるのが、井上由美子の手腕です。

今回の『エンジン』でも訳の分からない養護施設にキムタクが帰ってきて物語が進行するのでありますが、もうすでにぶっ飛びキャラのオンパレードの予感があります。

原田芳雄に松下由樹、そしてあの『スウィングガールズ』の上野樹里！

第3話以降、井上の脚本が冴えまくって、ありえそうにないリアルなドラマを期待したいゴウ先生であります。

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