禁煙のすすめ

アメリカに留学したいという人とゴウ先生が会ったとします。一番先に何すると思いますか？

相手の匂いを嗅ぐが正解です。スモーカーかどうかをチェックするためです。

煙草の臭いをさせていたとします。残念ながら、そのままではINDECで勉強はできませんと申し上げます。そして、本気でトップランクのビジネススクールやロースクールに留学したいなら、まず煙草をやめなさいと忠告します。

アメリカに行ってからのこともありますが、喫煙習慣は留学準備に際して最大の足手まといになることが多いからです。

TOEFL受験で3時間以上、GMAT受験で4時間以上、煙草が吸えません。あれだけの分量の課題をこなすストレスから煙草を吸いたいと思わなければ、スモーカーではありません。実際、かつてヘビー・スモーカーであったゴウ先生は、集中力が切れて難儀した覚えがあります。

他にもさまざまなトラブルが生じます。

ビジネススクールは口頭面接をよくやります。その時に煙草の臭いがするとどうでしょう。決してプラスにはならないはずです。

そんなこんなで、喫煙がプラスに働くことはもはや21世紀の留学ならびに国際ビジネスにはありえないのです。

したがって、INDECでは留学を本気で考えているかどうかの踏絵に、禁煙を使わせてもらいます。

そういうわけで、INDECにはスモーカー会員用の禁煙プログラムを用意させてもらっています。いまのところ、脱落者はゼロですから、相当なものだと自負しております。それゆえ、いま現在INDECにスモーカーは一人もいません。21世紀のパワー・ビジネスマンが煙草に依存しているようでは、悲しいですからね。

スモーカーの皆さん、どうか今日から煙草をやめてください。これから不定期に禁煙方法に関してゴウ先生の経験を述べさせてもらいますから、それを参考にしてやめていただきたいと思います。

煙草のない生活は、最高ですよ。断言します。（つづく）