とうとう『ザ・ホワイトハウス』のファースト・シーズンすべてのエピソードが収められたDVDが先月末に発売されました。
貧乏なゴウ先生、自分で買うことができずにいたら、INDECのとある心優しい会員が、「先生、お貸しします」と言って持ってきてくれました。
心温まる弟子であるとウルウル状態で自宅に帰って開けてみたらば、6枚あるはずのDVDが5枚しかありません!何と第1話から第4話までを収めた最初のDVDが入っていないのです!会員の自宅のDVDプレーヤーの中にでも置き忘れたのでありましょう。ウルウルがトホホとなってしまいました・・・。
ともあれ、気を取り直し、2枚目、すなわち第5話から見ることにしました。以前のブログにも書いたように、日本語吹替えの声優さん(というよりも、『ザ・ホワイトハウス』の場合、本職の俳優さんが多いのですが)が好きなので、日本語で見ます。
しかし、これだけ優れたドラマ。日本語で見て、「ああ、面白かった」ではもったいなさ過ぎます。英語学習にも役立てたいものです。
それでは、「音声を英語に切り替えて」と思われることでしょう。しかしいきなりそれもなかなか・・・。
このドラマは、単にホワイトハウスの裏側を描いたドラマではありません。日々展開する人間模様を一つのエピソードに一つのテーマを与えて、丁寧に描き込んだ会話劇です。
そのため、このドラマには大量のセリフがあふれかえっています。日本語でストーリーが納得できたからといって、音声を英語に切り替えても、並みの実力の人では理解できない所が多々残っている可能性があるのです。
第一、最初から英語音声のみですべてのジョークに笑えるようなら、ネイティブ・スピーカーに匹敵する実力です。TOEFLのリスニングなんか余裕で満点が取れます。
そこで、英語学習中の日本人の方に向けた、ゴウ先生お薦めの『ザ・ホワイトハウス』段階別攻略法を伝授します。
攻略法のキモは、DVDオーナーの特権である音声・字幕の切り替えをフルに活用することにあります。そうすると、次の5通りの楽しみ方があるはずです。(耳の不自由な方が利用されると思われる日本語音声・日本語字幕は今回の目的に外れますので、ここでは除外してあります。悪しからず。)
1. 日本語音声・字幕なし
2. 日本語音声・英語字幕
3. 英語音声・日本語字幕
4. 英語音声・英語字幕
5. 英語音声・字幕なし
そこで、この組み合わせ通りに段階を踏んで一つのエピソードを見てもらえれば、相当な英語力向上が期待できることは間違いありません。
特に大切なのは、2の日本語音声・英語字幕の段階です。リモコン、ノート、英和辞書はこのドラマを見るときにはいつも手元に置いておいてもらいたいのですが、この段階の時は絶対にこの三種の神器を備えておかねばなりません。
特に重要なのが、リモコンです。下に流れる英語字幕の中に知らない単語・フレーズがあったら、リモコンを使ってすぐに一時停止をしてください。ノートに書き留める時間を作るためです。そして必ずその場で辞書を引いて意味を確認してください。日本語音声で大体の意味は分かっているはずですが、それをきちんと確認するのです。そうすると、その場でいくつかのお洒落なフレーズが頭に入ってきます。「なるほど、なるほど」の連続です。辞書を引くのが大好きになります。楽しみながら、ボキャブラリーも増えて言うことなしです。
こうしてじっくり楽しんだならば、もはや3の段階は必要ないかもしれません。その場合は、飛ばして、4の英語音声・英語字幕へと向かってください。
そして、4でも問題を感じなくなったならば、いよいよ最終難関5の英語音声のみへの挑戦です。
繰り返しになりますが、プロの英語教師から見て、この『ザ・ホワイトハウス』が英語音声のみで最初から楽しめたならば、TOEFLのリスニング・パートでゆうゆう30点(満点)を取れる実力を持っていると判断できます。
ですから、たとえ段階的に向上して第5段階まで行ったとしても、自分の実力を誇りにしていただきたいと思います。
なお、こうして何回も見ることになりますから、どうか何回も飽きずに見られる、内容的に好きなエピソードを選ぶようにしてください。面白くないエピソードでは効果も半減ですから。
ちなみに、ゴウ先生は、第8話「四面楚歌」が好きなので、明日はその中に出てくる気になる英語表現を紹介したいと思います。お楽しみに。
(とにかく、面白いドラマです。DVDの購入をお薦めします。ゴウ先生も購入を決めました。アメリカ盤だとAmazon.comで44ドル95セントで売っていますが、好きな日本人声優さんたちが聞けませんし、効率的な英語学習に使えませんので、ここは日本盤を買うことにしましょう。)
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貧乏なゴウ先生、自分で買うことができずにいたら、INDECのとある心優しい会員が、「先生、お貸しします」と言って持ってきてくれました。
心温まる弟子であるとウルウル状態で自宅に帰って開けてみたらば、6枚あるはずのDVDが5枚しかありません!何と第1話から第4話までを収めた最初のDVDが入っていないのです!会員の自宅のDVDプレーヤーの中にでも置き忘れたのでありましょう。ウルウルがトホホとなってしまいました・・・。
ともあれ、気を取り直し、2枚目、すなわち第5話から見ることにしました。以前のブログにも書いたように、日本語吹替えの声優さん(というよりも、『ザ・ホワイトハウス』の場合、本職の俳優さんが多いのですが)が好きなので、日本語で見ます。
しかし、これだけ優れたドラマ。日本語で見て、「ああ、面白かった」ではもったいなさ過ぎます。英語学習にも役立てたいものです。
それでは、「音声を英語に切り替えて」と思われることでしょう。しかしいきなりそれもなかなか・・・。
このドラマは、単にホワイトハウスの裏側を描いたドラマではありません。日々展開する人間模様を一つのエピソードに一つのテーマを与えて、丁寧に描き込んだ会話劇です。
そのため、このドラマには大量のセリフがあふれかえっています。日本語でストーリーが納得できたからといって、音声を英語に切り替えても、並みの実力の人では理解できない所が多々残っている可能性があるのです。
第一、最初から英語音声のみですべてのジョークに笑えるようなら、ネイティブ・スピーカーに匹敵する実力です。TOEFLのリスニングなんか余裕で満点が取れます。
そこで、英語学習中の日本人の方に向けた、ゴウ先生お薦めの『ザ・ホワイトハウス』段階別攻略法を伝授します。
攻略法のキモは、DVDオーナーの特権である音声・字幕の切り替えをフルに活用することにあります。そうすると、次の5通りの楽しみ方があるはずです。(耳の不自由な方が利用されると思われる日本語音声・日本語字幕は今回の目的に外れますので、ここでは除外してあります。悪しからず。)
1. 日本語音声・字幕なし
2. 日本語音声・英語字幕
3. 英語音声・日本語字幕
4. 英語音声・英語字幕
5. 英語音声・字幕なし
そこで、この組み合わせ通りに段階を踏んで一つのエピソードを見てもらえれば、相当な英語力向上が期待できることは間違いありません。
特に大切なのは、2の日本語音声・英語字幕の段階です。リモコン、ノート、英和辞書はこのドラマを見るときにはいつも手元に置いておいてもらいたいのですが、この段階の時は絶対にこの三種の神器を備えておかねばなりません。
特に重要なのが、リモコンです。下に流れる英語字幕の中に知らない単語・フレーズがあったら、リモコンを使ってすぐに一時停止をしてください。ノートに書き留める時間を作るためです。そして必ずその場で辞書を引いて意味を確認してください。日本語音声で大体の意味は分かっているはずですが、それをきちんと確認するのです。そうすると、その場でいくつかのお洒落なフレーズが頭に入ってきます。「なるほど、なるほど」の連続です。辞書を引くのが大好きになります。楽しみながら、ボキャブラリーも増えて言うことなしです。
こうしてじっくり楽しんだならば、もはや3の段階は必要ないかもしれません。その場合は、飛ばして、4の英語音声・英語字幕へと向かってください。
そして、4でも問題を感じなくなったならば、いよいよ最終難関5の英語音声のみへの挑戦です。
繰り返しになりますが、プロの英語教師から見て、この『ザ・ホワイトハウス』が英語音声のみで最初から楽しめたならば、TOEFLのリスニング・パートでゆうゆう30点(満点)を取れる実力を持っていると判断できます。
ですから、たとえ段階的に向上して第5段階まで行ったとしても、自分の実力を誇りにしていただきたいと思います。
なお、こうして何回も見ることになりますから、どうか何回も飽きずに見られる、内容的に好きなエピソードを選ぶようにしてください。面白くないエピソードでは効果も半減ですから。
ちなみに、ゴウ先生は、第8話「四面楚歌」が好きなので、明日はその中に出てくる気になる英語表現を紹介したいと思います。お楽しみに。
(とにかく、面白いドラマです。DVDの購入をお薦めします。ゴウ先生も購入を決めました。アメリカ盤だとAmazon.comで44ドル95セントで売っていますが、好きな日本人声優さんたちが聞けませんし、効率的な英語学習に使えませんので、ここは日本盤を買うことにしましょう。)
さっそく購入いたしました。
先生がおっしゃるようにDVDでは、音声・字幕の切り替えが出来るので、便利ですね。以前ビデオに撮っていたときには、次幕がないので、何といっているのかわからないままのところもありました。
切り替えをフルに活用し、勉強してみます。
ビデオを見ていた頃よりも楽しんで鑑賞できそうです。