まあね、いるんでしょうね、残念ながら、こういう人たちも。
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(特派員メモ)隠れた愛煙家たち @ジュネーブ
朝日新聞 2015年3月19日09時30分
スイス・ジュネーブの世界保健機関(WHO)本部。3月初め、人目に付かない「とある場所」に、IDカードを首からさげた職員らしい中年男性が、たばこを片手に姿を現した。男性は白い煙を吐き出した後、記者が見ていることに気づくと、そそくさと立ち去った。
男性が人目を避けたのは、WHO本部が世界のたばこ規制の「総本山」だからだ。
2月末、世界中で禁煙政策を促してきた「たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約」が発効10年を迎えると、WHOトップのチャン事務局長はこの条約を称賛する声明を出した。チャン氏は「WHOの立ち位置を、たばこ産業の最強の敵とすることを避けたことはない」と発言したこともある。
当然、WHOは愛煙家に厳しい職場だ。職員採用の応募書類には喫煙の有無を問う項目や「現在喫煙者ならWHOに雇われても続けますか」との質問もある。本部には至る所に「禁煙」の看板があり、敷地内での喫煙は厳禁だ。
だが、隠れた愛煙家はいて、「とある場所」で安らぐ。散乱した吸い殻がその人数の多さを物語っていた。(松尾一郎)
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WHOで日々タバコの健康被害について学んでいてもやめられないのが、ニコチン依存症の恐ろしさなのでしょう。隠れタバコのスモーカーたちには、同情してしまいます。早く禁煙外来にかかることです。キャリアを台無しにしないためにも。
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