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スモーカー向け年金とは、これいかに

2008年04月21日 10時10分49秒 | 離煙ニュース: 海外編
面白いことを考えるものです。

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オランダ:愛煙家優遇の年金 だって短命だから 禁煙団体は反発
 【ブリュッセル共同】「平均余命が短い愛煙家の年金を最大16%増額」。オランダの民間年金基金が“愛煙家優遇”をうたった年金の募集を始めたところ、「喫煙者の権利擁護が進んだ」と愛煙家団体が歓迎する一方、禁煙団体は「時代に逆行し非常識だ」などと批判、賛否両論が沸き起こっている。

 加入者を集めているのは、民間年金基金「パーレル・レーフェン(真珠生命)」が2月末に発売した「愛煙家のための終身年金」。(1)過去5年間、毎日紙巻きたばこを10本以上吸い(2)1カ月以上、禁煙が続いたことがない--などの条件を満たす加入者に年金を割り増し支給する。受給開始時に喫煙者であることを裏付ける尿検査が必要。

 パーレル・レーフェンは英国と南アフリカで同種の年金があると知り、独自に「愛煙家の平均余命」に関する統計を集め、保険商品を考案。「多様なライフスタイルに適合した選択肢を提供することは、われわれの社会的責務だ」と説明した。

 愛煙家団体のトン・ビュルツ代表は「『禁止』とばかり言われ続け、差別的な扱いも受けてきた喫煙者には朗報だ」と話し「統計的に理にかなった商品」と絶賛する。

 しかし、禁煙促進団体の代表者リース・ファンヘニップさんは「無名業者が『売名』のため、有害商品を宣伝している」と批判。「尿検査で喫煙歴を完全に証明することは不可能だ。不正受給が相次ぎ、システムとして長続きしないだろう」と保険の仕組み自体に疑念を示した。

毎日新聞 2008年4月20日 東京朝刊

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スモーカーに悦ばしいニュースと受け取られるでしょうが、要はゼニ儲けのために考えられた金融商品。内容をきちんと見たわけではありませんが、果たして加入者に得になるのかどうか。

それよりは、無駄なタバコ代と喫煙にまつわる病気治療代を払わないで済ませる方がはるかに経済合理性にかなうのではないでしょうか。もちろん、短命だと決め付けられる不快さからも開放されるでしょうし。

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