昨日アルツハイマー病ではないかと書きましたが、本当にそうなのではと思うことを昨日も総理はやっています。
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首相、再び答弁漏れ=自公議員に陳謝(時事通信) - goo ニュース
2011年1月27日(木)18:03
菅直人首相は27日の衆院本会議で、26日の代表質問で答弁漏れがあったことを認めて陳謝し、補充答弁した。しかし、この後の公明党の井上義久幹事長の質問に対しても答弁漏れがあり、陳謝を重ねた。
首相は本会議の冒頭、自民党の小池百合子総務会長の26日の質問に一部答弁しなかったことについて「おわび申し上げる」と陳謝。衆院選の「1票の格差」が首相の解散権を縛るかどうかをただした質問に対し「解散は首相の専権事項だ」と答えた。
この後、井上氏が質問し、答弁に立った首相は「誠実に答えたつもりだ。ご静聴ありがとうございました」と締めくくり、自席へ戻った。しかし、答弁漏れに気付くと、再び演壇に立ち、「おわび申し上げる」と謝罪し、再度答弁した。
菅首相ら陳謝連発「平身低頭」も火に油?(読売新聞) - goo ニュース
2011年1月27日(木)22:59
菅首相らが、通常国会冒頭から答弁漏れなどの不手際を繰り返している。
ねじれ国会を乗り切るため、政府・与党は「平身低頭」で臨む姿勢を強調しているが、かえって野党の反発を買う事態を招いている。
27日の衆院本会議冒頭、首相は自民党の小池総務会長が26日行った代表質問について、「二つの答弁漏れがあったことをおわび申し上げ、改めて答弁させていただく」と陳謝し、補充答弁した。ところが、直後に質問した公明党の井上幹事長への答弁に漏れがあり、陳謝、追加答弁した。
27日の衆院本会議では、みんなの党の渡辺代表への首相答弁を巡り、野党側が「質問に十分答えていない」と反発する場面や、共産党の志位委員長への答弁で首相がTPP(環太平洋経済連携協定)を「IPP」、法人税実効税率引き下げを「引き上げ」と言い間違える場面もあった。
これだけではない。
この日の衆院議院運営委員会理事会では、自民党が26日の本会議中に小池氏の質問への再答弁を求めたにもかかわらず、民主党が「場内協議」をしないまま散会となったことについて、川端達夫委員長が民主党を厳重注意。菅首相が施政方針演説で、TPP参加問題に関し、「自民党は3月中に党の賛否をはっきりさせる意向を明らかにしている」と述べたことについても、同党が「方針は決まっていない」と抗議し、議事録からの削除が決まった。
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これに加えて、次の発言。
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首相、S&P格付け「初めて聞いた。疎いんで」(読売新聞) - goo ニュース
2011年1月27日(木)20:58
菅首相は27日、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が日本の長期国債の格付けを引き下げたことについて、首相官邸で記者団から質問を受け、「今、初めて聞いた。(衆院)本会議から出てきたばかりなので。そういうことに疎いので(コメントは)改めてにさせて下さい」と述べた。
首相の発言について枝野官房長官は記者会見で、「事故など危機管理上の緊急を要する案件と、しっかり分析して対応する情報は性格が違う。国債の信認について首相は日頃から強く意識している」と強調した。
その上で、「民間格付け会社の格付けに逐一コメントすることは控える。市場の信認を維持するためにも財政健全化を徹底していく」と述べた。
ただ、「私にも(衆院)本会議終了後、速やかに報告は入っている。首相にも私より早く入っていると思う」と述べ、食い違いも見せた。
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元財務大臣でもある現職の総理大臣がS&Pの格付けに「疎い」と答えてよくないことは、火を見るよりも明らか。熟知していて当然のことです。
官房長官は「民間格付け会社の格付けに逐一コメントすることは控える」意思の表れと弁明していますが、総理の行き当たりばったりの発言を見る限り本当に知らなかった可能性も高いですし、知っていて「疎い」という誤った言葉を選択する認知症状態なのかもしれません。
ともあれ、このような発言を繰り返す人間が、一国の総理たる資格などありません。さっさと退陣してもらわないと、日本の財政破綻が早まります。
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