やっぱり魚を食べんといかんです。
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魚食べて膵臓がん予防? DHA摂取多いと発症率3割減
朝日新聞 2015年12月8日23時43分
魚に多く含まれる脂の一種、DHA(ドコサヘキサエン酸)の摂取が多い人は、少ない人に比べて膵臓(すいぞう)がんを発症するリスクが3割低いとの調査結果を、国立がん研究センターの研究チームが8日、発表した。
45~74歳の男女約8万2千人を最長で15年間追跡した。期間中に膵臓がんを発症した378人と、食べた魚の中に含まれる脂の摂取量との関係を分析した。
DHAの摂取量を四つのグループに分けると、最も多いグループ(1日あたり1グラム前後)は、最も少ないグループ(同0・3グラム前後)に比べ、膵臓がんの発症率が約3割低かった。
DHAはサンマやイワシなどの青魚に多く含まれ、いずれも100グラムあたり1グラムを超える。また、DHAやEPA(エイコサペンタエン酸)などの総量を示す「n―3系多価不飽和脂肪酸」でもほぼ同じ結果を示した。
解析した島津太一・同センター予防研究部室長は「魚を多く摂取する日本人で初めて比較した研究で、予防に寄与する可能性が示された。他の研究でも同じ傾向が見られるか注視していきたい」と話す。(石塚広志)
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DHAというと「青魚」というイメージが強いのですが、マルハニチロによれば、マグロやカツオにも、タイ・ヒラメといった白身魚にも、筋子やカツオ節にも多いんです。ちなみに、100gあたりの含有量のトップ5は、次のようになっています。
1.アンコウ肝 3650 mg
2.(本)マグロ(トロ) 2880 mg
3.ブリ天然 焼き 2284 mg
4.筋子 2170 mg
5.マイワシ丸干し 2121 mg
当該サイト:https://www.maruha-nichiro.co.jp/dha/dha40000.html
ちなみに、サンマ1尾で可食部はだいたい100gです。ゆえに、毎日サンマを1尾食べたり、握り寿司を3貫から5貫ほど食べれば、1g以上のDHAは摂取できます。今日から、積極的に魚を食べることにいたしましょう。
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