ユー・ガット・メールワーナー・ホーム・ビデオこのアイテムの詳細を見る |
INDECは、以前にも書きましたが、毎週土曜日の夕方に定期上映会を実施しています。28畳の通称Gump Theatreに120インチワイドのスクリーンを吊るし、5.1chのサラウンド音響をそろえて、内外の話題の映画を上映するのです。
これからは定期上映会にかける映画の紹介をこの場所でやっていきたいと思います。ぜひ参考にしていただいて、いい映画をいっぱい見てくださいね。
さて、昨年の12月から続けているのが、トム・ハンクス主演映画特集上映会です。先週の土曜日1月29日がその第五弾に当たりました。そこで上演したのが、『ユー・ガット・メール』であります。
トム・ハンクスがメグ・ライアンと3度目の共演を果たした1999年公開のロマンティック・コメディです。見られた方も多いことでしょう。
ハンクスの貫禄が出てきた演技に、年を重ねても可愛いらしさが変わらないライアンの飄々とした風体。見ているだけで、頬の筋肉が緩むのが分かります。
それにニューヨークの風景がすばらしく、おしゃれな書店やパーティーの場面がかの地への憧れを募らせてくれます。
とはいえ、そこは英語塾の上映会ですから、上映する目的がはっきりあります。
この作品のミソは、ハンクスとライアンが行うインターネットでのチャットのやり取りであります。
二人の深い教養が滲み出てくるような、少しスノビッシュな英語がそこでは使われるのです。(何せライアンの愛読書はあの『偏見と高慢』ですから。)
その英語のとぼけたおかしさを肌で感じてもらいたいと思うわけです。
ですから、この映画をDVDでご覧になる方は、1度目は日本語の字幕でご覧になったら、2度目以降は英語の字幕でご覧になっていただきたいと思います。そうするとこの映画の面白さがまた深く広く分かっていただけることでしょう。
ゴウ先生ランキング:B+
十分映画としてお薦めできる作品です。一度お試しあれ。
(なお、この映画のDVDいま品切れのようで、画像が出せません。悪しからず。)
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チャットでの会話はきっとお洒落に話したり、皮肉を口にしたりしているのでしょう。理解できないことが残念でした。
だからこそもう一度チャレンジしたい映画です。