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横市大国際総合科学部2年生、半数以上TOEFL500点を取れず

2006年12月10日 11時14分27秒 | 英語学習法
英語塾を経営している人間としては、にわかに信じられないような数字です。

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2年生半数、留年危機 英語力検定が壁 横市大の学部(朝日新聞) - goo ニュース

2006年12月9日(土)19:34

 横浜市立大学(横浜市金沢区)で、05年春に誕生した国際総合科学部の2年生の半数以上が留年の危機にひんしている。同学部の学生の英語力を就職時の売りにしたい大学が、英語力検定として国際的に使われているTOEFLで500点以上取ることを3年進級の必修単位にしたが、それが大きな壁として立ちはだかってしまった。

 「1年のときは余裕だと思っていたが、後がなくなりいまは必死。すでに進級をあきらめた友人もいる」。500点に達していない2年生の男子学生(19)は、大学の図書館やLL教室で連日英語漬けだ。

 「TOEIC600点以上」「英検準1級」でも進級を認めているが、1期生の2年生約740人のうち、到達した学生はまだ357人

 商、国際文化、理の3学部を統合し、国際総合科学部を新設した大学は「国際社会で通用する人材の育成」を掲げている。「TOEFL500点」は英語教育の充実度を示す象徴として、学外にPRもしてきた。

 予想外の未達成者の数に、大学も頭を悩ませている。このままだと留年者が出るのは避けられないし、点数を緩めれば学部の評判が落ち、志願者減につながりかねない。このため、この夏には2週間で67・5時間もの補習を実施した。

 藤野次雄・国際総合科学部長は「TOEFL500点は専門知識を大学で学ぶうえで出発点でしかなく、基準は緩められない。勉強方法での支援しかできない」と話す。大学が今年度中に実施するTOEFLの検定は、今月16日と2月の2回のみだ。

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 〈キーワード:TOEFLとTOEIC〉 TOEFLは64年に始まり、世界で毎年約80万人が受験する。入学判定などに使う大学は5千以上に上る。インターネット版もあるが、横浜市立大学が使っている団体向けのペーパーテスト、TOEFL―ITPは最高点が677点。79年から始まったTOEICは英語のコミュニケーション能力を評価するテストで、最高点は990点。世界で年間約450万人、国内でも約150万人が受験し、約2600の企業や学校が採用条件や単位認定などに使っている。

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横浜市立大ならば、センター試験を受けて入学しているはず。そのレベルの学生諸君が2年かけてTOEFL500点、TOEIC600点が取れないというのは理解に苦しみます。

TOEFLの基準点が500点と示してあることから判断して、大昔に一般には実施されなくなったPBT(paper-based test)で評価されているということ。となれば、簡単に高得点が取れるグラマーがセクション2に控えているわけえすから、簡単に500点は取れるはずなのです。

しかも、TOEFLと相性が悪くても、TOEICが600点あればよいということになれば、時間のない社会人ならいざ知らず、普通の大学生ならばそんなに苦労せず、少し勉強するだけで、3ヶ月から半年で突破できるのが普通です。

こう言っては失礼ですが、教え方にどこか問題があるのではないでしょうか。

INDECに通ってくればよいのに、と思わず考えてしまったゴウ先生でありました。

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