人生を楽しむコツ/渡部昇一、谷沢永一/PHP研究所/1996
渡部昇一、谷沢永一による対談集形式で書かれた本である。
詳細説明を省いた前提での説明なので、初めて渡部昇一の本を読んだ人には何を言っているのかわかりにくい部分はあるが、時間が経つと自然にわかるという点で、不思議な魔力を持った本である。
私が読んだ中では、「なぜキリスト教を信じる国が世界中を植民地にしたのか」、「文明、民族、国家の盛衰は交通で決まる」、「軍部が独走した原因」、「読書は人を聡明にしない、ただ教養あるものにするだけだ」が特に面白かった。
そして、この本の最後に、さりげなく読書論が展開されている。
人生を楽しむための読書なのであるから人に自慢したり人を従わせる知識を得るための読書は慎むべきだと、つくづく思う次第である。
渡部昇一、谷沢永一による対談集形式で書かれた本である。
詳細説明を省いた前提での説明なので、初めて渡部昇一の本を読んだ人には何を言っているのかわかりにくい部分はあるが、時間が経つと自然にわかるという点で、不思議な魔力を持った本である。
私が読んだ中では、「なぜキリスト教を信じる国が世界中を植民地にしたのか」、「文明、民族、国家の盛衰は交通で決まる」、「軍部が独走した原因」、「読書は人を聡明にしない、ただ教養あるものにするだけだ」が特に面白かった。
そして、この本の最後に、さりげなく読書論が展開されている。
人生を楽しむための読書なのであるから人に自慢したり人を従わせる知識を得るための読書は慎むべきだと、つくづく思う次第である。
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