イギリス紳士のユーモア/小林章夫/講談社/2003
イギリス紳士の生態、あるべき姿、紳士として生きるためのウンチクが書いてある。書評的にはさんざんな本だが、悲観することはない。あくまでユーモアの本なのだ。初刊が講談社現代新書で講談社学術文庫で刊行継続している意味がわかる人には御利益ありそうな一冊である。
タイトルにユーモアとある関係で、分る人には分る、分からない人には一生分 . . . 本文を読む
笑いのこころ ユーモアのセンス/織田正吉/岩波書店/2010
普通に読めばエッセイ集なのだが、笑いを誘うユーモア、ジョークの大家が書いた本なので、高尚な視点から書かれた本となる。この本が何より素晴らしいのは、多様な視点、多様な見方を提起していることだ。
お堅いことで有名な岩波書店からこのような本が出版されることは奇蹟に近い。巻末に参考文献リストが載っている。笑いの世界、その辺の芸人が語る薄っぺ . . . 本文を読む