快楽主義の哲学/澁澤龍彦/文春文庫/1996
一言で言うと格の違う本である。
名著だと言ってよい。
博愛主義、ヒューマニズムが唱える幸福を否定し、個人主義としての快楽を積極的に肯定している。
最終章の見出しには、
「誘惑を恐れない」、「一匹オオカミを辞さない」、「誤解を恐れない」、「精神の貴族たること」、「本能のおもむくままに行動」、「労働を遊ぶ」、「レジャーの幻想に目をくらませられない」
という刺激的な言葉が並んでいる。
一見逆説的に聞こえる論理ではあるが、明快に本質をついている点で、高い次元でのオタクを目指す人にとってバイブルとなりえる本だ。
一言で言うと格の違う本である。
名著だと言ってよい。
博愛主義、ヒューマニズムが唱える幸福を否定し、個人主義としての快楽を積極的に肯定している。
最終章の見出しには、
「誘惑を恐れない」、「一匹オオカミを辞さない」、「誤解を恐れない」、「精神の貴族たること」、「本能のおもむくままに行動」、「労働を遊ぶ」、「レジャーの幻想に目をくらませられない」
という刺激的な言葉が並んでいる。
一見逆説的に聞こえる論理ではあるが、明快に本質をついている点で、高い次元でのオタクを目指す人にとってバイブルとなりえる本だ。
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