若い頃、「時事英語研究」付録のカセットテープを活用、英語のリスニング能力向上を目指したことがある。カセットテープ付きの「時事英語研究」数冊購入し、ウオークマンなどで100回は聞いた。お蔭で、目先の仕事は事なきを得た。
カセットテープは、当時のラジオ放送の冒頭放送の録音分、日本語テキスト付だった。20分くらいだったと思う。
以下の動画、日本語字幕がついている。教材として使える。実に有難い。
民 . . . 本文を読む
小学校時代、本を読むこと、読書感想文を書くことを教師から求められた。批評的視点が何であるか理解することなく、ただ読書が必要な思考訓練であるとする視点から、読書と読書感想文が強制された。
ここで、なぜ、強制と書くのか。当時は優良図書だと思っていたものが、ことごとくプロパガンダ系の本であることを後になって知ったからだ。
たとえば、小学校高学年の女子生徒が好んだ、「アンネの日記」。当時から、偽書だと . . . 本文を読む
私は、最近、世の中に出回っている新刊書の大半が、読む価値がない本か悪書であると思うようになった。読む価値がないと判断する本とは、二番煎じの本、中途半端な入門書の類、それもゴーストライターが執筆したのではないかと推定される本のことである。悪書とは、事実誤認の本、事実と推論と意見の混同が見られる本、都合良い論理だけで書かれた本、政治的洗脳や情報操作を意図した本のことである。
問題は、本を手にとって、 . . . 本文を読む
インテリアやファッション系の雑誌を読むときには、写真などの画像をぼんやり眺めながら頁をめくり、気になる箇所に出逢うまでは、決して、説明文を読まないことにしている。
感動、発見、驚きを覚えた頁に出会って、初めてその頁だけ精読、その雑誌を読み終えるのである。
この方法であれば、たいていの雑誌は10分程度で読み終えることになる。
世の中は情報で溢れている。情報洪水状態にある。若いころならいざ知らず . . . 本文を読む
話す前から何を話すつもりなのか予測されてしまうタイプの人がいる。冗談一つ言わず、非常にまじめで、礼儀正しいく、物事を固定的に考えてしまう方に多い。そういう人は、話をしていて面白くないため、つまらない人として扱われやすい。
本についても同じことが言える。新書に関する私の経験だが、書店にて、表紙と著者を見ただけで、この程度の本だろうと予測がつく本が最低1割はある。目次を見て、やっぱりこの程度かと思う . . . 本文を読む
50歳を越えると、視力が著しく低下する。若い頃、読めた本でも老眼鏡をかけない限り読めなくなる。おまけに、読書による疲労は、20代の頃の数倍くらいとなる。
若い人には、信じられない話かもしれないが、50代以降の人が、直面している現実なのだ。
従って、本を読むことが次第に億劫になる。
でも何か読みたい。読んでおきたいとした場合、どんな本がその対象になるかと言えば、
読んで気持ちが明るくなり楽し . . . 本文を読む
書店に行けば、勉強法の本が平積みされている。
勉強法に悩む人、自己啓発に燃える人が買っているのであろうが、残念ながらその多くは良書とは思えない。
俗に、悪貨は良貨を駆逐すると言われるが、本の世界もそうなのかもしれない。
そこで、自分なりにやっている方法であるが、良書と悪書の見分け方のポイントがいくつかある。・読み手が独学者であることを意識して書かれている・実践的なノウハウが書いてある・本の内 . . . 本文を読む
「ぼんくら」という言葉の語源の解説が面白い。
http://gogen-allguide.com/ho/bonkura.html
ぼんくらは、盆の上での勝負に対する目利きが暗いことから、勝負によく負ける人を賭博用語で「盆暗」と呼んだことが語源とされる。 別説では、お盆の暑い頃に蔵の土を塗ると乾きが均等にならないため、お盆に造られた蔵を「盆蔵(ぼんくら)」と言いったことによるとする説もある。
. . . 本文を読む
最近、特定のジャンルのブログを毎日のように読む機会が増えた。ランキング上位のを選んでいるのであるが、共通していることがある。
まとめサイトの人気テーマと似たり寄ったりなのである。ランキング上位を維持するには、そういう作法に従うべきなのかもしれないが折角、表現の自由が保障されているのであるからテーマくらい、創造性あるものを設定いただきたいと思うのである。
ちなみに、最近、注目しているブログを紹介 . . . 本文を読む
回顧録とは有名人の隠居後の嗜みとされているようだが、私は有名人に限定する必要はないと思い、こうしてブログを書いている。
次に、書くメリットには、自分の思考を整理するほかに、書くことで記憶が長く維持されることがあげられる。ただ、すべて書き留める必要はないと思っている。私は、記念になったこと、良き思い出、忘れてはいけないと感じていることについて書き残すようにしている。
もちろん、思い出したくないこ . . . 本文を読む