忍之閻魔帳

ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)。
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PSP買うならついでにもう1本「LUMINES(ルミネス)」

2004年12月09日 | 作品紹介(ゲーム)
■PSP:「LUMINES(ルミネス)」

いよいよ12日に発売になるPSPだが、今回は同時発売タイトルの中から
「LUMINES(ルミネス)」というソフトを紹介してみたい。
セガから発売された「スペースチャンネル5」や「Rez」を手掛けた
水口哲也氏がプロデュースしたアクションパズルだ。
DSでも「METEOS(メテオス)」というタイトルがリリース予定にあがっているが、
こちらも水口氏がプロデュースしたアクションパズル。
(ゲームデザインは「カービィ」「スマブラ」などを手掛けた桜井政博氏)

「ルミネス」の基本は「四角形を作ること」だ。
2色のブロックが入り混じった正方形のブロックが上から降ってくるので、
それをうまく回転させながら同色のみで正方形を作る。
携帯の方は見辛いかも知れないが、


|  ■□ ↓
|  □□

|      ■■
|  □□■□■□
|■□■■□■■□  
|_________

例えばこのような状態でブロックが積み上がっている場合は、
降ってきているブロックはそのまま垂直に落とせば良い。
そうすれば、□のブロックが4つ揃って大きな四角形が形成される。

画面左端から右端へ向かって、潜水艦や宇宙船のレーダーのような1本のラインが
エンドレスに画面を移動しているのだが、完成した四角形上をラインが通過すると
そのブロックはまとめて破壊される。

以上が基本だ。
書いていて自分でも意味不明な説明だと思う。申し訳ない。
で、ボキャブラリーに乏しい私としてはここで類似タイトルを挙げてしまうわけだが、
ゲームジジィ向けに説明すると「コズモギャング・ザ・パズル」(ナムコ・SFC)と
「宇宙生物フロポン君!」(ワープ・3DO)を合体させた感じ、と言うのが一番近いと思う。
複数の正方形を繋げて連爆させることも出来るが、
アクションパズルとしてはとても正統派というか、目新しさはあまりない。
特に簡単なわけでも難しいわけでもなく、漫然と遊び続けるという感じだ。

PSPである必然性はないようにも思えるが、
PSPのマシンパワーを活かした演出でスタイリッシュな雰囲気を醸し出している。
bird、UA、中島美嘉などのプロデュースで知られる
MONDO GROSSOの大沢伸一氏が音楽を手掛けていることもあり、
確かに音楽面では従来のパズルゲームのイメージを覆すカッコ良さになっている。
この辺が水口氏のこだわりなのだろう。

かなり地味なタイトルなので
どの程度入荷されるかは分からないが、
ハードを買ってまでではないが、PSPを買う予定がある人で、
「もう1本ぐらい何かないかな」とお探しの方にはお勧めだ。

ちなみに、タイトルが似ているのは偶然ではなく故意だと思うのだが、
システムも雰囲気も違う2本に似たようなタイトルを付けても、
満たされるのは作り手の自己顕示欲のみであって、ユーザーは混乱するだけという気がする。
実際、バンダイの営業に「『メテオス』との違いは?」と聞いたところ、
「タッチペンを使うか使わないかぐらいで基本的には一緒です」というトンデモ回答が返ってきた。
メーカーの認識がその程度では、ユーザーに伝わるはずもなかろう。

*なお、開発途中のROMを使ってのプレイであること。
 数分のプレイによる第一印象であることを断っておく。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
  タイトル:LUMINES(ルミネス)
    機種:PSP
  メーカー:バンダイ 
   発売日:2004年12月12日
    価格:3990円(税込み)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
コメント (15)
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