忍之閻魔帳

ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)。
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任天堂は宇多田ヒカルとの契約を終了してはどうか

2005年05月07日 | 業界四方山話
本当は「今週のまとめ」に入れるつもりだったのだが
混ぜ込むには少し長文のため
こちらでも単独記事として掲載することにした。

宇多田ヒカルからのメッセージより。

私は彼女が日本で売れ始めた頃から
粗雑な話し方や目上の人間に対する
ぞんざいな態度が気になって仕方がなかったのだが、
まぁそんなことは本業(歌)とは関係のないこととして
CDも何枚かは所有する程度に彼女の紡ぐ楽曲のファンでもあった。

が、

今回ばかりは軽率にも程があると思う。
コメントを求めたMTVのスタッフはただの無知としても、
安請け合いをしてカメラに向かってコメントを放つ
宇多田の非常識は
「ごめんなさい、、、ひー!」で許される次元の話ではない。
アメリカナイズという名の彼女の数々の無作法は
「まぁ日本で育ってないから」
「でも売れてるから」という2点の理由で
見て見ぬ振りをされてきたのだと思うが、今回はCM契約である。
DSの広告塔として相当な金が動いているはずなのだ。

その昔、焼き肉のタレのCMに出ていた女優が
菜食主義者であることをバラエティ番組で告白した途端に
CMを降ろされたということがあった。
「タレ自体は美味しいから焼き野菜に付けて食べてますけどね」
というフォローを入れたにも関わらず、である。
これは極端な例だと思うが、
広告業界における企業とタレントの関係は
だいたいこういう形であろうと思われる。
商品(企業)のイメージを背負うというのは
簡単なことではないのだ。

これが「以前契約していた」というだけで
現在は契約が切れているならどうでもいい話なのだが、
宇多田の出演している「nintendogs」のCMは
まさに今、大量オンエア中である。
今回の宇多田のとった行動は、
コカ・コーラの新商品の発表会に
ペプシマンが花束を持って現れたようなものだ。

契約時からは想像もつかないほどに
太った現在の体型だけでも充分契約違反モノだが、
挙げ句の果てに競合他社商品の発表会に登場では
任天堂も正直やってられまいな。

猿回しの猿にすら成り切れないなら
いっそ野(国外)に放て、人里(国内)に近づけるな。

*念のために断っておくが、
 宇多田が元々ソニー陣営のCMに出ていたとしても
 私の感想は同じだ。
コメント (86)
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