夏目漱石を読むという虚栄 第三部
第7章 目次
7000 「自由と独立と己れ」の交錯する「現代」
7100 北極あるいは肛門
7110 「やかん」
7111 ドレーフュス事件
7112 小説家を気取る知識人
7113 判断停止
7120 「思想家」の駄々
7121 エビデンス
7122 自由のはき違え
7123 託つ癖
7130 知識人用語
7131 ごますり野郎
7132 「厭世(えんせい)に近い覚悟」
7133 問答無用
7140 「教育勅語」
7141 「夫婦相和し」
7142 「旧道徳」
7143 欧化主義
7150 二種の思想
7151 知識人とイデオローグ
7152 「思想家」
7153 口舌の徒
7210 国民的作家
7211 『いやいやながらの“参加”』
7212 国民文学
7213 伝統と創造
7220 〈わかったつっもり〉と〈わかるふり〉
7221 三代目
7222 誤解と虚偽
7223 ハンプティー・ダンプティ
7230 支離滅裂の江藤淳
7231 悪文家
7232 「定言命令風」
7233 定言命法
7240 知識人汚染
7241 曲学阿世の徒
7242 エッグヘッド
7243 『死刑台のメロディー』
7250 独り笑い
7251 『ピーナッツ』
7252 『リア王』
7253 「神経衰弱と狂気」
7300 教育は洗脳
7310 『ルポ 誰が国語力を殺すのか』
7311 「身一つ世人行くに無意味違約なく」
7312 教育は脅迫
7313 ミッキー・マウスか?
7320 「インチキおじさん」
7321 「そんなの常識」
7322 正体不明の「スタイル」
7323 作り声
7330 知識人のマナー
7331 催眠術
7332 危険な声
7333 中村真一郎
7340 『トカトントン』
7341 「一億総懺悔」
7342 「朕は国家なり」
7343 軍楽と爆音
7350 「瘤取り」
7351 「隣りの爺」
7352 「傑作意識」
7353 「阿波踊り」
7400 不通が普通
7410 『岩宿の発見』と『センス・オブ・ワンダー』
7411 暗い知識人
7413 印象の正当化
7420 「私の理論(ロジック)」
7421 『知識人とは何か』
7422 「父があれほど賞(ほ)め抜いていた叔父ですら」
7423 「田舎紳士」
7430 「一口」
7431 「下卑た利害心」
7432 「馬鹿気た意地」
7433 「迷信の塊」と「運命」
7440 「いざという間際(まぎわ)」
7441 「急に悪人に変わるんだから」
7442 「急に」と「俄然(がぜん)として」
7443 「すぐに」と「急に」
7450 母の死
7451 公然の秘密
7452 「この子をどうぞ何分」
7453 「だから……然し」
7500 「ただ漠然と」
7510 「卑怯(ひきょう)」と「狡猾(こうかつ)」
7511 意味不明の「卑怯(ひきょう)」
7512 『虚栄の市』
7513 内言
7520 「この不可思議な私というもの」
7521 意味不明の「卑怯(ひきょう)」
7522 虚栄の文体
7523 『わたしは真悟』
7530 名言と妄言
7531 自己模倣
7532 『チ。』
7533 「向上心」の意味
7540 「倫理上の考」
7541 性善説あるいは性悪説
7542 「倫理的に生れた男」と「倫理的に育てられた男」
7543 「倫理上の感じ」
7550 『羅生門』
7551 罪悪感の消し方
7552 『貧困の哲学』
7553 鬼切の剣
(以上)