ヒルネボウ

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漫画の思い出 花輪和一(3) 『繭』『神に誓う子』

2023-08-19 21:43:42 | 評論

   漫画の思い出

    花輪和一(3)

                                                                            『繭』

花輪の絵も話も、決して好きではない。

ただ、不可避という感じがしていたのだ。

「ぼくは着物をぬいで裸になり あの忌わしい白い玉に変身しなければならないのです。

おばあさんの呪いのために」

『神に誓う子』 

私も神仏などに誓うことがあったか。

「あのなあ… 母ちゃんこれからチョット用事があるので 出かけてくるよ たぶん帰宅は夜になる予定 おとなしくしている事、以上」と告げる「母ちゃん」の顔が不気味。普通なのに、不気味。普通だからか? 

(3の終)


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