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ユニークな本~聖書

2020年09月05日 | 日記

ユニークな本

「聖書は史上最高の頒布数を誇る本である」。―ワールドブック百科事典(英語)。

 

今から550年以上前,ドイツの発明家ヨハネス・グーテンベルクは活版印刷を始めました。その印刷機から生み出された最初の大作は聖書でした。 
それ以来,ありとあらゆる種類の無数の本が印刷されてきましたが,聖書は他をはるかにしのぐ,全く別格の存在です。

聖書(全巻あるいは一部)はこれまでに推定47億冊以上印刷されています。頒布数第2位の「毛沢東語録」の5倍以上です。

最近の1年間だけで,聖書の全体または一部が5,000万冊以上も頒布されました。「聖書は毎年,年間ベストセラーとなっている」と,ニューヨーカー誌(英語)は報じています。

聖書の全巻あるいは一部は,2,400以上の言語に翻訳されてきました。聖書の入手可能な言語をすべて合わせると,世界人口の90%以上をカバーできます。

聖書の筆者たちの約半数は,中国の有名な賢人である孔子や仏教の始祖であるガウタマ・シッダールタが生まれる前に,筆記を終えました。

聖書の影響を色濃く受けた芸術作品は数多く,その中には絵画,音楽,文学の世界的な傑作も含まれます。

聖書は,政治当局による禁令,宗教上の反対者による焚書,批評家からの攻撃といった試練に耐えてきました。それほどの反対を受け,しかも生き残った本は,歴史上ほかにありません。

こうした事実は際立った特徴であると言えるのではないでしょうか。

もちろん,感銘を与えるデータや数字があるからといって,それだけで聖書が信頼に値するというわけではありません。

では次に,多くの人が聖書は信頼に値すると得心した五つの理由を調べてみましょう。