コロナ疲れ どうしたらいい? ~JW.ORG~
コロナの影響が長引いていて疲れを感じていますか。そう感じている人はたくさんいます。コロナ禍で世界中の人たちの生活スタイルが大きく変わりました。
世界保健機関のハンス・クルーゲ欧州地域事務局長はこう述べています。
「人々はコロナの感染拡大を抑えるために多大の犠牲を払っている。……そうした状況では疲れを感じ,無気力になるのも無理はない」。
コロナ疲れになっていてもがっかりしないでください。こういう大変な時期にも聖書の言葉は役立ちます。きっとあなたにも良いヒントが見つかるはずです。
コロナ疲れとは
コロナ疲れとは病気のことではありません。コロナ感染が長引いて先行きが見えないために陥りやすい状態を指しています。
人によってその表れ方は違いますが,以下のような特徴が見られます。
★ やる気が出ない
★ 食事や睡眠の習慣が変わる
★ いらいらしやすい
★ 以前はできていたことがおっくうになる
★ 集中力が落ちる
★ 悲観的になる
コロナ疲れ 放っておくと危険なのはなぜか
コロナ疲れをそのままにしておくと,自分にも他の人にも危険が及びます。感染症対策を守ろうという意欲がなくなっていくかもしれません。
感染が広がって大勢の人が亡くなっているのに,警戒心が薄れることもあります。規制の多い生活が嫌になり,制限を無視して自分や他の人を危険にさらす行動を取るかもしれません。
聖書には「苦難の時に落胆するなら,力が失われる」とあります。
(格言・箴言 24:10)
このストレスの多い時期に,多くの人がそのことを経験してきました。聖書にはパンデミックなど気が重くなるような状況に対処するのに役立つ言葉があります。
聖書の知恵はコロナ疲れ対策に役立つ
人との距離は保っても心の距離は置かない。
聖書の言葉 「真の友はどんな時にも愛しつづけるものであり,苦難のときのために生まれた兄弟である」。
(格言・箴言 17:17)
ポイント
良い友達と一緒にいると元気が出ます。
「それで,すでにしている通り,これからも励まし合い,力づけ合ってください」。
(テサロニケ第一 5:11)
逆に独りでいる時間が長引くと,健康に良くありません。
「自分を孤立させる人は自分の欲求ばかり満たそうとし,あらゆる役立つ知恵を退ける」。
(格言・箴言 18:1)
私はこんなふうにしています
「友達とビデオ通話で話す約束をしています。一対一で話すこともあれば,みんなで集まってゲームをしたり,近況を伝え合ったりすることもあります。
直接会って話す時と同じようにはいきませんが,みんなに会えるとうれしいです。コロナで生活が大変になったので,友達と連絡を取り合って今の気持ちを共有するのは大切だと思います。
そうするのが簡単じゃないこともありますが,みんなで支え合うことが必要です」。
メガン,カナダ
「親戚や友達と会えなくて寂しく感じますが,気遣っていることを伝えるようにしています。家族みんなでメッセージカードやちょっとしたプレゼントを友達に贈っています。
元気が出る聖書の言葉もそこに書いています。気に掛けていることを知ってもらえたらと思っています。ほかの人のためになることをすると,とても爽やかな気持ちになります。不安や心配で頭がいっぱいにならずに済むんです」。
エマと夫のネイサン,子供のイーライとホープ,アメリカ