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 弁護士 美 和 勇 夫

ゴーンの妻は 出国先の日本へ 本気で帰るきがあるか? 証拠隠滅に対するポーズだけではないか

2019-04-08 18:33:23 | Weblog

36計、逃げるにしかずfont>中国古代の36番目の戦略、兵法)

">①元日産自動車会長のカルロス・ゴーン容疑者は、再び身柄を拘束された。

ゴーン容疑者の妻・キャロル氏は、特捜部からの聴取の要請に応じず、日本を出国した

 が、滞在先のフランスでラジオ局のインタビューで、再び日本に戻ることもあり得ると話

 した。




②特捜部からの出頭要請は、あくまで 任意捜査だから、弁護人としては 応じなくて

 も良いとアドバイスする。 
よって、そこで出頭を拒否した。

  ところが 検察要請で 裁判所がキャロルは『証人として必要』ということで、

  【召喚状】がだされると・・・これは拒否できない。

    (懲役1年以下等の刑罰がある)


③ 下手なことしゃべれば、キャロル氏も共犯として逮捕されかねない


④ 「フランスへ逃亡したら良いかどうか」は、重要だから、当然 弁護人に相

   談しただろう。

         とても本人一存で判断できることではない



⑤  しかし、ここで、重要参考人の妻を逃がしたということであれば、弁護人としても

    【証拠隠滅罪】の 容疑がかかる。

     (これが山口組の事件なら当然検察はやりかねない)


⑥ そこで キャロル氏は、フランスのラジオを介して、「日本に帰る用意があると

  いうポーズ」を示したわけである。


⑦ なか なか 芸が細かいですねえ
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