政治家には、ぜひ一度お読みいただきたい「蒼穹の昴（そうきゅうのすばる）」心血を注ぐ政治家の情熱

　　　～四季の花～
　　　　　　　　

（本文及び写真の無断使用・転用禁止）

こんにちは、止々呂美（とどろみ）日記です。

午前5時、外に出れば細かい雪　寒いはずだ。
今日は啓蟄、冬眠中の虫たちもモゾモゾし始める頃なのに真冬に逆戻り。

みなさまはいかがお過ごしですか。

つい先日、とある会の総会の通知文を配りに小さな村をブラブラ歩いていたら、蝋梅が…


その蝋梅（ろうばい）を見ていたら、花言葉は「先見」らしいが
先見どころか、狼狽（ろうばい）したとしか思えないようなことが…

先の東京都知事選挙に細川護煕氏が立候補したことには驚いた。
すでに政界を引退し、おん年７５歳、日々の生活は陶芸。
落選し、週刊誌の見出しは「殿　御乱心」

私は、誰に持ち上げられたのか知らないが、立候補をするという決断をした時点で
この人の決断力は危うく、現実を見る目は失われていると思っていた。

経験豊富なお年寄りは、判断を誤らないと言いますが、
失礼ながら老いたる馬が道を忘れたが如し。

ましてや「蒼穹の昴（そうきゅうのすばる）」の主人公のような
「国のあり方」や「国の行く末」、「清国4億人の民の安定」を思い、心血を注いでいくような情熱など、
とうに失せている。

東国原英夫氏も、政治家としての理念が感じられないし…。

海外では…
ウクライナの元大統領　ヤヌコビッチ氏の邸宅
テレビのニュースで流れた４２億円のシャンデリア

東京ドーム３０個分の庭には、ダチョウや鹿や熊が飼われ…
豪華ヨットや高級車がズラリ…

親ロシア派で、あのプーチン大統領と仲良く握手をしている映像も度々流された。
権力に固執するプーチンさんなら、その蓄財はいかほどに…

勘繰りたくなりますよね…。
あの精神科女医ならつぶやくだろうな~
「蓄財、ヤヌコビッチさんの比じゃないわ…」

併せて流されていた映像、フイリピンの元大統領　マルコス氏の何チャラという夫人の靴
どこかの高級靴売り場の用に保管され…。

権力を握れば、人も金も集まってくる。
権力は、武器と同じ、
ナイフやピストルも持っていれば使いたくなるのが、
程度の差こそあれ人のサガ。

金と権力と名誉欲は、人の判断を誤らせるなあ~

「蒼穹の昴（そうきゅうのすばる）」の中の一節
一方、富と権力の快楽の中にいる「春児」は、とある日、
かつて宦官をたばねた総官から「男を捨ててまでも手に入れて悔いのない宝などこの世にあろうものか、
金品など煙のように消えて行く。妹とは絶対に縁を切るな。」……と。

その言葉を聞いて、「春児」は、改めて富と豊かさとは何であるのかをつくづく思い知らされた。

本当に手に入れたかったものとは何か、
それは妹の笑顔、当たり前の自然のことが手に入れたかったものだと気づくのである。
富も名誉も、それは妹の笑顔に必要なものの一つかもしれないが、
富や名誉そのものが必要なのではない。

人間の幸福感は、決して金品で購えない。
人が「生きる」ということは、誰かを愛し、誰かのために尽くしているという「証（あかし）」である。
それが満たされてこそ、国政が論じられる。

政治家には、ぜひ一度お読みいただきたい、「蒼穹の昴（そうきゅうのすばる）」
「この国のあり方」や「この国の行く末」、「この国の１億二千余人の民の安定」を思い、
心血を注いでいく情熱とリーダーシップ。

（偉そうに、お前は何様だと思われた方、ご容赦を。返す言葉は一つもありませんので）
それではまた。

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