自己満足的電脳空間

完全自己満足主義。テーマはない。自分の趣味・関心事を偏った嗜好と思考でダラダラと書き綴る自分のための忘備録。

ヤンキース+背ネームの違和感…

2017-08-29 00:05:00 | ユニフォーム・球場考察
大リーグ機構と選手会は、8月25日(日本時間26日)から27日(同28日)までの期間中に「プレイヤーズ・ウィークエンド」を開催した。

MLBの選手たちは通常の苗字ではなく、ニックネームや愛称を記し、少年野球を意識したカラフルなユニホームを着用して試合に出場。スパイク、バッティンググローブ、バットなども選手たち好みで、いつもとは異なる色合いに溢れた用具を使用することが可能となった。



ファンにより近い距離で試合を楽しんでもらうのも目的の一つだが、それ以上にマンフレッドコミッショナーが就任時から掲げている次世代への野球普及も根底に置いた企画らしいので、企画そのものに関しては賛同する。しかし…これまでチーム史上ユニホームの背中に名前を記載しない伝統を誇っていたニューヨーク・ヤンキースも賛同していることは驚きある。

企画ユニフォームとはいえ選手名(ニックネーム)が記載されてしまったニューヨーク・ヤンキースのユニフォーム

#19 田中将大

これには賛否両論あると思う。全球団が同じ方向を向いて、これからの野球についての取り組みに参加していると評価すると思う人もいるだろうが、私は非常に失望した。

私はニューヨーク・ヤンキースが好きではないが、非常に深い敬意を払っている。球団創立以来、流行に左右されず頑なにユニフォームのあるべき姿を唯一守っている球団こそがニューヨーク・ヤンキースだからである。(背ネーム、胸番号、カラーのオルタネイトユニフォーム、プルオーバー、ベルトレスパンツ等々、一切不採用)

背ネーム、プルオーバー、カラーユニフォーム…いままでヤンキースが伝統的なユニフォームデザインを保持するために排除していたものがイベントとはいえ採用されてしまったことは悲劇としかいいようがない…

左から#22 ジャコビー・エルズベリー、#31 アーロン・ヒックス 、#99 アーロン・ジャッジ

※当イベント詳細はこちら
※他の企画ユニフォームに関してはこちらを参照

※他にもユニフォームのこと、ゴチャゴチャ言ってます(笑)