自己満足的電脳空間

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メキシコ初の女性審判が国際戦デビュー

2019-03-29 00:05:00 | スポーツ観戦記
去る3月9、10日に大阪ドームにて開催された野球日本代表対メキシコ代表戦にて国際試合では初となる女性審判が誕生した。

その審判はメキシコのルス・ゴルドアさん。

NPBには一人もいない女性審判員。世界野球ソフト連盟(WBSC)によるとメキシカンリーグ初で、野球トッププロリーグの審判を女性が務めるのも初めて。本人によると代表戦で審判を務めるのも初めてだという。

自身のスポーツ経験はソフトボールを20年間。ポジションは捕手だった。ソフトボールやサッカーの審判を務めるうちに、「試合全体を見ることができる」と、仕事に興味を持ち、地元の野球アカデミーから始まり、MLB傘下2Aなどのマイナーリーグで経験を積み、昨年メキシカンリーグでデビューした。

第1戦で三塁、第2戦は二塁の塁審を担当。


「女性審判員としてではなくメキシコ人として、代表と一緒に働けることは、誇りに思います」。来年の東京五輪でも判定に携わることが、今の夢だという。

今回も召集されたメキシコ代表にはNPBに在籍していたルイス・クルーズ(元千葉ロッテ、巨人、東北楽天)や北海道日本ハム、阪神で活躍したルイス・メンドーサ、かつて広島に在籍したザカルト・フィリップス(※広島時代の登録名は「ザック・フィリップス」)にラミロ・ペーニャ、そして今年からオリックスに加入したジョーイ・メネセスと馴染みある顔触れが揃い、来年の東京オリンピックでも再びその勇姿を見てみたいものだが、ルス・ゴルドアさんも審判として再び日本の球場に来てくれることを期待している。