広島に来てすぐの頃には
とんこつ醤油ラーメンもお好み焼も旨いとは思いませんでした。
ガキの頃から甘みの強い独特のラーメンと関西風のお好み焼で育ってきたので口に合わなかったのですね。
おまけに広島は飲食店の物価が高い。感覚的には松山の3割増です。
永く広島に居付いたせいでしょうか、最近は広島の老舗のスタンダードなラーメンも大好きですし、
お好み焼も鉄板でコテを使って食べるほうが旨く感じます。
今日は休みだったので、お好み焼きが食いたくなって、とある有名店に行ってみました。
昼の営業は15時までだと聞いていたので14時半頃行ってみるとすでに準備中の札がかかっていました。
そりゃそうですよね、閉店30分前に行っても注文して出てくるまでには20分くらい懸かるでしょうから。
仕方なく、もう一軒の人気店に行ってみました。着いたのは閉店10分前。
店長らしき人に「まだいいですか?」とたずねると
気持ちよい声で「どうぞ。」
そばWの葱かけを注文して待っていると、若い店員さんが鉄板で4枚まとめて焼いていました。
どうやら店員さんのまかないも一緒に焼いているようです。
ほどなくして出来上がったお好み焼に卓上にある激辛ソースとガーリックパウダーとマヨネーズをかけていただきました。
生めん使用で、麺はカリカリ、キャベツはふんわりでとても美味しかったです。店員さんもとても感じのいい人でした。
食べ終わった頃、試合終わりの少年野球チームの子供たちが店の表に並んで店主さんに挨拶していました。
店主さんは少年たちをお店に招きいれていましたので、美味しいお好み焼を振舞ってあげたのでしょう。
美味しいお好み焼を食べた後だけにとてもいい気分になりました。
いい店なのでまた訪れたいと思いました。