IMCO Stream Line
1907年にオーストリアで創業したIMCO社は、政府からの依頼で1912年よりライターの製造を開始している。
ZIPPOより20年以上老舗で当時オイルライターのフリント(石)とウィック(芯)は、
IMCO社の物が世界標準規格で現在は推奨されていないがZIPPOとの互換性もある。
ワンタッチアクションで着火し、風防もついているのでアウトドアでの使用も可能。
ボディーは薄いステンレスをプレスして造られており
かなり軽量。
アルミ製のオイルタンクは本体から引き抜いて補充する。
第一次世界大戦中のオーストリア軍では、ろうそく代わりや焚き火の焚きつけ、
パイプの火入れ、簡易的な通信手段にも使用されていた。
(こんな使用法も可能。)
とてもシンプルなつくりで値段も安価、
軽量なのでチャチな感じがするので嫌う人も居るが、
ZIPPOやDUPONTなどとは対極にあり
この巧妙な設計に惚れ込んでいるファンも多い。