卒業試験を受験

１０時から東京会場（世田谷区三軒茶屋・世田谷学園高校）にて卒業試験を受験してきました。試験時間は９０分。卒業試験に臨んだ人は３人（男性2人と女性１人）でした。卒業試験受験者のほかに、科目修了試験の受験者は概ね４０人ほど。教員免許更新試験に４人の受験者がいたと思います。

さて、卒業試験ですが、問題は自作ですので回答がしやすいといえます。しかし、ここ最近仕事で多忙であったため試験問題の構想を十分に練ることができず、昨日になってやっと大まかな下書きを作成したところでした。さすがに用意不十分で、自作で容易とはいえ、大丈夫かなと気にかけてしまうところもあります。大まかな下書きの８割は書けたと思うので、不合格になることはないと思いますが、結果が届いて始めて合否がわかること。しばらく待ちます。

私の作成した卒業試験問題は「私から見た我が家のライフサイクルにおける心理的事象の一考察」と題して回答しました。回答は１４２２字以内。ライフサイクルは３つに分けて次のような構成にしました。
①結婚期における私の心理的変化を社会心理学から考える。
②長男の誕生による家族システムの変化を家族心理学から考える。
③小学１年から現在まで行っている水泳に取り組む息子の変化を教育心理学から考える。

やはり私のことや家族に関わる心理のことを主題にして考えるのが一番解答しやすいと思いました。３分割したことで、概ね１タイトルに要する字数は５００字弱。要点をもれなく書けば、あっという間に字数を満たすことができます。

昨日、改めて３教科の教科書の一部分を読み返してみました。「あ、そうか」なんて忘れていた記憶がよみがえったりします。やらなければ忘れるし新たな発見もないし、やはり学習は一生涯続けていきたいと言う気持ちがあります。新たな発見は、それが心理学かもしれないし、福祉・健康・人間学かもしれない。美味しいものを食べた後の満腹感と喜びとに似た、知識を得たときの感動を今後も持ち続けていきたいと思います。今日の卒業試験を受けて卒業が確定したわけではありませんが順調にいけば９月に卒業です。

まもなく迎えるであろうその時、東北福祉大学を卒業した後も、終着駅不要の新たなレールを敷き続けていくつもりです。