◆日 時 8月 7日(水) 10:00~12:00
◆場 所 上柴公民館ITルーム
◆受講者 10名(男性7名、女性3名)
◆内 容 条件付き集計(SUMIF(S)、AVERAGEIF(S)関数)
今回は、「条件(複数)付きの合計・平均を求める関数」の
SUMIF(S)、AVERAGEIF(S)に関して学びました。
1.関数名と引数の関係
1)条件付き合計
=SUMIF(範囲、検索条件、合計範囲)
※検索条件:数値、文字列、数式、セル範囲等を指定
2)条件付き平均
=AVERAGEIF(範囲、検索条件、平均範囲)
3)複数条件での合計
=SUMIFS(合計範囲、範囲1と検索条件1、範囲2と検索条件2、・・・)
4)複数条件での平均
=AVERAGEIFS(平均範囲、範囲1と検索条件1、範囲2と検索条件2、・・)
(Point)①合計・平均範囲の指定場所:条件が1つ⇒最後、複数条件⇒最初
②範囲と検索条件はペア
③複数の検索条件はANDで結ばれる
2.相対参照・絶対参照・複合参照の使い分け・・本日の最難関!
まず、各々の意味・・
相対参照:参照先が数式に連動して変化する参照方法
絶対参照:参照するセル番地が常に固定される参照方法
複合参照:相対参照と絶対参照の特徴を組み合わせた参照方法
(数式をコピーすると、常に列(または行)を固定しながら参照し、
行(または列)はコピー先のセル位置に応じて自動的に変化する)
「条件1」が複合参照です
3.練習問題(購買部)・・数多く熟した中から1品選出・・解答は省略
下記の処理条件に従って、売上集計表と種別売上集計表を作成しなさい。
1)「合計金額」は、「販売単価 x 売上個数」で求める。
2)「売上高」は、「合計金額 - 仕入原価 x 廃棄数」で求める。
3)「総売上高」は、売上高の合計を求める。
4)19行目の「売上個数」は、種別ごとの売上個数の合計を求める。
5)20行目の「売上高合計」は、種別ごとの売上高の合計を求める。
6)21行目の「備考」は、20行目の売上高が最も多いものに「〇」、2番目に多いものに「△」を表示する。
(G21:H21に売上高合計の1・2番目に大きい値(LARGE関数)を表示しておく)
4.その他
暑い中にもかかわらず、10名の方が集まりました。
4~5名の方から時々手が挙がりましたが、やはり難解な所は複合参照かと・・
でも、はじめて手にした資料を基に、講師のスピードについていく姿勢には感心しました。
講師並びに参加者の皆様、大変お疲れ様でした。(I.H)