人生いろいろブログ

ありのままの日常を綴っています

鶴の恩返し

2008年07月15日 | Weblog
3つの仕事と家事とで、くたくたの毎日でした。でも、休みたいとは思いませんでした。私が休むということは収入がないということだからです。

お客様を元気にさせて、私の体力が消耗していく時、『鶴の恩返し』の話が頭を駆け巡りました。

添乗員の仕事は、常に笑顔です。どんなに疲れていても笑顔でいるしかありません。どんなに嫌な事があっても決して顔に出してはいけません。

当時よく人から「いつも元気だよね~ いつも明るいよね~」って言われていました。

自分のベットに入ると死んだように眠りについていました。

でも、働ける所があるって、有り難かった・・・

そんな時・・・不幸な話その2は明日です。

不幸な話 その1(薄情)

2008年07月15日 | Weblog
4年前、ほとんどお金も持たずに家出をしてしまった私は、添乗員の仕事と足圧マッサージのサロン(パート)と、夜は友人からの紹介で某保険会社に足圧マッサージで週1回入らせてもらっていて、なんとか生活が出来るようになっていた頃、「稼がしてあげてるから」と保険に入るように強引に迫られ、仕方なく入ることになってしまいました。

それから数ヵ月後に、その会社には別のマッサージ師が来るようになり、私は行けなくなってしまったのです。保険は途中で解約した為8万円位損してしまったことになりました。

1ヶ月、5,6万円の収入がなくなってしまった事は、私にとっては、とても大きな打撃でした。

私の忍耐力の無さから家出をしてしまった為、両親には一銭たりとも迷惑をかけたくなかったのです。

食べていくためには、新しいお客様を探さなくてはいけなかったのです。宣伝費もないのですから、なるべく多くの人に会い自ら宣伝するしか方法がありませんでした。その為には、多少なりとも食事代やお茶代がかかります。

休んでいる暇などありません。黙っていたらお金にはならないのです。毎日、くたくたになって働いても、元夫の収入の1/5位の自分が悔しくて、悔しくて・・・意地でも「頼るものか!」そんな思いでやってきたのかもしれません・・・