日中、窓全開で掃除機を掛けてたら暑いこと!
11月の北カリフォルニアで汗が出るなんて、うちの掃除機が猛烈に重いという理由だけじゃない筈。
事実確認をするべく外の温度計を見ると、まさかの30℃超
熱風がブァーって吹いててビックリしたわ。
先月半ばに早々とコタツを出したっていうのに、どうしたらいいのよ。
突然の夏日に思い出した、独身時代の夏の出来事。
日本でアパートの1階に住んでたあたし。
「洗濯物を表に干すのは女の一人住まいを外にアピールするようなものだ」っていう考えも理解できるんだけど、部屋干しが嫌いだから出勤前に外に干して帰宅して取り込むという生活を送っていたの。
そんな生活が長く順調に続くと、最初の頃は中に干していた下着も構わず外に干すようになってね。
ほら、よくテレビの特集なんかで元受刑者が犯行の手口なんかを暴露して注意勧告を促すやつあるじゃない?
あれで「1階だろうが3階だろうが侵入するのは大差ない、カモフラージュに男性物の下着を干してても無意味」みたいなことを聞いたのもあって「やられる時はやられちゃうんだ」って割り切ってたのよね。
それで案の定の展開なんだけど、ある日下着が無くなってることに気がついたの。
でも平和ボケしちゃってたから下着ドロボーの「し」の字も思いつかなくてね、実家に置いてきたんだろう・・・くらいにしか考えていなかったのよ。
ある晩、飲んで帰ってきたあたしはお風呂にだけ入って当時きつく掛かったパーマ頭を乾かしもせず、洗濯物もそのままに普段は閉めて寝るシャッターすらそのままで窓の鍵とカーテンだけを閉めて寝てたの。
明け方、喉が渇いて目が覚めると窓のすぐ外で音がしたのよ。
洗濯バサミがジャラジャラ付いた物干しを触った時のあの音よ。
即座に紛失したパンツが頭を過ぎったわ。
幸か不幸かシャッターを閉めていなかったから、下のレース地のをそのままに上の遮光性のカーテンだけをペロッとめくって外を覗いてみたの。
そしたらなんと!!
背のちっさい薄ら禿げの中年になる直前くらいの男が、干してあったサマーニットを既に小脇に挟んで、更なる洗濯物を物色してるじゃないの!
コーノーヤーロー
それはまだ買ったばかりの夏物、しかも洗濯した綺麗なヤツをオマエの汚い腕に挟んでるとはっ!
あのパンツもオマエの仕業か!!
寝起きにも関らず怒りでワナワナしたあたしは着の身着のまま、近所迷惑とか全くお構いなしに窓をバーンって開けて
「おいっ」って怒鳴ったの。
駐車場を挟んだ向かいの建物から自分の声が「おーい、オーィ・・・」ってコダマしてたのが忘れられないわ。
あの人、怖かったんだと思うわ。
ただでさえデカいのに、髪の毛が爆発して身長2mくらいになった半裸の女が酒焼けしたガラガラ声で突然現れたんだもの。
それまでは、干してある洗濯物だけでそれなりの妄想を膨らませていたんだろうに。
3秒くらいシャキーンって硬直した後、ものすっごい勢いで走って逃げて行ったの。
もちろん小脇に挟んだサマーニットをそのままヒラヒラさせて去って行ったわ。
その後、すぐ警察に電話をして一部始終を説明。
「それで犯人の特徴は?」と聞かれて、さて困った。
だって犯人の着ていた服を何一つ覚えてなかったんだもの。
ただ背のちっさい薄ら禿げの中年になる直前くらいの男としか記憶がなくて「それじゃ巡回中の警察官にも情報提供が出来ません」て言われたわ。
ごもっともね。
出勤準備もあるしもし犯人が捕まっても、盗られた洋服なり下着なりを再び身に着けるのも気持ちが悪かったからお巡りさんに来てもらうこともしなかったけどそれ以降、夜しか閉めなかったシャッターは出勤時にも閉めるようになっていい勉強だったわ。
今日のダニー弁と夕飯
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/f5/bafca88865b00e8622b8d5c118aeffde.jpg)
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11月の北カリフォルニアで汗が出るなんて、うちの掃除機が猛烈に重いという理由だけじゃない筈。
事実確認をするべく外の温度計を見ると、まさかの30℃超
熱風がブァーって吹いててビックリしたわ。
先月半ばに早々とコタツを出したっていうのに、どうしたらいいのよ。
突然の夏日に思い出した、独身時代の夏の出来事。
日本でアパートの1階に住んでたあたし。
「洗濯物を表に干すのは女の一人住まいを外にアピールするようなものだ」っていう考えも理解できるんだけど、部屋干しが嫌いだから出勤前に外に干して帰宅して取り込むという生活を送っていたの。
そんな生活が長く順調に続くと、最初の頃は中に干していた下着も構わず外に干すようになってね。
ほら、よくテレビの特集なんかで元受刑者が犯行の手口なんかを暴露して注意勧告を促すやつあるじゃない?
あれで「1階だろうが3階だろうが侵入するのは大差ない、カモフラージュに男性物の下着を干してても無意味」みたいなことを聞いたのもあって「やられる時はやられちゃうんだ」って割り切ってたのよね。
それで案の定の展開なんだけど、ある日下着が無くなってることに気がついたの。
でも平和ボケしちゃってたから下着ドロボーの「し」の字も思いつかなくてね、実家に置いてきたんだろう・・・くらいにしか考えていなかったのよ。
ある晩、飲んで帰ってきたあたしはお風呂にだけ入って当時きつく掛かったパーマ頭を乾かしもせず、洗濯物もそのままに普段は閉めて寝るシャッターすらそのままで窓の鍵とカーテンだけを閉めて寝てたの。
明け方、喉が渇いて目が覚めると窓のすぐ外で音がしたのよ。
洗濯バサミがジャラジャラ付いた物干しを触った時のあの音よ。
即座に紛失したパンツが頭を過ぎったわ。
幸か不幸かシャッターを閉めていなかったから、下のレース地のをそのままに上の遮光性のカーテンだけをペロッとめくって外を覗いてみたの。
そしたらなんと!!
背のちっさい薄ら禿げの中年になる直前くらいの男が、干してあったサマーニットを既に小脇に挟んで、更なる洗濯物を物色してるじゃないの!
コーノーヤーロー
それはまだ買ったばかりの夏物、しかも洗濯した綺麗なヤツをオマエの汚い腕に挟んでるとはっ!
あのパンツもオマエの仕業か!!
寝起きにも関らず怒りでワナワナしたあたしは着の身着のまま、近所迷惑とか全くお構いなしに窓をバーンって開けて
「おいっ」って怒鳴ったの。
駐車場を挟んだ向かいの建物から自分の声が「おーい、オーィ・・・」ってコダマしてたのが忘れられないわ。
あの人、怖かったんだと思うわ。
ただでさえデカいのに、髪の毛が爆発して身長2mくらいになった半裸の女が酒焼けしたガラガラ声で突然現れたんだもの。
それまでは、干してある洗濯物だけでそれなりの妄想を膨らませていたんだろうに。
3秒くらいシャキーンって硬直した後、ものすっごい勢いで走って逃げて行ったの。
もちろん小脇に挟んだサマーニットをそのままヒラヒラさせて去って行ったわ。
その後、すぐ警察に電話をして一部始終を説明。
「それで犯人の特徴は?」と聞かれて、さて困った。
だって犯人の着ていた服を何一つ覚えてなかったんだもの。
ただ背のちっさい薄ら禿げの中年になる直前くらいの男としか記憶がなくて「それじゃ巡回中の警察官にも情報提供が出来ません」て言われたわ。
ごもっともね。
出勤準備もあるしもし犯人が捕まっても、盗られた洋服なり下着なりを再び身に着けるのも気持ちが悪かったからお巡りさんに来てもらうこともしなかったけどそれ以降、夜しか閉めなかったシャッターは出勤時にも閉めるようになっていい勉強だったわ。
今日のダニー弁と夕飯
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