消えゆく霧のごとく(クンちゃん山荘ほっちゃれ日記)   ほっちゃれ、とは、ほっちゃれ!

きらきら輝く相模湾。はるか東には房総半島の黒い連なり。同じようでいて、毎日変わる景色。きょうも穏やかな日でありますよう。

とりの胸肉を「じぇれまいあ式」でやわらかく、ジューシーに!

2017年02月11日 18時30分21秒 | 手づくりあれこれ
   じぇれまいあ式は効果絶大!
      と言えども、おれは失敗!


 当地は晴れ上がりましたが、風が強い寒い1日でした。
 あさ車で出かけようとしたら、夜中に降ったらしい雪が凍っていてスタート出来ず、日向に移動させて“天日融雪”を致しました。

     うっすら程度の雪ですが、“がりがり君”状態で身動き取れず。

 さて、さて、私はどちらかといいますと、やるべきこと、やらなくちゃならないこと、そういうものを平気でほったらかして、先送りしたうえ、結局やらない人間なんです。なんせ、ブログタイトルが「ほっちゃれ日記」ですから。(実は、別の意味です、ほっちゃれは。)
 やらない理由は、「面倒くさい」というだけのこと。
 しかも、黙ってりゃいいものを、あらかじめ「それをやる!」などと広言してしまっているので、始末に負えません。

 ほっぽらかしたままになっているのは、集団登校世界調査ほかいろいろあって思い出せない有様です。登校調査は、なんとか決まりをつけねばならないのですが、後回し後回しになっていて、お手伝いいただいた柚木結羽さんやご協力くださった方々から別の掲載記事にコメントを戴くたびに、「あんた、こんなくだらないこと書いてる時間があるなら、あれを何とかしなよ!」と苦言を呈されているようで、いつも人知れずドキッとしている実情です。
 この長年しみついた悪習ゆえに、常に不評をかっていると言って過言ではありません。

 ところで、それはさておき、きょうの本題です。

 昨年の11月か12月、じぇれまいあさんのJolly Good! Jolly Baking & Cooking ブログに、ケセランパサランのとり胸肉をやわらかく処理して食べませう、という記事が載りましたので、ああ、ええ具合やな、おらもやってみるべい、とその旨コメント投稿したのです。そして、実際、昨年中に1回、ことし1月下旬に1回の計2回、胸肉を買い込んだのはいいんですが、着手を見ずに結局廃棄ということになってしまいました。(他人事のような書き方になるのが特異点。)

 そこで、いっぺん、とにかくやってみようということで、3度目の買い入れをしたのですが、それもきのう10日が賞味期限。これはなんとかせんとあかんわ、ということで9日夕方になってトライしてみようと、じぇれまいあ記事を探したのです。ところが、どうにも見つけられない。

 やむなく、何をつくろうという考えもまったくないままに、うっすらとした記憶だけを頼りに始めてみました。
 両手に各1本のフォークをつかみ、まな板上の胸肉を刺しに刺しまくる所業に出たのであります。そのうえで、砂糖と塩をいい加減に振りかけ、水をたらしながらよく揉み込んでみました。ふと気がつくと、めった刺し効果で身が崩れる一歩手前まで来ています。「よし!」とひと声。

   

 ここで、またいい加減に胸肉を大きいの、小さいの、委細かまわず切りさばき、フライパンにオリーブオイルをたらして焼き始めました。若干の塩コショウ、流しにたまたま置いてあった長ネギの三分の一くらいを刻んで放り込み、焼き上がりにゴマ油を少々ふりかけて完了!のつもりにしてしまいました。

   

 出来上がりは上の画像の如く、じぇれまいあ料理には遥かに及ばねど、わが貧しき晩酌の一品(逸品ではないよ!)としてはまずまずの外観となりました。やや彩りに欠けるけどね。
 で、ダイダイをしぼって、七味唐辛子、しょうゆをちょっとたらして口に含めば、ケセランパサランは雲散霧消、胸肉の常識をぶっ壊すほどのやわらかい、ジューシーな仕上がりとなっていました。

 今回の失敗は、こりゃ甘いわ!ということでした。
 そこで無理を言って、じぇれまいあ記事を再度アップしていただいたところ、 じぇれまいあさんの胸肉処理法はこちら
各分量は、水・肉の重さの10%、塩・肉の重さの1%、砂糖・肉の重さの1%ということでした。1%ということは、ほんの微量ですね。ところが、おらのやり方では、砂糖などは指先でつまんではちょいちょい振りまいている有様だったのですから、大幅に使いすぎたのは明らか。

 こりゃ、甘いわけだわな! 
 今度はうまくやります!

 じぇれまいあさん、ありがとう!