「患者よ、がんと闘うな」に続けて、同じ先生の2冊ほど読んでみました。
「新・抗がん剤の副作用が分かる本」と「抗がん剤だけはやめなさい」です。
個人的に気になったポイント 
※自身の内省のため、文章に前後関係がありますが、気になったところのみ抜粋していることをお許しください。
そのため、ミスリードする可能性が大いにありますので、詳細につきましては、読者の皆様個々人の責任のもと、抜粋元の本をご覧ください。
<患者よ、がんと闘うな>
・骨髄抑制による化学療法死が増加したのは、白血球増多剤を投与すれば少しくらい白血球が減少しても大丈夫だという過信が抗がん剤の過量投与を招いてしまったものと考える
・白血球減少→敗血症→血管内凝固症→諸臓器の機能不全→死亡という経過
<抗がん剤だけはやめなさい>
・毒性が出ないような抗がん剤の量では、がん細胞はほとんど死滅しない。
・「切れ味のよい」の意味が問題で、抗がん剤の場合には、殺細胞効果が高いもの、ということになります。
・がん細胞を殺すことを目的とするのですが、がん細胞と正常細胞の構造・機能が共通する以上、必然的に毒性が強い薬が生まれるのです。
<新・抗がん剤の副作用が分かる本>
・白血球増多剤
一般に、抗がん剤を続けていて、白血球の数が上がってこない時は、そろそろやめろという、からだの危険信号だと考えておくのが安全
・最後の注射・最後の一錠
副作用で死ぬか生きるか、重大な後遺症が残るか否か、それはすべて「最後の注射」の有無にかかってきます。「最後の注射」になるかどうか、正確なことは、それに当たってみなければ分かりませんが、それでは遅すぎます。そうなる前に「最後の注射」を予知してやめなければいけないのです。正しい時にやめられるようにするには、患者さんと医師との共同作業が必要です。(中略)この観点からは、副作用止めを使うことは考えものです。副作用は最後の注射を予知させる重要な手がかりです。自覚できる副作用が止まっていると、正しい時にストップがかけられなくなるのです。
副作用止めを使わないというのは、耐えられないのが目に見えているので、極端な部分もありますが、まぁ、そうかもと理解できるところもあります。
また、取り上げた著書もかなり古いため、科学の進歩や考え方などが変わっているところもあるように感じます。
それにしても、いろいろな先生が がん について執筆されているんだと知りました。
「新・抗がん剤の副作用が分かる本」と「抗がん剤だけはやめなさい」です。


※自身の内省のため、文章に前後関係がありますが、気になったところのみ抜粋していることをお許しください。
そのため、ミスリードする可能性が大いにありますので、詳細につきましては、読者の皆様個々人の責任のもと、抜粋元の本をご覧ください。
<患者よ、がんと闘うな>
・骨髄抑制による化学療法死が増加したのは、白血球増多剤を投与すれば少しくらい白血球が減少しても大丈夫だという過信が抗がん剤の過量投与を招いてしまったものと考える
・白血球減少→敗血症→血管内凝固症→諸臓器の機能不全→死亡という経過
<抗がん剤だけはやめなさい>
・毒性が出ないような抗がん剤の量では、がん細胞はほとんど死滅しない。
・「切れ味のよい」の意味が問題で、抗がん剤の場合には、殺細胞効果が高いもの、ということになります。
・がん細胞を殺すことを目的とするのですが、がん細胞と正常細胞の構造・機能が共通する以上、必然的に毒性が強い薬が生まれるのです。
<新・抗がん剤の副作用が分かる本>
・白血球増多剤
一般に、抗がん剤を続けていて、白血球の数が上がってこない時は、そろそろやめろという、からだの危険信号だと考えておくのが安全
・最後の注射・最後の一錠
副作用で死ぬか生きるか、重大な後遺症が残るか否か、それはすべて「最後の注射」の有無にかかってきます。「最後の注射」になるかどうか、正確なことは、それに当たってみなければ分かりませんが、それでは遅すぎます。そうなる前に「最後の注射」を予知してやめなければいけないのです。正しい時にやめられるようにするには、患者さんと医師との共同作業が必要です。(中略)この観点からは、副作用止めを使うことは考えものです。副作用は最後の注射を予知させる重要な手がかりです。自覚できる副作用が止まっていると、正しい時にストップがかけられなくなるのです。
副作用止めを使わないというのは、耐えられないのが目に見えているので、極端な部分もありますが、まぁ、そうかもと理解できるところもあります。
また、取り上げた著書もかなり古いため、科学の進歩や考え方などが変わっているところもあるように感じます。
それにしても、いろいろな先生が がん について執筆されているんだと知りました。