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はるこのひとりごと

そのとき・そのときで
こだわっていること、感じていること、を中心に...

再びゆるりと^^

続けて読書

2018年08月27日 14時55分50秒 | 治療・通院生活
「患者よ、がんと闘うな」に続けて、同じ先生の2冊ほど読んでみました。
「新・抗がん剤の副作用が分かる本」と「抗がん剤だけはやめなさい」です。


個人的に気になったポイント
※自身の内省のため、文章に前後関係がありますが、気になったところのみ抜粋していることをお許しください。
そのため、ミスリードする可能性が大いにありますので、詳細につきましては、読者の皆様個々人の責任のもと、抜粋元の本をご覧ください。

 
<患者よ、がんと闘うな>
・骨髄抑制による化学療法死が増加したのは、白血球増多剤を投与すれば少しくらい白血球が減少しても大丈夫だという過信が抗がん剤の過量投与を招いてしまったものと考える
・白血球減少→敗血症→血管内凝固症→諸臓器の機能不全→死亡という経過

<抗がん剤だけはやめなさい>
・毒性が出ないような抗がん剤の量では、がん細胞はほとんど死滅しない。
・「切れ味のよい」の意味が問題で、抗がん剤の場合には、殺細胞効果が高いもの、ということになります。
・がん細胞を殺すことを目的とするのですが、がん細胞と正常細胞の構造・機能が共通する以上、必然的に毒性が強い薬が生まれるのです。

<新・抗がん剤の副作用が分かる本>
・白血球増多剤
一般に、抗がん剤を続けていて、白血球の数が上がってこない時は、そろそろやめろという、からだの危険信号だと考えておくのが安全
・最後の注射・最後の一錠
副作用で死ぬか生きるか、重大な後遺症が残るか否か、それはすべて「最後の注射」の有無にかかってきます。「最後の注射」になるかどうか、正確なことは、それに当たってみなければ分かりませんが、それでは遅すぎます。そうなる前に「最後の注射」を予知してやめなければいけないのです。正しい時にやめられるようにするには、患者さんと医師との共同作業が必要です。(中略)この観点からは、副作用止めを使うことは考えものです。副作用は最後の注射を予知させる重要な手がかりです。自覚できる副作用が止まっていると、正しい時にストップがかけられなくなるのです。


副作用止めを使わないというのは、耐えられないのが目に見えているので、極端な部分もありますが、まぁ、そうかもと理解できるところもあります。
また、取り上げた著書もかなり古いため、科学の進歩や考え方などが変わっているところもあるように感じます。

それにしても、いろいろな先生が がん について執筆されているんだと知りました。

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骨髄抑制

2018年08月27日 10時38分22秒 | 治療・通院生活
骨髄抑制はかなり強く出ました。

最初に白血球数の減少。これがすごかったです。
第1クールの8日目の血液検査で、白血球数が400。
その後発熱。
G-CSF製剤ジーラスタのお陰で、予定どおり治療が進みました。
第1クールは様子見のため週1回血液検査をしていましたが、それ以降は治療直前の採血のみでした。
毎回かなり白血球数が下がっていたんでしょうが、どうにか治療ができるレベルまで戻っていました。

第4クールはジーラスタなし。
後半の治療が遅れてしまうと焦りましたが、一刻を争うものではないかな、と理解。

結局15日目に、立ちくらみが強かったこともあり、ついでに採血。
その結果は、白血球数 560。
白血球だけでなく、赤血球・血小板・ヘモグロビンも第1クールから右肩下がりで、今回は標準値よりかなり低い値。
まだこんなに低かったんだぁ、と自覚症状のない怖さを感じました。
立ちくらみは、赤血球などの影響だったのかもしれません。
採血してもなかなか血が止まらなかったのもこの影響かと。

急遽、次までに間に合わないかもと言われながら、G-CSF製剤フィルグラスチムを注射。
次の日は610で、再び注射。次の日にやっと1300まで上がり、安心できる数値へ。この日も注射をして終わりました。

マスク、うがい、手洗い、しっかりしてね、と言われて想定外の3日連続の通院を経験。
体力が無くなっているので、暑さも加わり、かなりバテました。

注射2日目から色々考える機会が与えられることになりました。




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