いずものひとりごと

そのとき・そのときで
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LGBTトイレ問題

2021年05月29日 09時13分30秒 | その他いろいろ
裁判で省庁の女子トイレの使用に関する判決のニュースが出ていた。
原告側からすると、不満一杯で腹立たしいだろう。ダイバーシティ&インクルージョンが進んでいない、と。
一方で、すべての女子トイレが解禁されたことを想定すると、見た目で判断できないのが問題になるケースも出ると考えられる。
トイレは、気がねなくお化粧を直したりする、同性限定の安心の場でもある。
ここに見た目で異性が居ると緊張感が走る。お掃除の男性でも。この空気は感覚の問題のため、また難しい。気にされない方ももちろんいる。はじらいを感じ、嫌だと思う人もいるはずで、その人にとっては安心の場でなくなる。慣れと言えばそれまでだが、嫌だなと思う価値観を持った方のダイバーシティ&インクルージョンはどうなるのかと、新たな疑問が出てくることになる。
もうひとつ気になるのは、裏をつく人が出てくる可能性が否めない。犯罪を助長することにならないか、心配になる。
そのため、全部を解禁にするには、もう少し議論があって良いと思うし、「誰でもトイレ」の普及を加速化させていくのも良いと思う。
そういう意味では、限られた場所しか使えないにしても、使える場所を提供されていることをポジティブに受け取って、それを是として「誰でもトイレ」を活性化させる活動の方が建設的で平和な社会を作る契機になるのではないか。

…と考える価値観もあるということです。
内容的にはいろいろな問題が絡んでいそうですが、トイレ問題に限れば、このようにテーマにあがるきっかけにはなった裁判としては、一石を投じたことになるのでしょう。