とーびょうヲヂさんの好きなマンガたち

元うつ病&現パーキンソン病(笑)のヲヂさんの好きなマンガと闘病(豆苗ではない)記録を徒然に書き綴ってます

涙のバレーボール/塀内真人(塀内夏子)

2009年11月13日 19時19分24秒 | 懐かしのマンガ
臭い!とにかく臭いタイトル!
たぶん、今時の若い人ならまず避けてしまうようなタイトルではないだろうか。

ところがこれが面白い!

バレーボールの弱小高校に、
元中学バレーボール選手のエースだった河合瞬がいた。
彼は、名選手でミラクルサウスポーと呼ばれていたが、
故障して以来、バレーから遠ざかっていた。
そして、バレーボール名門校へ進学できなかったことから
バレーボールに反感を持っていた。
しかし、この弱小高校の選手の1人である小柴の
熱心な勧誘で河合は体験入部することになった。
かつてのミラクルサウスポー河合瞬は、
その才能の片鱗を見せるが、
なまった身体ではこのチーム相手にも通用せず、
インターハイに行けそうもないクラブなんか入りたくない、と言っていた河合は、
こてんぱんにやられるのだった。

しかし、屈辱の中、徐々にクラブに溶け込んで、
身体も鍛え直し、あのミラクルサウスポーが蘇ってきた。

かつての名門校の後輩や新たなライバルが活躍する桐嶺商業と対決!
一進一退の攻防の中、ついに勝利をもぎ取るのであった。


ん~、素晴らしき青春マンガ・・・。

勝利を得るまでの間は、
河合瞬のわがままな性格もあり、
色々と対立やケンカも起こり、
さらに恋愛問題も交えて、
目が離せない展開になっています。
月刊マンガならではの、楽しさと言うところでしょう。

このマンガのおかげで
バレーボールのルールがよく理解でき、
ワールドカップの応援もできるようになりました。
とはいへ、
このマンガの頃とはルールが変わってます。
サーブ権の移動なんてなくなりましたし、
リベロもこのマンガには登場しません。
それでも、基本は同じバレーですから、
今のルールでバレーボールをやっている人にも楽しめるはずです。

塀内夏子氏は、
こういう熱血スポーツマンガを書かせると天下一品でした。
絵柄の好き嫌いはあるかもしれませんが、
私は本当によく泣かされました。
熱き思いを持って何かに打ち込んでいる人には
きっと共感するものがあるでしょう。


○涙のバレーボール(全3巻)/塀内夏子/講談社コミックス
☆お勧め年代:スポーツに限らず、何かに熱中している人へ

On the Web 週刊 なつこの部屋
なつこの本
http://www.ponytail.co.jp/comics/12.html




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