日本の 地デジ フルハイビジョンTV に問題無く 映像・音声等が出せる 電波新聞社販売の
「XHEAD-2」 が少し安くなっている!
もちろん FHD-ATV にも使える物で、セットアップ次第で 局情報にコールサイン等を入れられる
ので、TVの 「表示ボタン」 を押すと どの局の送出波かがすぐに判る。
これも 地デジ放送の一つの機能なので、コールサインも一緒に送る機能を使わない手はない!
当方は数年前、 XHEAD-2 発売前から「マイコンソフト」に連絡を取り「新製品の変調器を
FHD-ATV に使いたい旨を説明し、私たちのやって来た事をネット等で見て頂いた上、私たちの
行動も理解して頂き、免許申請に必要な大まかなBDG等の一部情報も教えて貰う事ができた為、
発売と同時にローカル局と一緒に購入し、MPEG-2 の FHD-ATV システムを作り上げた。
そしてその夏のハムフェアーには電波新聞社も出展しているので「XHEAD-2 を使ったアマチュア
TV を展示させてくれないか」とのオファーが来た。
どうせ展示するなら「実働展示」にしたい旨を伝えたら、それなら大型TVを電波新聞社で持ち
込むとの事となり、当方等は送信設備を持ち込み実働で展示する事となり、お互い+になった!
展示の一台は、新潟のOM局から提供頂き、電波新聞社でシースルーに加工し展示された。
2019年ハムフェアーでも電波新聞社のオファーで同じ様に実働展示を行い、その時は
XHEAD-2 を十数台激安で販売されて、早々に完売になった様だ。
更に2020年は、、コロナの影響でハムフェアー自体が没に。そして今年も没。
(マイコンソフト社は現在電波新聞社に吸収されている)
それまでは、国内でも日本のTVには殆ど映らない「MPEG-4」の変調器を使ったFHD-ATVシステム
だけで 日本の FHD-ATV を運用していたのだ。
しかし、日本でのフルハイビジョンATVはやはり日本の市販TVに映せるシステムも悪くはないだろ
と思い(いやその方が何かと使い易い!!)MPEG-2方式 を開拓した。
また上記リンク店でも少し安くなってはいるのだが、現在ではメルカリ等で 50,000円程度でも
出品さている事もあるので、そこで入手する手もあるだろう。
前述の様にハムフェアー2019の電波新聞社ブース実働展示サイドでは、激安XHEAD-2を山積み
にして販売されていた為、結構多くの方が買ったはずだが、、その後「XHEAD-2 を使った送信機
で免許を降ろし運用してます」といった方が有るとは 聞いていない!!
さて当時買った方はどうしているのだろうか? 箱に入ったまま棚の上 では勿体ない!!
また、現在運用されている殆どの局は、当方が最初に紹介した台湾製「HV-320J 」 で運用されて
いる様だ。
HV-320J は出力周波数に1265MHz等の周波数を設定できるので、比較的簡単に送信機が組める為、
安価に出来るメリットがあるが、日本の地デジTVでは直接受信できない事が最大の難点でもある。
そして今でも XHEAD-2 を FHD-ATV に使っている局は ゼロエリア の数局だけの様だ。
また 日本の市販TVに直接映す事が出来て、コールサインも出せる 「MPEG-2変調器」 は
① XHEAD-2 ②STV社のEMB220 J 仕様 の2機種あるのだから、もっと多くの局が 地デジTV にも
映せる MPEG-2 FHD-ATVシステム を作っても良いのではないだろうか?
MPEG-4方式 のFHD-ATVであっても、マイクロ波機器を自作できる技術力のあるOMでもなかなか
"すんなり" とは完成できない上、更に XHEAD-2 を利用した MPEG-2 方式 送信機の場合はなおの
事面倒で高いと思い込んでいる為か、手が付かない様です!!