アマチュア無線局JA0RUZ FHD-ATV(Full High Definition - Amateur TV)

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JR0WS 聖山レピーター  2022年最後の点検等

2022年10月31日 | アマチュア無線 フルハイビジョンD-ATV
10月28日 今年最後の JR0WS:聖山レピーターの冬ごもり前点検等に行って来ました。
 
JR0WS 聖山レピーターは、標高1447mの山頂近くにあり、冬は車で登れない為、もしトラブルが
有っても 1~2時間以上も雪の中を歩いて登らないと たどり付けない場所にあります。
 
1985年 から 37年 もの間、長時間停波する事なく動作している 1.2GHz の広域レピータですが、
439.38MHz  も 同様に稼働しています。 
何回もの修理・改修等々を経てこれだけの間働いていますが、基本的に37年前のリグを動かし続けています。
更に 古い機器の為、TRX トラブル時に現地での基板等の交換が可能な様に同型機も収容してあり、
トラブっていた遠隔制御装置は更新して働く様になり、下界からコントロール可能となりました。
30年以上も自然と闘っているいる為、パンザマストも傾斜してそれなりの問題もありますが、サービスエリアは 
長野県の東北信及び中信の半分以上をカバーして活躍しています!!
これ等の 改修・修理・運用の資金は、1.2GHz 利用仲間数人のボランティアと ドネーションにより支えられて
いますので、もし JR0WS 支援の気持ち! がある方がこのページを見ましたら、どうかご連絡願います。
 
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今年 3台目 の ユーザー車検 (無線アンテナはそのままで受験)

2022年10月25日 | 自動車関連

 24日 (月) ノア  の7年目のユーザー車検を通してきました。



いつもの様に、写真の無線アンテナ類はそのままで受験しましたが、何も言われる事はありません!



今回はノーマルタイヤの両脇の溝が殆ど無くなっていたので、一寸早いですがスタッドレスタイヤ
にして受験したら、ブレーキテストで何回も  ✖  が出て焦りました。

それは外が雨振りでしたので、タイヤと検査ローラーが雨水で滑って「ガタガタ」と跳ねてしまい
✖  となった様です。 (ブレーキ自体は効いているのですが)

このテスター試験の後、前進して 排ガス検査・下回り検査へと進みます。

当然ブレーキ等のメンテも行っていたので、一回で合格となりました。

今回の車検時に掛かった金額は、約56,000円程です。

  ①自賠責保険           :20,010円
  ②重量税(印紙)            :32,800円
  ③検査費用等(印紙):2,100円
  ④消耗品(シャーシ―ブラック・耐熱塗料・クリーナー・他):千数百円分?

なぜ ユーザー車検 にするか・・・

素人でも簡単に通せ、検査官がちゃんと下回りまで見てくれるのが「車検」だからです。
もし問題が有れば 「検査不合格」 で落ちます。 
そしたら 「不合格の場所を修理」 すれば良いのです。(再検査代は2000円以内!)
https://www.naltec.go.jp/business/inspection/howto/flow/failure.html
チョット余裕を持った日程で行えば、どおって事は有りません!

 それと こんなキーワードで検索して見て下さい。(ユーチューブ等)

            👇👇👇

    【車検の闇】10万円の車検整備。詐欺!  

          こんなのも見て、、、
   https://www.youtube.com/watch?v=hdPpJ6E3BvI

一部の  車検屋は、車検時にネジの頭をナメておいて「最初からそうなっていたから
直せない」 とか言い出しましたから、始末に負えない。。。

エンジンオイルだって「適量を入れられないディーラー」もあるし・・・

信じられない事が何回もありましたよ~~

 

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24GHz FHD-ATV 112.8Km間 伝送 双方向で成功 

2022年10月22日 | アマチュア無線 フルハイビジョンD-ATV

 10月21日 24GHz  ISDB-T方式の Full HD-ATV にて、112.8Km間 の 双方向

伝送に
成功しました。 



新潟方面をズームして映した写真です。

今までにない雲のない天候で、新潟平野まで肉眼で見通せました!



運用場所付近の風景です。

左右の斜面はゲレンデで、ゲレンデを横切る道路脇での運用です。

少し離れた所に車が数台止められるスペースがあります。

今までここで何回も挑戦しましたが、機器の未完成等により双方向ではできずで、今回システム

変更をして     24GHz 40mW出力でも  OKとなりました。   

アンテナは 60cmφ カセグレイン です。

24Gトランスバーターは従来から使っている FM等用で、ISDB-T様にはリメイクしていません。

今回は下記の 変調 ・復調・IF・モニター・制御・録画 電源部等々をまとめたセットを作り、

レベルを合わせてトランスバーターに接続して、FHD-ATVを運用します。

昨年に設計・試作して 免許申請して有ったものをようやく完成させ、うまく働きました!

野沢温泉スキー場の運用地点から新潟市方向は見通しですが、今までの移動運用時に肉眼で弥彦山

方向が見えた事はなかった為、前方の地形等が判らずに運用していました。

相手局 JA0RGP 新潟市西区内野移動 (受信映像から)

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5.7GHz ~24GHz FM & FHD-ATV 野沢温泉移動スキー場運用  

2022年10月09日 | アマチュア無線 フルハイビジョンD-ATV

 10月9日 野沢温泉スキー場にて、新潟市西区向けのマイクロ波移動運用を行いました。

参加局は 新潟:JA0RGP  JR0YGW(JA0DWG)  JA0HJC 
     長野:JA0GPO  JA0SIO  JE1VAH  JA0RUZ

最初は  430Mで打合せをして、次に 5.7GHz等 の FM で交信し、相互に送受信をしながら
パラボラ方向を調整して最大受信電力方向に合わせ込みます。

この時はFMでの運用ですが、D-ATVの運用周波数(全電波形式帯)を使い、他の局が
使っていないか、又他の信号が無いかを見極めながら行いますのでドローン5.7GHz利用
FPVの様な
「他局の運用を無視して運用する様な電波の発射」は行っていません!
他にも安価なポータブルスペアナ等で受信波等の監視も行って運用をしています。

1W~2W程度で送信のマイクロ波でも、この距離(112.8Km間)では通常「フルスケール」
となり、受信信号が強すぎる為、方向調整は上手く出来ません。

そんな時私たちは  親機の RF ゲインを最低に下げ(約40dB落ちる)、さらにN型のアン
テナ切り替え器等でIF 回路を切り離したり(これでも約40dB落とす)計80dBも落とし、
局によっては 最大100dBのステップATT を調整しながら、信号を大幅に減衰調整させてから
方向調整しています。

FHD-ATVでは、その程度の受信電力が無いとまず映りませんので、このFMでの方向合わせ
でも Full-HD 映像交信で映像が映るか映らないかが予想できます。

 下記は当局の 5.7GHz  送信モニター映像で、このままの映像品質で相手局に届きます。

        JA0SIO局 送信映像:当局受信モニター のワンカットです。

 本日の運用での成果は、 5.7GHz  ISDB-T波 112.8Km 間交信を、当方がパッチアンテナ

けで 送受信の成功ができた事です。

100Km以上ではパラボラアンテナ同士でないと映るレベルにならない、と思っていましたが、
まずは冗談で数百円の程の中華製パッチアンテナで受信したら、なんと映るではないですか!
当然  このアンテナからの送信波も新潟市に届き、 FHD映像が映りました。

この通信回線を簡単に計算した所、受信アンテナ端電力が-90dBm程度となり、まず映らない筈
でしたが、やってみる物ですねェ! (アンテナ利得予測が間違っていた?)

                                    5.7GHz FPV用 に安価に販売されていた物です。

見通しの場所に行けば、こんな簡単なアンテナでも100km~200km程度簡単に交信できるのが
マイクロ波です。

FMだけなら見通し条件でさえあれば、5.7GHzや10.2GHz帯でも、コンディションが悪化して
いなければ、例えば500kmでも問題なく飛ぶでしょう?

FMでM5の時より、約1万倍強くなけば映像にならない「FHD-ATV」でも、287Kmは何回も
クリアしています!!

同時に 10.2GHz でも問題なく映りましたが、24GHzは不調で後日のお楽しみが残りました。

 

 

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10月1日の 志賀高原 47GHz・24GHz等 の移動運用

2022年10月01日 | アマチュア無線 フルハイビジョンD-ATV

今日も 志賀高原にて  マイクロ波  と  ミリ波の  移動運用 を行いました。

今日は現着し、いきなり ミリ波の 47GHz FM モードからの運用です・・・

(いつもの 4k対応デジカメを忘れた為、古いデジカメ撮影で絵が悪い物です)



それは1時間も先に到着し運用されていたJA0GPO局が、24GHz FHD-ATV運用でのコンディション
上昇待ちで、その合間に47GHzに移った時だった為、当方も到着時即同じ47GHzでの運用となった
訳です。





本器OCXOのエージング時間は15分程必要ですが、フライングして開始の為、QRHが続いている
状態で開始です。



相手局は群馬県藤岡市の「みかぼみらい館」付近で、約67km先の  JA0IYB/1局 と JH1GYE局。

2局とも最初は全ったく入らず、十数分間に渡りビーム修正等してようやくつながりましたが、
最近47GHzを殆ど使っていなかった為、その「ビームの合わせの繊細さの勘」を取り戻すまで
かなりの時間を要しました。

 QSBは有りましたが、47GHz交信もFSで終え、24GHzに移りFMで再度ビーム合わせをして
FHD-ATVに移りました。  なお当局はリグ改修の為 24G FHD-ATVでは受信だけです。

しかも今回は都合により30cmのパラボラ使用で、FMトランスバーターの後に「中華製安物局発
+ミキサー」だけの設備で受信したのですが、なんとISDB-Tも一発で映るではありませんか!

 直径30cmのパラボラで ですよ。



続いて10GHz FHD-ATVでは、当方もJA0GPO局も文句なし双方向でバッチリFHD映像の送受信が
できました。

そして、先週はNGだった千葉県木更津市の太田山公園  JH1AOYとも  5.7GHz FHD-ATVでバッチリ
送受信出来ました。
距離は  約190km 最初は直径1mのパラボラで送受信でしたが、試しに0.5m径のパラボラに変えて
も問題無く映り、これにも感激! 

しかもこの時の送信側出力は0.1W程度で0.9mパラボラ使用との事で、JA0GPO局も0.6m径パラボラで
送受信共OKでした。



100cmパラボラと50cmパラボラの利得差は理論上「6dB」で、たかが 6dBですが、例えれば
送信電力で  4W送信と  1W送信  の差がある訳です。
これらのパラメーターで計算すれば、房総半島から志賀高原向け 190Km間伝搬の受信電力は、給電線
ロス等も加味した当局のアンテナ端で「-78dBm~-79dBm程度」のレベルとなり、ISDB-Tでの映像
が写る限界値(約-83dBm)から、数dB程度しかマージンがない伝搬での成功となっていた事と
なります。

これにより、双方設備の完成度がある程度まで完成された物でのQSOだった事が判ります。
アマチュアでも、この程度まで完成された?マイクロ波設備の自作及び運用ができるのです!!
いや逆に「アマチュア無線家だからこそ、そこまで出来る」のです。



今後発売予定の「IC-905」を買われるであろう局も、どのレベルまでマイクロ波を味わえるのかが
問題となるでしょう!!

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