アマチュア無線局JA0RUZ FHD-ATV(Full High Definition - Amateur TV)

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5.7GHz &10.2GHz FHD-ATV 3局で 運用 (志賀高原渋峠下)

2022年09月26日 | アマチュア無線 フルハイビジョンD-ATV

9月25日  好天に恵まれ、3局で志賀高原にて FHD-ATV の移動運用を行いました。

先ずは、電波利用状況の確認から行います。
今回もスペアナで広帯域の確認をしてから、電波の発射を行います!

スペアナまでは使わない場合でも、FM等にて 利用する周波数帯のモニターやビーム方向
合わせ等を行いますので、本当のアマチュア無線を楽しむ我々は「電波利用状況確認」を
行っているのです。

下記写真には「大きな間違い」が一つあります。 判るかな?
横で送信の信号を受信する為だけの物で、臨時に取付た為  送信はしていません。

今回は  5.7GHz  と  10.2GHz を主に、FM と FHD-ATV の運用です。

今回は、いつも問題なく繋がる筈の堂平山との 5.7GHz FHD-ATVでは、片方向だけしか
映像が出ませんでした。

今回運用の 一局 はビデオカメラでこの様に表示できる物を使い、コールサインや運用情報を
表示させています。  これは良いですね!!

もう一局も 従来から組み上げていた AVシステムから、コールサインや情報・流れるカラーバー
等を送出できる様に作られています。

 また、以前は 5.7GHz  10.2GHz  共に映像が出た 千葉県の木更津市との交信は、
今回コンディションが悪かったのか、映像が出る電波の強度にはなりませんでした。

なお 10.2GHz では、堂平山と FHD-ATV   でもバッチリ繋がりました!

しかし、堂平山から映像送信が始まって直ぐに、カメラのバッテリー切れで映像が
来なくなってしまいました!

堂平山から送って来た映像のカットです。

前回にも書いていますが、直射日光下でもちゃんと見える超高輝度ディスプレイを搭載した
当方の 10.2GHz用AV設備です。
SDレコーダーも今回少しは見える物に交換しました。

 

 

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5.7GHz FHD-ATV デビュー局 送受信成功! 

2022年09月20日 | アマチュア無線 フルハイビジョンD-ATV

 19日 6エリアに台風は来ていましたが、0エリアには大きな影響がなかった為、ローカル
数局の協力も頂き、5.7GHz にデビューした局の「テスト運用会」を実行しました。

               * 受信映像のカットから



1.2GHzまでしか経験の無い局が、いきなり5.7GHz自作機器でのマイクロ波に挑戦するとは
相当な覚悟が必要で、更に「数段難しいFHD-ATVに挑戦!」との事ですので、それには
全面的なバックアップが無ければまず無理だろう と・・・

まず、チャレンジャーとの色々な話での過程を要約すると、
「現在の自分を見つめ、今後の時間(年月)を数えたら、今何をすべきか等を考える様に
 なり、一寸無謀な挑戦でもやって見る事が  吉  」と、
前向きに この FHD-ATV  への 路 を選択したとの事です!

その考えに共感した当方は「運用できるまで責任を持って手伝う事を約束」し即行動です。

自分のPCに勝手に「 5G FHD-ATV プロジェクト」と言ったフォルダーを作り、送受信設備
制作の為の 機材 資材情報、そして制作から免許申請までのデータや情報を纏めながら、
それらの情報を基に何回も打ち合わせ等を行い、集まった資材から制作に掛かり約2ヶ月
チョットで何とか使える送受信部分を完成。
(変調器や一部の資材は海外調達の為、入って来るまで一ヶ月以上掛かる物も)
一寸面倒な免許取得(TSS保証含め)は 、私の送ったデータを基に、本人が申請等を行い
数日前に許可となった為 、19日にデビュー運用を行い「大成功」を掴んだのです。

            * 送信モニター映像のカットから

                 * 送受信装置

  純粋な  アマチュア精神を持ち  成功を夢見ると、良い結果がついて来る!!
  その考えに共感する者も必ず現れる。

私が FHD-ATV を開拓した時も同じ思考で動いていた為か、周りの方に大いに協力して貰えた
ので、有難みは痛い程判っている!

私も諸先輩方に助けて貰った事は数えきれない程あり、今でも助けて貰う事ばかりの連続だが、
今の自分のレベルでもできる事があれば、少しでも還元させて頂く事で、世の中が上手く回って
いくだろう! と。。。

             * JA0SIO局送信映像のカットから

これらの プロ用?ビデオ関連機材は、以前から集め研究している愛用機材の延長だとの事。
今まで私の様なATV運用者が、素人機材で上手く行かない事がスムーズに行える様だ!

                * 受信映像のカットから

これだけの設備が自在に使える様になったら、後は行動力と取り組み方と相手次第で
交信距離としては、200Kmでも行けるだろう!

 

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Full high definition - ATV モニター

2022年09月17日 | アマチュア無線 フルハイビジョンD-ATV

  FHD-ATV を運用する場合、モニターでも問題が発生する場合があります。

マイクロ波の運用の多くは「屋外」特に青空の下で行う為、輝度の低いモニターを使うと、
ようやく相手局の映像を受信して映ったまでは良いのですが「映像が殆ど見えないよ~」と
なってしまう場合が多々あります。



屋外で低輝度の室内用モニター等使用の場合は、段ボールで囲ったりして光を制限しないと、
スムーズな運用ができませんので、できましたら少し高いですが添付の様な「超高輝度モニター」
を選択する事
をお勧めします。
(アマゾンでは時々値引き販売する時期も有り、当方はそんなチャンスで購入しました)

普通のモニターで何回か運用しているうちに「これじゃ見えねーよ~~」と、買い替える羽目に
なりますので、どうせ買うなら最初から「超高輝度モニター」を選択するのが良いでしょう。



問題としては ① 一寸高い  ② 動作電流が大きい  ③ 7インチ程度までしかない 点でしょか?

今まで何台もの 小型・中型モニターやTVを使ってみましたが、主として下記機種を1920×1080P
に設定変更して使っています。

やはり 屋外でのままで問題無く見られる明るいモニター は 使い易いですね!!

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東北 日本海沿岸の旅(秋田県・青森県・山形県等)

2022年09月13日 | アマチュア無線 フルハイビジョンD-ATV

 9月9日 数年振りに 、22:30  新潟港発  苫小牧行きのフェリーに乗り、秋田で下船して、
青森県 鰺ケ沢町 まで行って来ました。


以前  5.7GHz と 10.2GHz  の D-ATV等を運用し、世界記録まで出せた寒風山や、 一人で
行った黄金崎、新潟の局と行った鳥海山等も懐かしく見て来ました。 
https://w6ze.org/DATV/Known-DATV-DX-Records_2020.pdf 
https://jh0yqp.org/exp/QSO/ja0ruz/2012/12_05_01/ja0ruz_ido_2012_05_01.html

この頃は「デジタルATV」とは言っても「地上デジフルハイビジョン映像品質」でなく、
アナログTV時代からの「SD映像」でした! 
https://jh0yqp.org/exp/QSO/ja0ruz/2012/12_07_30/ja0ruz_ido_2012_07_30.html



寒風山で何回かマイクロ波ATVを運用した山頂下の大駐車場脇の売店等は、建物まで
なくなっており(トイレだけ有る)、今は山頂施設だけしか無く、寂しい状態です。
(早朝なので写真の光が変ですが)

深浦町 黄金崎の 椿山駐車場 は前方が藪となって、ここも運用しづらい状況と
なっており、不老不死温泉の下の施設は、土砂崩れ等の為  そこ迄入れなく、
有名な「波打ち際の露天風呂」は、上のホテル内からでしか行かれない状況です。

写真は黄金崎(コガネザキ)の駐車場から見た 0・9 方向です。

深浦町 や 鰺ケ沢町では、8月の豪雨災害で リゾート列車も走っていた JR 五能線も
至る所で寸断されており、またR101も何とか通れる状態でしたが、こんなFBな道の駅
も営業されていました! 当然イカ焼きも 食べました。
http://www.kasose-ikayakimura.jp/publics/index/44/



ついでに、北海道 松前方面に向け「5.7GHzフルハイビジョンATV」が運用できそうな
ポイントも眺めて来ましたが、比較的海抜があり「ここなら確実だ」と思える場所は
なかなか難しい感じでした。 

千畳敷海岸からは 「 小泊岬 」 の西に 松前方面が薄っすらと見えていました!
https://www.tohokukanko.jp/attractions/detail_1497.html

     *訂正:下記写真に「竜飛崎」と書いたが、間違いらしい!

できたら竜飛崎南の「鳥瞰台」まで行って見たかったのですが、かなりの距離が有るのと、
七里長浜港にて、地元(弘前市)の K さんから「道が崩れてこちらからは行かれない」
との事も教えて貰いました。
この時は、FBで岩木山の写真をアップしたら「近くを通りましたか?」とのメッセージ
が入った為「431.68Mを聞いてます!」と書いたら、呼んで頂き交信でき有難うござい
ました。 
次回は 、K さんが岩木山から 5.7GHz や10.2GHz 等で、日本海ダクトを使い、富山県辺り
と繋がる事を期待したいと願っております。
  *この日、下記写真の七里長浜港 まで行き、折り返しとしました。

深浦町まで戻り、更に少し探索したら「 夕陽ケ丘公園  」があり、その上の道路では
8エリア松前方面   とのコンタクトには使えそうな場所がありました!

宿は、その近くのホテルで・・・
このホテルは、前方に樹木が無い 3階 の部屋からなら、天気が良い時は松前方向が
見えるらしい?との事です。

他にも9エリア方面に向け日本海ダクトでマイクロ波交信できそうなポイントも見て来ま
したが、前方に草木が茂り塞がれている場所が多く、良いポイントは少ない感じです。

南下して、秋田県の海沿いを走れば、道路脇で結構有名な風情にも出会えます!
 ババヘラアイス : 今回は2か所でお目にかかりました。
 しかし暑い中  路上で一日中営業するのはとても大変な事でしょうね。



11日  PMに 鳥海山 鉾立駐車場(秋田県)にも上がり、1.2GHzモービルアンテナ(1W)
でCQを出した所、新潟市・長岡市の3局と連続してM5で交信でき、ここ数日は日本海
ダクトが連続して出ているとの情報でした。

鳥海山の下の写真の場所でも数年前に  新潟の K さんと  SD映像品質 : DVB-S方式の 
D-ATV を運用しましたね!



今回の旅も 行きは  新日本海フェリー  を使った為、比較的簡単に行けたのですが、
帰りは約650Km陸路の走行でしたので、山形県 遊佐町(鳥海山の下)で  もう一泊
しました。
フェリーだと新潟から秋田まで熟睡はできませんが、5時間程は寝ていられるので、
凄く便利です!(新日本海フェリーはもう10回程使っている!) https://www.snf.jp/

全部陸路だと往復で 1300km程走行する計算でしたが、今回もフェリーを使った為
総走行距離は1,050km程で済みました。

また有料の高速道路等は主に新潟県内での利用だけで、東北では殆ど一般道や無料
道路を使った為、計¥9,120円で済みました。
ガソリンも燃費良く走れる道路が多かった為、¥12,000円 程で済みましたが、秋田や
妙高では  ¥158円/L  だったのに、長野市のGSの多くは「ヤミカルテル」の為か?
¥178円/L  と、異様に高く売られている事に疑義を唱える議員・関係者等は居ない
のでしょうか?
昔から「長野までは運賃が高いから」と騙され続けていますが、L/20円も違えば20KL
一回のタンクローリー運賃で「¥40万円も余計にかかる」計算となりますが、、
どう思いますか?

余計な話題にもなってしまいましたが、マイクロ波の移動運用(特にFHD-ATV)では、
その運用ポイント探しが重要となりますので、こうして実際その場所まで行って確認
する事まで行っています!!  

来年はコロナウイルスも収まり、8エリアとも交信できると良いですね。

 

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