少し前に、ISDB-T方式 FHD-ATVに便利に使える? ポータブルTV を入手して
試してみたら、使い物にならなかったので、返品した事が有る。
https://roommate.life/products/ot-ft116ak/
しかし懲りずに、またカード録画やMPEG-4受信可な 小型 ISDB-T TVを入手してみた。
https://roommate.life/products/ot-pt9k/
前に返品したTVと同じ「ダイヤモンドヘッド」製。
前回は「個別の問題」かと思い、、今回は違う機種でリトライしたのだが、やはりワンセグ
しか受信できない!・・・
しかしこの2台目TVで、スキャンを何回もやって見ているうちに、その原因が判った。
簡単に説明すると、このメーカーのTVは日本の地デジTVの基本機能の一つである、
「同一局の複数CHを受信した時、両CHを比較して条件の良い方のCHを登録する機能」が
無い様だ。
初期スキャンした場合、いくつか受信できる同一放送局の「条件の良い方のチャンネルを
登録する機能」が備わっていない様で「13CHから始まる最初にスキャンで拾ったCH
(ごく弱い信号局のCH)」を登録してしまい、後から受信した同一局の条件の良いCH
と比較し、良い方を登録する基本的な仕様になっていない様である。
普通のTVで問題なく受信可能な共聴出力端子に、30dB ATTを入れ、反射波の極弱い
「美ヶ原局」の信号(13~18CH)を、ほぼゼロまでにしてからスキャンすると、
見事に「善光寺平局」のCH(22~36CH)を登録でき、フルセグが受信できました。
多分、中国での机上設計(パクリ?)やデータだけでは理解できない「現実」を、
想定すらしていないのでしょう。
結論: ダイヤモンドヘッド社のTVは完全なる 「欠陥商品」 である!!
こんな物だからクレームだらけになるのだが、メーカーも現実を理解できず
「そちらの受信環境の問題で製品は問題なし」と送り返し、多くの一般ユーザー
は泣き寝入りとなってしまうのだろうなあ・・・!!