アマチュア無線局JA0RUZ FHD-ATV(Full High Definition - Amateur TV)

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5.7GHz ISDB-T方式 Full HD-ATV送受信機 3台目の制作 開始

2022年06月30日 | アマチュア無線 フルハイビジョンD-ATV

今日から   三台目の  ISDB-T方式 5.7GHz  Full HD-ATV無線機  の制作に着手した。

主なユニット等が暫く入って来ないので、 どうなるか判らないがとりあえず局発(ぴるる)
だけは入って来たので、キッチリサイズのアルミケースに入れた。

このケースはかなり無理のあるサイズで、SMAコネクタの穴を大きくして、基盤を斜め
にして挿入し、更に逆側のパネルを外側に若干開きながら 押し込んで ようやく入る
隙間の無い大きさなのだ。



そして 出力波形の観測も。。。

    「ぴるる」は  FHD-ATV   に使っても  問題無い C/N  波形ですね!

さて、これが何時になったら使える様になるかは 「当方のずく*」と部材の具合に
よってかな?
    * https://dictionary.goo.ne.jp/leaf/dialect/1256/m0u/

 

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ドローン 5.7GHz帯 F3F/F8W等のFPV 運用者は 「運用規則違反」が多い!?

2022年06月27日 | アマチュア無線 フルハイビジョンD-ATV

  ドローン等の 5.7GHz帯FPV運用 の殆どは 運用規則違反 を犯して運用
ている 「  違法運用局  」だという事  を  ご存知ではないでしょうか?

それは、無線局運用では基本的な「電波を発射する前に自局の発射しようとする周波
数での、他局の電波利用の確認」を殆どの方が実施していないからです。

免許さえ有れば、5.7GHz帯 FPV運用は法的に問題無いと思って運用している事自体、
大きな間違いだと  知ってください!

無線従事者免許取得の時に勉強した事を、良く思い出して下さい....

5.7GHz帯 FPVのみの運用者の殆どは、他局の運用を監視する為の設備を持っていない
ので、「無線局運用規則 第19条の2第1項(発射前の措置)」を  行っているとは言え
ないでしょう?

https://thoz.org/law/%E6%98%AD%E5%92%8C25%E5%B9%B4%E9%9B%BB%E6%B3%A2%E7%9B%A3%E7%90%86%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A%E8%A6%8F%E5%89%87%E7%AC%AC17%E5%8F%B7/%E7%AC%AC19%E6%9D%A1%E3%81%AE2%E7%AC%AC1%E9%A0%85/

これは  無線局運用前において最低限行わなくてはならない事  で、5.7GHz  FPV運用
においては「自局の電波が飛んで影響を与える恐れの有る範囲等(例えば上空150m
から飛ぶ範囲等)の監視
は一切行っていない」ので、運用規則違反運用 となると
思います。

電波が飛ばない(飛んで来ない)地上で、「モニターTVに何も映らないから電波が使わ
れていない」とする見方は、東京タワーの根元で受信確認し、大展望台まで エレベー
ターで上がり、いきなり送信するのと同等です。

皆が150m上空とは言いませんが、少なくとも自機を飛ばす範囲は確認する必要がある筈
ですが、そんな事はできないでしょう。
できないから「やらなくて良い」とはなりません!!
5.7GHz 0.5W のF8W波は、例えば30m上げただけでもその飛びは極端に差が出て、とんで
もない場所まで飛んで行きます。

当方等が志賀高原等でマイクロ波を運用していると、関東一円の電波が飛んで来ます。
5.7GHz , EIRP : 28dBm の信号は、100km離れた場所でもパラボラで受信すれば(方向が
合えば)-91dBm  の程度の強度で入感する為、それより弱いFMやSSBの信号は、混信
となり、妨害されてしまいます。
また X7W  のデジタルATVの場合は D/U比 が取れない為、ブラックアウトして全く
映らなくなります!

また、自局のコールサイン送信すら、一部の良識者だけが「地上」でチラッとカメラ前
で映して送信している? としている様ですが 怪しいモノです。。。
これは、一次利用の「携帯局:業務用無線局」でも同じで、「  呼出名称を送信しない
場合  」は、違法運用となる事を理解すべきです。

更に、5.7GHz帯FPVモニターのチェックだけでは、FM や SSB また  デジタルATV等の運用
が有っても  全く知る由もない
のですから、無線局運用規則第19条の2(発射前の措置)は 
やっていないに   等しいのです!!

 当局等は 「フルハイビジョンATV」 運用時には、受信機で自局の発射する周波数を受信
し、他局の信号が無い事を確認してから、電波を出しています。 

この他、当該周波数をFM無線設備等で確認してから  FHD-ATV  等々 を運用します。
これは パラボラの方向合わせも兼ねる為、皆が当然毎回行っています。

https://www.youtube.com/watch?v=RKnIwyT8vdk

時には(良く飛ぶ場所や他に電波が使われていそうな場所等)ハンディースペアナで5.7GHz
帯域を直接監視してから送信します。 これは送受信が同一点で有るからこそできます。
(最近の運用では安いスペアナが流通している為、現場にスペアナ持参局も増えました。
 私たちの自作無線設備は、5.7GHz帯でも10GHz帯でも皆UHF帯等にコンバーションして
 受信しますので、1GHz程度の下記の様な超小型スペアナでも充分ですが、FPVだけの
 運用者には使えないでしょう!)

https://blog.goo.ne.jp/ja0ruz/e/75c53eab6d06f899832e03e826503948

https://blog.goo.ne.jp/ja0ruz/e/b170e151861f6cab9664515b8b4629e9

 

「電波を発射前する前の措置」は、最低限行わなくてはならない事で、5.7GHz帯FPVだけ
の局に於いては「自局の電波が飛ぶ範囲等(例えば上空150mから飛ぶ範囲等)の監視は
一切行わない」 運用規則違反  の運用と考えられますね!

電波が飛ばない(飛んで来ない)地上で、「モニターTVに何も映らないから電波が使われ
ていない」との見方は、大きな間違いですよ!!

5.7GHz FPVは、我田引水ばかりで「アマチュア無線局運用に対して襟を正せる先駆者」
がいなかった事が、大きな問題ですね。。

 

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アマチュア局の デジタル音声通信 : DMR

2022年06月03日 | アマチュア無線 フルハイビジョンD-ATV

アマチュア無線でのデジタル音声通信方式は、  D-STAR C4FM  等 が代表的な
モードかと思われます。
(音声以外ではかなりのデジタルモード通信が運用されていると思いますが、
    当方には判りません!)

そこに、最近では 「 DMR 」 と言った方式も、ローカル数局で運用される様
になってきましたので、当方もDMRについて詳しい事は良く判らないままですが、
このTDMA方式無線機を購入し 、(5Wハンディー機:今の様な円安になる前12,000円程度)
免許を取得して、少し参加してみました。  
購入無線機は MD-UV380
https://www.ebay.com/itm/254277263416?hash=item3b341b2038:g:LNEAAOSw75JdFCWU

この無線機は、海外製の技適の無い無線機ですので、分解してBDG(一部他者から
の情報を頂き、修正して作った)を書き、バンド逸脱しない様に改造等々してから、
それらの証明や写真等を付けて保証機関の保証を頂いてから免許申請し、ようやく
正式に使う事ができる様になる無線機です。

このBDGや諸元・証明等を付した申請方式等は、ISDB-T方式 FHD-ATVで充分に習得
している免許申請方式ですので、特に苦労な無く申請でき問題無く免許となりました。



 *しかし、それがこの6月からは業務局と同じ様に、一年以内に較正された測定器
でスプリアス等を実測して、新スプリアス規格をクリアしているデータの添付が必要
とされ、ハードルは一気に上げられた様です。更に較正証書の写しまでも必要と事。
これでは、自作機や技適の無い無線機の申請はできない状況に等しく、規制緩和どこ
ろか締上げです!!

さてこれらの無線機は、外形を見ただけで「不法無線機」と認識されてしまいます
ので要注意の無線機
ですが、免許を取得しても「無線局証票」等のシールが無く
なっている現在は、見分けがつかないのが大きな問題でしょう!

DMRを使ってみての感想は やはりC4FMに近い感じで、デシタル特有の音の抜け
や怪奇な音が時々出ますが、音声はC4FMより肉声に近いと感じています。

DMR 「時分割多重アクセス(TDMA)方式」 についての詳しい事は下記参照願
います。(本来はレピーターを使うシステム等に適している様ですが、私たちは
敢えてシンプレックスで運用です)
https://www.soumu.go.jp/main_content/000368344.pdf

https://www.hytera.jp/%E8%A3%BD%E5%93%81-%E3%82%BD%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3/dmr/

この他にもデジタル音声通信では、4値FSKの3Rの350MHz帯また154MHz帯や
467MHz帯の3Bも含めたデジタル簡易無線、143:146MHz帯のデジタルコミ
ニュティー無線機等も使ってみていますが、結果としてデジタル音声通信では、
3B や3Rのデジタル簡易無線(デジ簡)が一番まともな音声通信ができる様に
思います。

今まで使った中で一番ヒドイと感じた音声通信方式は、「エラーコレクション
が無い D-STAR 」ですね!! 
日本ではそんな物が一番普及している?おかしな現状もありますが・・・

デジタル通信はマルチパス等でのエラーに晒されて使う為、エラー訂正が無い
方式を移動間で使うと酷い状態となります。
極端な例だと、300mとも離れていない移動局と交信していて、一寸建物の影等
に入れば音信不通になる事もあります。
この様な通信状況では、伝達内容の重要度が少ないアマチュア通信でしか使えま
せんから、アマチュア無線専用モード なのでしょう!!
(重要な業務通信にはまず使えないですね!)

C4FMも 4値FSK で、エラーコレクションが弱い様ですが一応備わっている様で、
少しはマシな交信ができます。

DMRについてはまだ交信実績が少ないので何とも言えない状況ですが、長野市―
松本市間の固定間交信は、5Wハンディ-でも(八木アンテナ接続で)可能となって
いますので、C4FMに近い感覚の様ですね。

今の所 DMR で、しかもシンプレックス音声通信を行う方は殆どいないでしょうから、
結果として究極の「秘話通信?」となるでしょう。

但しアマチュア無線ですので秘話は掛けられないですから、AORのDV-1 やDV-10等
のDMRモードが受信できる受信機等で、聞く事ができます!!!

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コンスタレーション (constellation)

2022年06月02日 | アマチュア無線 フルハイビジョンD-ATV

 地デジ放送等の測定で使われる  ISDB-T関連中古測定器 が結構安く売られている為、
お持ちの方も多い様ですが、その測定項目の一つとなっているconstellation
日本読み「コンスタレーション」
を 、コンスレーションと読む方が
おられる様です。(ローマ字読みにすれば間違いではないのかも?)

しかし、地デジ放送関連の測定器で コンスレーション  や コンス   なんて記載
された
 カタカナ 表示は  一切見当たりませんので、私はコンスタレーションと呼ん
でいます。
(他のモードの事は良く知りません!)

下記参照
アンリツ
https://dl.cdn-anritsu.com/ja-jp/test-measurement/files/Brochures-Datasheets-Catalogs/Brochure/MS8911B_030_J1200.pdf
リーダー電子
https://www.leader.co.jp/products/rf/lf965/
マスプロ
https://www.maspro.co.jp/new_prod/lcn3a/lcn3a.html
ミハル
https://www.miharu.co.jp/product/rf-analyzer.html

http://www.jushin-s.co.jp/jushin/d-technic.html

この様に日本の  ISDB-T 関連測定器には全て「コンスタレーション」
とカタカナ書きされています。

たぶん海外情報を中心に見ている方が、読み方として 「コンス」 と言っている
だけだろうと思っています。

また下記には、「コンスレーション」と言った言葉が載っていますが、放送に関係
する事は確認できません!!
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3

また、信号空間ダイヤグラム には 「その配置が星座に似ていることから、
日本語
「コンスタレーション」と呼ばれる」と書かれています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BF%A1%E5%8F%B7%E7%A9%BA%E9%96%93%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A0

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TV放送について

2022年06月01日 | アマチュア無線 フルハイビジョンD-ATV

今日は 「電波の日」ですね!

私も総務省から送って頂いた  啓発ポスターを、通り沿いの窓に掲示しました!

さて、、日本の「 NHK 」が開発した ISDB-T方式のフルハイビジョン地デジ放送システム
には
「スクランブルシステム」が備わっています。
(日本以外の国のISDB-Tb等方式にはスクランブルシステムが不採用の  様です)

つまり、今更 「NHKの視聴契約等の選択の為にスクランブル化を」 と言う事は間違いで、、
日本の地デジ放送局は、全てスクランブルを掛けて送信しているのです。

ですから B-CASカードを抜けば、全ての放送が見られなくなります。 

(現在の 4KTV等 のA-CASシステム搭載TVは、基板上のICチップとなっている為、抜く事
    ができません)

 当方が開拓した「FHD-ATV」では、当然スクランブルは掛けられない訳ですが、普通の
地デジTVに写せるのはスクランブルが無いからで (MPEG-2の場合のみ)、普通の地デジTV
は  元々スクランブルが無くても映る
様に設計されています。

また FHD-ATV に使う  STB(チューナー)には、B-CAS機能が無い物も使いますので、
これ等は  日本のフルハイビジョン地デジ放送を受信する事はできません。
(ワンセグはスクランブルが掛かっていない為、汚い映像!を映す事もできます)

しかし、NHKの有料放送問題はいつも棚上げにされ、わざわざコストを高くした
「スクランブルシステム」を一切有効利用せず、NHKを見ない国民等からも漏れなく
視聴料を取る事にしています 
が、いつまでもこのままで良いのでしょうか?

   放送法第64条に「NHKの放送を受信することができるテレビをお持ちの場合、NHK
と受信契約をしなければならない」との規定があり、放送法に基づき総務大臣の許可を得て
定められた日本放送協会放送受信規約で「放送受信料を支払わなければならない」と義務
づけられていますが、日本も下記の様に諸外国に見習うべき では無いでしょうか!

  https://i.mag2.jp/r?aid=a6295cad142e77

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