先日 JA0SIO局が 5.7GHzアンテナを固定に上げて、 FHD-ATV固定送信テストを始めた為、
当局は長野市内にて受信テストを行いました。
まずは映る条件の場所を探してから、同じ様なパッチアンテナを交換しながら受信してみた所、
映像が出るアンテナと、出ないアンテナがありましたので、室内で簡単に比較測定をしました。
*車内では窓ガラスを開いている時は映りますが、閉めると映らなくなりました。
(運用時の風景 雨の為車内で運用です)


20日に大陸から届いたばかりの
「 1 の 裏に 5.8G 14DBI とプリントされた 赤フレキのアンテナ」は映像が出ません
でしたが、7年前から使っている
「 2 の パターン剥き出しの 青フレキのアンテナ」
では映像が出ました。
3 も映らずで、これは以前に開いてみた所酷い作りでした。(どれも数百円程度の物です)
1 の 14DBI とプリントされたアンテナを簡易的に実測すると、アンテナ出力レベルが
2 と比較して 12dB程 低くて、ビームパターが滅茶苦茶の為か周囲の環境等によっては
8dB ~16dB 程の変動が出ました。 ( 2 は余り変動しません )
14DBI とは「それだけ利得が低い」とでも書いているのかとも思えてしまいます?!
結構多くの方が買っているのでは??、、、でもそれは 没・・・
また ホーンアンテナも使いましたが、これは映像が出たりフリーズしたりの連続で、
ギリギリのレベルだった様で、ホーンアンテナより 2のアンテナの方が利得が高いと
判ります。
この為、100kmオーバーのFHD-ATVでの映像が、2回も出た訳ですね!!
https://www.facebook.com/photo/?fbid=2329631047183973&set=pcb.3406748932937393
11/25 追加テストから
赤ケーブルのアンテナは、あまりにもレベルが低かった為、再度テストしました。
写真の様に 約25~30度程 曲げて 測定したら かなりレベルが上がり、青ケーブル
アンテナとの差が 5~6dB程 となりました。
よって、かなりビームが傾いており、指向性が大幅に狂っている 事が見えて来ました!
これは他の平面アンテナでもありましたので、パッチアンテナは一寸の設計/制作ミス?で、
大きな指向性の狂いが出るのだろうと想像できました。