アマチュア無線局JA0RUZ FHD-ATV(Full High Definition - Amateur TV)

アマチュア無線
ISDB-T方式 FULL HD-ATV
マイクロ波通信
デジタル-ATV
電気・通信

ユーザー車検 Ⅲ:アンテナ等はそのままでOK!!

2024年06月25日 | 自動車関連

 今日も自家用バンのユーザー車検を受けて来ました。

まずは、このページから受験日の予約等をしてから臨みます。
https://www.jidoushatouroku-portal.mlit.go.jp/jidousha/kensatoroku/inspection/index.html

持ち込みは14年目の貨物車ですが、今年は4月に行ったブレーキフルードの交換とワイパー
ブレードの交換程度で、他は一切交換していないのですが、走行にも保安基準にも問題は
ありません。

当然 、検査前点検やブレーキドラム内清掃やグリースアップ等々は行った上での受験です。
点検とは言っても、普通に乗っていて特に違和感が無ければそれは殆ど問題無いでしょう。
不具合があれば、いつも乗っている人が一番判りますから。
      余談
古くなるとヘッドライトの樹脂が劣化し曇って光量に問題等が出ますが、私は「洗濯用
洗剤(BOX入り粉石鹸)」を手の平に付け、丁寧に洗いながら磨いて流す事を何回も
繰り返し、
乾いてから樹脂コーティング剤(参考の物)を塗り、この様に綺麗にます。

当然黒樹脂が白っぽくなった所に塗布すれば黒が蘇りますが、ついでにヘッドライト
表面に塗ってもコーティング出来ました!!
専用の「ヘッドライト研磨コーティング材」なんて不要です!
もっとも私はどの車のボディーも全て「洗濯用洗剤」で洗っていますが、殆どの汚れや
細かい傷等々まで綺麗に落とせますし、塗膜も劣化する様には見えません。
チョットした擦り傷等で、えぐられていない場合は、洗濯用洗剤を指に付け洗いながら
磨けば綺麗になります。
その後は 気が向けば 液体ワックス  を簡単に掛けてはいますが、これも新車時代から
洗濯用洗剤で洗っている 14年目 の車です!!

 ディーラーや車屋さんに車検に出す場合は、「無線のアンテナや車内の無線機等々は
全部外さないと通せない!」
とか言われている様ですが、この様に5本の無線アンテナ

を付けていても、車検場の検査員(みなし公務員)には何も言われませんよ!!

たぶん車屋に車検に出すと、「無線関係は全部外せ!!」と言われて、外したまま面倒
になり、その後無線機やアンテナを面倒がって付けなくなる人もかなりいるのでは無い
でしょうか?
これ等も「アマチュア無線局運用の減少の一要因」になっている事でしょう。
だから、「信じられない車屋さん」になんか車検に出すなんてしません。

車検を通す事は簡単な事で、車屋に出すと色々言われた上に大金を採られナンセンス
だけです!!

「ユーザー車検」を覚える事は、アマチュア無線でBDGを書いてJARDへの保証申請する
より簡単ですよ~!!!
なんたって「完成している車」の点検だけですから・・・

自分の車は自分で管理(点検・整備・納税・保険加入)して、自分で検査に持ち込む
ことが、本来の検査制度ですから!

コメント

霞ヶ浦 ー 志賀高原 間 約192.5KmのSHF帯交信テスト 6/22

2024年06月22日 | アマチュア無線 フルハイビジョンD-ATV

 6月22日 の移動運用は、私が思い付きで提案した「SHF帯での 霞ヶ浦―志賀高原 間:
見通し外 約192.5km間 のFM交信テスト」の為に、計8局が結集しました。

SHF帯 見通し外伝搬のテストで、このルートは初めてのチャレンジでしょう!

(SHF帯交信テストの他、438MHz  DMR での SFR 交信テストも行いましたが、この
 ページの最後に記しています 。又下記にもあります)
 VoIPリンク研究会 | 志賀高原ー青梅 2段リンク(DMR-SFR・分科会) | Facebook



今年はかなり遅い梅雨入りとなりましたが、雨にもならずに運用できたのは  JS1TLT局
の日取
り設定が良かった為でしょう!

 結果は予想通りに、5.7GHz ・10.2GHz帯 で はパラボラでは勿論ですが、チャチな
アン
テナでも FM にて FS で交信できました。
 (中華製  パネルアンテナ 及び ログペリアンテナ等)

当方は 5.7GHz 及び10.2GHzにて親機の IC-1275 の RFゲイン を絞り切っても M5で交信
できましたので、40dB程度のマー
ジンは有りそうでした。

また24GHz帯は、予想通りに  交信ならず  でした!

なお志賀高原渋峠下駐車場にて運用された  JE1VAH局 は、若干樹木が被る条件でした
ので一寸弱かった様です。
終わってから下の駐車場にて合流し昼食を摂り帰宅としました。

お借りした  霞ヶ浦運用の皆様  の写真です。
沢山のパラボラが並びましたね!!

この様に固定観念からでの運用ではなく「新たなルートの開拓」でも十分に楽しめる
のがSHF帯ですね!!

 ついでに持参した 438MHz帯DMRハンディートランシーバーでの「SFR デジピーター
経由交信テスト」においても、 霞ヶ浦近くの阿見町の局 及び 青梅市の局(2段中継!)
と無事交信できました。

多分SFRでもこの距離でのハンディーからの中継交信は初めての交信成功だったと思わ
れます。(約165km?)

この件に関しては、下記FBにもレポートがあります。
https://www.facebook.com/groups/543274044677777/posts/783562483982264/?locale=ja_JP

八木アンテナでないと上手く行か無いと思いましたが、ハンディーホイップのみでOK
だったのは驚きでした!

コメント

6月15日の 5.7GHz & 10.2GHz FHD-ATVの中継交信

2024年06月17日 | アマチュア無線 フルハイビジョンD-ATV

6月15日は 志賀高原渋峠下駐車場 にて FHD-ATV の移動運用を行いました。

この日は JA0SIO 局との運用でしたが、準備中に他のアマチュア無線家が
 「この駐車場で無線を運用しますが良いですか?」
と聞いてこられた様でしたが、当方等は1.2GHz(連絡波)とマイクロ波運用だけ
なので、問題ない旨を伝えました。

私が一寸見たら、私等がいつも行く先々の移動運用場所でとてもアクティブに
運用
されている局で、今回は145MHzと430MHzのスタックをしっかり立てて運用
されておられましたので、途中でご挨拶に行って来ました。

連続しての交信中でしたので「あちこちでお会いしていますよね、アクティブで
素晴らしいですね、JA0RUZですがよろしく」と、お声がけと名刺を渡して離れ
ましたが、後に名刺を持って挨拶に来られ、数分のグランドQSOもしました。 
この局は長野市の JJ0WGL で VU等々で有名な局でした!

さて、こちらのマイクロ波運用ですが、今回カスリーン公園では前回の運用ミス
をリカバリーする為の訓練運用で、主は群馬県の富士見峠移動の JA0IYB/1 局との
5.7GHz FHD-ATV交信に、オマケ参加したものです。

カスリーン公園移動 JA1OGZ局と 24GHz FHD-ATV交信は上手く映像にならなかった
為、10.2GHzでの中継をして頂く事にし、中間でJA1OGZ局とJJ1IQR局に協力して
もらい、双方向中継にチャレンジして頂きこれは上手く行きました。



この5.7GHzと10.2GHzの2バンドを使った「双方向FHD-ATV中継テストの成功」は、
 1 各局では初めての事だったと思います。

「中継テスト」の要領が良く理解された中継映像で、下記にあります。
https://www.youtube.com/watch?v=9HwQRgy5BTQ

富士見峠:5.7GHzで送信 > JJ1IQRが受信:HDMIケーブルでJA1OGZ局に渡し
10.2GHzで送信 > 志賀高原で受信。 この逆も行いました。

なおこの日の  JA0SIO局  の 5.7GHz 送信映像(JA1OGZ/1受信)は下記にあります。
https://www.youtube.com/watch?v=uvwXo_wo6ns

いつも一緒に運用している小諸市のJA0GPO局は、今回なんと群馬の富士見峠から
中継された
映像に映っているではないですか!!
もしかしたら小諸市から群馬の富士見峠なら、志賀高原より近かったりして!?

コメント (1)

24GHz ISDB-T方式 FHD-ATV 113km distance

2024年06月11日 | アマチュア無線 フルハイビジョンD-ATV

  6月9日 新潟市と24GHzでの FHD-ATV交信の為に、野沢温泉スキー場に移動して
運用を行いました。 
相互の距離は113kmです。

集まったメンバーは5局で3局が運用し、上越市と金沢市から来られた2局(来るとは
聞いていない局)は、見学?だけ の参加でした。

金沢市の局は、先日 富山県の医王山でお会いしてもいます!

その交信映像の一部は下記に置きました。

https://www.youtube.com/watch?v=eqxf6cw_ZCA

今回はいきなり 24GHz から初めたので、最初は繋がりませんでしたが、粘って調整等
して頂いた所、強力な信号となり、問題無くFHD映像の交信までできました。

また10.2GHzはFMでもノイズが出る程で、何等かのトラブルが有った様です。

この場所はスキー場内を貫く奥志賀林道上で、スキー場の一番東端に位置し、天気が
良く空気が澄んでいる日には、新潟市が薄っすら見える場所となります。

更に、新潟市の先は日本海ですので、上手く行けば秋田県男鹿半島の寒風山とのダクト
交信も可能かと想像しています。

コメント

マイクロ波DXの歴史 Part Ⅱ

2024年06月08日 | アマチュア無線 フルハイビジョンD-ATV

 マイクロ波帯アマチュア無線機「IC-905」等が発売になり、もう数ヶ月で1年になろうかと
思いますが、マイクロ波の運用局数やマイクロ波DXはどの程度増えてきているのでしょうか?

単に「1.2GHzの上のバンド」と考えて メーカー製リグを買いオンエアーしているだけの方は、
マイクロ波の実験やDXへの挑戦は、どこまで可能だと思っているのだろうか!

 以前にも書いていますが、私達は2000年少し前頃から殆ど人が「自作トランスバーター等」
にて1エリア中心の 5.7GHz と 10.2GHz のロールコールに参加してきました。 
2000m~3000mの山並み囲まれたこの信州の盆地の底から、下の様な設備で!!

この設備の事は、以前にも書いています。
https://blog.goo.ne.jp/ja0ruz/e/ae3eb164554020991150f0efd91629c3

まずは、その頃の「交信記録」を見てください。
下記リンクは、千葉県習志野市のセンター局 「 故 JA1CUY菱木OM 」 が長い間継続
していたロールコールの記録です。

5.7GHz ロールコール記録
https://jh0yqp.org/roll_call/old/5G_cuy/5G_cuy.htm

10.2GHz ロールコール記録
https://jh0yqp.org/roll_call/old/10G_cuy/10G_cuy.htm

このロールコールの他でも、かなり頻繁にDX交信等が行われていました。

 中でもまれにしか遭遇できない「レインスキャッター」での広範囲且つ複数局での
DX交信は、マイクロ波の醍醐味が大きく暫くは病みつきになっていました。

 更に「日本海ダクト」でも、200Km~800Km程のDX交信を楽しんでもいました!
これは信州では味わえない為、どうしても新潟県や富山県等の日本海が望める場所まで
行って楽しめる物でしか無く、しかもこれも気象条件によりたまにしか出ない条件との
駆け引きですが、今でも病みつきになっているDXの一つでもあります。

 まずは、この「レインスキャッター」ですが、実は当方が富山県高岡(JH9CFT)との
アルプス越しの通常交信中に、千葉県習志野市(JA1CUY)からのブレークが掛かかり、
全く逆方向との交信が同時にできた事により、日本で初めて確認された「雨雲反射交信」
だった事が判ったのです。

「レインスキャッター」の醍醐味を経験した方のレポートは下記にもあります。
https://jh0yqp.org/exp/QSO/5G/5G_02_08_11.htm

なんとこの高岡市固定JH9CFT局は、自宅シャック内に50cmΦのパラボラを置いて、
北アルプス方向に向けているだけで、長野市の当局と毎日交信できていたのです。

また新潟港近く JA0BQU局 ともこんな感じで良く交信していました。
https://jh0yqp.org/exp/QSO/5G/5g_0_skd/5G_0_skd.htm

こんな信じられない様な事も、二十数年前には普通にやっていたのです。

なおこの内容と似た様な記事は下記にも掲載されていますので、ついでに眺めて頂き、
新設備にて運用開始された方もマイクロ波での挑戦材料等にされる事を期待します。

https://www.fbnews.jp/202201/special1/index.html

https://www.fbnews.jp/202301/special00/special01/

コメント