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新車(軽)へのモービル機取り付け等 TM-942

2024年12月22日 | 自動車関連

 先日 軽自動車を入れ替えたので、モービル機等を取り付けました。

前の車は「親戚で高齢(70代)になった為軽自動車を探しているが適度な車が見つ
からない」
との事で、当方の車に目を付けられ、7年程度乗った ダイハツムーブ を
譲る事になり、その後継の車が納車された為  無線機等の設置を行ったものです。

現状で販売されている軽自動車で欲しいと思える車は無いですが、親戚の普通車の
状況(14年程乗った車)等から、仕方なしに「 現時点で購入可能な新車 」にする
しか無い状況だったので、今回初めて このスズキ車 にしました。

 (TM-942のコントローラー部の取付場所はムーブと同じルームミラー上部です)

アンテナも以前と同様の設置ですが、1.2Gアンテナは SWR を改良した物にしました。
(SWR改善については直前の投稿参考に)

このアンテナは昨日の朝 霜でこんな状況になってましたので、パチリ!


グローブボックスを外してヒューズボックスにアクセスですが、ヒューズをスムーズに
抜き差しできないぞ!

まずは、ドラレコ(前後カメラ)の取り付けも含めACC電源の確保ですが、ワゴン R
スマイル
はヒューズの場所が奥でほとんど手が入らない様な面倒な場所にあり、何十年
何百台
もの車を見てもいますがこんなにヒューズの取り外し等が面倒な車は今まで見た
事は
ありません。
 *これはもう ヒューズ交換を一切考慮していない  車作りでしょう!*

今回は何かと面倒な為、ヒューズ電源方式で電源を取りましたが、上手く手が入らない
為、この ヒューズ電源装着 だけでも大変な時間を取られてしまいました。



まあ無線機や車載型冷凍庫では流れても計 6A~8A 程度な為ヒューズ電源で問題無い
だろうと見ますが、ヒューズ電源以降の約3.5mの電源ケーブルには 電圧降下防止の為、
ムーブで使っていた 5Sq 自動車電装用赤黒ケーブルをそのまま使いました。
電源ケーブルによる電圧降下はかなりの曲者で、これで問題を起こしている局もかなり
有る様です。
  
     (内張り等は取っ払って、フロアシートの下等を通します)

TM-942本体の取り付け場所は、後席シート後ろ下のこの場所に収容して、後席シート
のスライド
や上げ下げ時でも干渉しない様に納める事ができました。

本体の固定方法は、ボディ―の鉄板部に「マジックテープで貼り付け」るだけです! 
後方は凹んで居る為木材で埋め、同じくマジックテープ貼り付けですが、平置きなので
これで十分です。



老朽化している TM-942 はついでにメンテ(周波数・変調・パワー調整等)も行い、
バックアップ電池の交換・430部の修理・ディスプレーのLED化も行いました。

操作部は今回もルームミラーの上に「ビス+両面テープ」で固定し、ケーブルは天井裏
や内装下等を通して隠蔽しました。 



最近の車はサイドエアバック等々まで装備されているので、通線場所もかなり気を

使います。 
当方は新車でも 一部にビス等で穴を開け固定しますが、外した後必要ならそのカバー
の樹脂
パーツを取替えれば僅かな金額で新品パーツにできますので特に問題ありません!

アンテナは、秋月電子と第一電波の1.5D程度の細いケーブルを挟み込みで、室内まで
入れていますが、こんな方法でも今まで数台:20~30年程全然問題なく使えています。
なお1.2GHz秋月アンテナは細いケーブルを60cm程でカットして、室内でSMAコネクタ
に接続してロスの少ないケーブル約1mの延長で無線機に接続しています。
(秋月アンテナについては、この前の投稿に書いていますのでご覧ください)


マイクとスピーカー線は手抜きですが、運転席下までフロアマット下での
流し配線で問題ありませんので・・・

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車のスマートキーを無くしたら どうなる? 対策は!!

2024年09月26日 | 自動車関連

 最近の車には、従来の様な「平たいメカニカルキー」が  無い!

もし「スマートキー」を無くしたら、その車は一切動かせなくなる。

今までは「メカニカルキーの予備」を一本持っていれば何とかなったが、今は予備キー
とされる物は有っても、財布等に入れ持ち歩く事が難しい形で、しかもその メカニカル
キー が有ったとしても、車のドアを開ける事しかできない為、ギアをPからNへのチェン
や、電動パーキングブレーキの解除すらできない為に一切動かせない。

  純正メカニカルキーの 裏側です

 実は8月に新潟港から北海道行きのフェリーで秋田港まで乗って、一番先に降り
る場所に(出口を塞ぐ場所)に止めさせられたが「下船時にスマートキーが見つ
からない」為、他の車も全車下船できない状況に陥りそうになった為、大変な想い
をした。

幸い、ドタバタして見つかったのでギリギリ下船時間に「滑り込みセーフ」と
なったが、、、しかし焦った。

 この様に、遠隔地への旅等の途中で、スマートキーの紛失や一切働かない状態等
となったら、、想像してください。  これは恐ろしい事となります・・・

 先日、納車から1年近く経ってようやく2個目のスマートキーが来たのだが、金属
キーの予備は先に来ていた為今回はスマートキー本体のみで中に刺さる金属キーは
付いてこなかった。

    *この件は下記に書いています。
       https://blog.goo.ne.jp/ja0ruz/e/8d89770374cf2ec644070ae3f49f6932

販売店に「予備メカニカルキーは幾らか」をトヨタに聞いて貰ったら、@8,000円近
との事なので、当該車の予備キーをネット検索した所、@1500円 で作成してくれ
る業者が有るではないか!

しかし、それもスマートキーに差せる純正キーと同じ形の物でしかないが。
      
https://store.shopping.yahoo.co.jp/lockdoctor/tm-toy80-3.html

仕方なしこの予備キーを買い、それを使い自分で「平たいメカニカルキー」を作る
事にした。

不要となった別のキーの  頭だけ切り取って削る

切削加工したキーの頭に予備キーを半田付けする

そして作成したのが、写真下の様な物!!
(上:メーカー純正のメカニカルキー)

これを「車のある場所」に仕込んでおけばいつでもキーが取り出せる様になる。

そして、もう一個のスマートキーも「休止の状態」にして、車内のある場所に置
いておけば、いざとなったら「スマートキーの休止解除」をして動かす事も帰る
事も自由にできるのだ!

**しかしそうしていない人は、もしスマートキーを無くしたらどうするつもり
  なのだろうか?

私は「危機管理の一環」として、40年来全ての車のキーは必ず車に仕込んでおき、
何処で紛失しも「動かせ帰れる様」にだけはしている。
前回のフェリー下船時にはそれも準備出来ていなかったので、それは困った!!

今後はこういった事まで考えて準備したので、使う事はないだろうし、今まで
にも使った事は一度も無い!!

            備えあれば憂いなし!!

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トヨタの二つ目のスマートキーが1年経ってようやく来た!

2024年09月17日 | 自動車関連

 昨日 トヨタのスマートキーの一つが、納車から約1年経ちようやく来た。

オーダーから納車まで1年近く待って、更に二つ目のスマートキーが来るまで
は 、
約2年も掛った!!

 これは、「高額な商品でも全部を揃えるだけの能力が無い」と言った現状
を打破できない現状から見て、日本の底力がそれ程までに落ち込んでいると
いう結果だろうと思える!

しかし、最近どんな車にも付いてくる「スマートキーやオート***機能」
なんて、私にとっては不便でいらない物ばかりだが、皆 喜んで(知らずに)
使っている様で・・・

また、数年前からトヨタのディーラー系列店からの購入等では、多くの方が
黙って三百万~八百万円もの車を「ほぼ値引きなし」で買わされ(ディーラ
ーローン等利用)、更に「サブスク等」のとんでもない条件の下で「使用だけ
出来る」状態にされているのだが、それが「当たり前の社会」となっている
様で、私には不思議でならない。

「当り前」がどこで仕組まれたモノかも考えずに受け入れる事が、本当に良い
事かを考えるべきだ思うのは、私だけだろうか!!

「今だけ、金だけ、自分だけ」の社会は、誰が仕組んでいるのか・・・

 そして「1年」となると「12ヶ月点検」も必要で、当然自分で行いました!
ブレーキのパットや下回りは、カメラの映像で確認して判定等した。

 更に皆様の車のフロントガラス左上に貼られている「点検整備済ステッカー」は、
有効期限が切れた後には、剥がさないと違法となるので、綺麗に剥がしました。

(下記写真は点検済みステッカーの説明例です)

このステッカーは法的には貼る必要は無く「一般社団法人 日本自動車整備
振興会」が作り、
自主的に貼っているだけで、しかしそれが「期限切れ後の
貼り付けは違法となる」との事で、これまたおかしな決まりですね!!

下記参考HP等で確認願います。

https://www.jaspa.or.jp/user/mycar/tabid649.html 

https://www.goo-net.com/kaitori/kaitori-satei/tenken-syaken-gimon/4463/

車の法定点検(定期点検)とは|チューリッヒ (zurich.co.jp)

 

 

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モービル機  電源の取り方について

2024年09月04日 | 自動車関連

 モービル機で無線機等の電源を取る場合、皆様はどうしていますか?

多くの方が「シガライタープラグ」で、と言われることが想像できます。
しかしそれは一寸マズイのではないでしょうか。

モービル機等では、送信時3~15A程度の電流が流れる為、一寸した接触抵抗でも
電圧降下が起こり、そんなシステムから送信された「特定メーカー製無線機」から
の電波は、その電波を聞けばだいたい判ってしまいます。

一番良いのは、やはり「バッテリーから直に引いた電源」を使う事です。

しかも、出来たら「付属の純正電源ケーブルより、一回り太いケーブル」を使って
引いた方が良いでしょう。(短い場合は別)
私は、最低でも 3.5Sq で、インバーター等を搭載の場合は  8Sqを使っています。
純正ケーブルは「コスト面から最低限の物」しか付けていませんので、結構な電圧
降下が出ますよ。

「アマチュア無線機の場合、純正電源ケーブルだからそれを使えば問題無い筈!」
は、問題の元です。

電源ケーブルの中間で+-の両方にガラス管ヒューズが入っていたら更に酷い事に
なる場合もあります。
そして、長い時間送信等の後ヒューズホルダーやその前後のケーブル部に熱を感じ
たら、そこは電圧降下が発生していますので、改修すべきです。
そんな事例もかなり見ています。

 さて、ではどうやって電源ケーブルをエンジンルームから室内まで引き込むか?が
問われるでしょうが、私のトヨタ製ワゴン車3台は写真の様に皆同じ様な引き込みを
しています。   
         下の写真は私の車の電源引き込み方法です。

室内側は、エアコン室内機の裏に出ますが、狭いので体制を整え、手のひらを入れ
ケーブルの一部が指に触れた感覚で、つまみ出します。

 少し前の「HAM world 2024/ 7及び 9月号の中程」に紹介されている「自称プロ?」
の配線方法は、絶対にやってはいけない危険な通線ですので、注意してください。

きっちりハメ込まれたグロメットのゴムと板金の間に通した場合、長い間の圧力や振動
で配線の被服が消耗してショートする危険もあり、又ケーブル脇の隙間からガスの侵入
や水の侵入等々でとんでもない事にもなる事も考えられ、更に長い間にはハーネスグロ
メット全体がそっくり外れてしまう場合もあります。
(実際そんな車も何台か見ました!)

 よく見て貰えば判りますが、そのハーネス用グロメットには、電源等のケーブル等を
後から通せる様に「予備ニップル」が設けられていますので、そこを使わない事のほう
が不思議です。

「キーON」にしたい場合は、室内のヒューズ等からACC電源を取り出し、リレーでバッ
テリーからの電源をON・OFFする様に組むのが良いでしょう。

また、エンジンルーム奥には幾つかの「予備穴」が開けてあるモノが多く、小さなグロ
メットで塞いである場は、そこを簡単に通せる場合もありますので、助手席前のイン
パネ下(グローブボックスや下カバーを外して)やハンドル下に頭を突っ込み懐中電灯
等で探せば結構仕切り板のある穴を見つける事もできそこが使えます。

それでも無理な場合、5A以下程度の電流の場合はヒューズから分岐する方法も簡単です。
「ヒューズ電源」等 の情報は ユーチューブに沢山紹介されていますので、参考にしま
しょう。
但し、ホット側から取る場合は、近くにヒューズを入れる事を忘れない様にすべきです。

ちなみに私は今まで軽自動車~大型重機まで含め、数百台の車両系に無線機を搭載しま
した。 本日も「日野6Tパッカー車」に搭載しました!

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ユーザー車検 Ⅲ:アンテナ等はそのままでOK!!

2024年06月25日 | 自動車関連

 今日も自家用バンのユーザー車検を受けて来ました。

まずは、このページから受験日の予約等をしてから臨みます。
https://www.jidoushatouroku-portal.mlit.go.jp/jidousha/kensatoroku/inspection/index.html

持ち込みは14年目の貨物車ですが、今年は4月に行ったブレーキフルードの交換とワイパー
ブレードの交換程度で、他は一切交換していないのですが、走行にも保安基準にも問題は
ありません。

当然 、検査前点検やブレーキドラム内清掃やグリースアップ等々は行った上での受験です。
点検とは言っても、普通に乗っていて特に違和感が無ければそれは殆ど問題無いでしょう。
不具合があれば、いつも乗っている人が一番判りますから。
      余談
古くなるとヘッドライトの樹脂が劣化し曇って光量に問題等が出ますが、私は「洗濯用
洗剤(BOX入り粉石鹸)」を手の平に付け、丁寧に洗いながら磨いて流す事を何回も
繰り返し、
乾いてから樹脂コーティング剤(参考の物)を塗り、この様に綺麗にます。

当然黒樹脂が白っぽくなった所に塗布すれば黒が蘇りますが、ついでにヘッドライト
表面に塗ってもコーティング出来ました!!
専用の「ヘッドライト研磨コーティング材」なんて不要です!
もっとも私はどの車のボディーも全て「洗濯用洗剤」で洗っていますが、殆どの汚れや
細かい傷等々まで綺麗に落とせますし、塗膜も劣化する様には見えません。
チョットした擦り傷等で、えぐられていない場合は、洗濯用洗剤を指に付け洗いながら
磨けば綺麗になります。
その後は 気が向けば 液体ワックス  を簡単に掛けてはいますが、これも新車時代から
洗濯用洗剤で洗っている 14年目 の車です!!

 ディーラーや車屋さんに車検に出す場合は、「無線のアンテナや車内の無線機等々は
全部外さないと通せない!」
とか言われている様ですが、この様に5本の無線アンテナ

を付けていても、車検場の検査員(みなし公務員)には何も言われませんよ!!

たぶん車屋に車検に出すと、「無線関係は全部外せ!!」と言われて、外したまま面倒
になり、その後無線機やアンテナを面倒がって付けなくなる人もかなりいるのでは無い
でしょうか?
これ等も「アマチュア無線局運用の減少の一要因」になっている事でしょう。
だから、「信じられない車屋さん」になんか車検に出すなんてしません。

車検を通す事は簡単な事で、車屋に出すと色々言われた上に大金を採られナンセンス
だけです!!

「ユーザー車検」を覚える事は、アマチュア無線でBDGを書いてJARDへの保証申請する
より簡単ですよ~!!!
なんたって「完成している車」の点検だけですから・・・

自分の車は自分で管理(点検・整備・納税・保険加入)して、自分で検査に持ち込む
ことが、本来の検査制度ですから!

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