アマチュア無線局JA0RUZ FHD-ATV(Full High Definition - Amateur TV)

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2023 マイクロウェーブミーティングに参加しました。

2023年11月21日 | アマチュア無線 フルハイビジョンD-ATV

11月19日「2023 マイクロウェーブミーティング」に参加して来ました。

https://www.microwavemeeting.org/

長野からは4人で新幹線にて上野まで行き、そこから会場まではタクシーで。
今までは歩いて会場まで行きましたが、4人乗れば安いもの!

ここ数年は同会場にて開催されておりますが、今回「IC-905」発売の影響か、参加者数
がかなり増えましたね!
また、IC-905に追加で装備できる24GHzトランスバーターの詳細説明も有り、来年末頃は
24GHzまで市販品(認証機)で簡単?にQRVできるかも知れません!

講演内容はいつも高度な内容で、またプログレスレポート集も凄く高度な内容ばかりで
付いて行けませんが、そのうちに判る時が来るかも知れませんので...

なお当方とJA0SIO局は、マイクロ波運用の中でも「5,7GHz~24GHzまでのFHD-ATVの交信
映像展示等」を予定していたので、持参したPCやタブレット画面で参加の皆様にFHD-ATV
交信時の実映像等を観て頂きました。
初めて見た方は、このFHD-ATV交信映像に驚きの方も・・・

抽選会では大したものは当たりませんが、ミリコムの上島様がこの日の為に作成された
24GHz 29dBmOUT PAユニット  をgetしました。(有料)
FHD-ATV用PAに使うと15dBm程度までは行けそうかな?

最後は恒例の  東京駅構内  での懇親会。


なぜ 東京駅構内 か?・・・私等地方から来た者が帰りの新幹線に乗るに都合が良いから!

実はこの懇親会も、二十年程前に私の一言で、故 JA1CUY菱木OMさんと6人で始まった
ものですが、いつの間にか「30~40人の恒例イベント」となっています!!

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10月 & 11月 の FHD-ATV 運用映像をYouTubeにアップしました!

2023年11月17日 | アマチュア無線 フルハイビジョンD-ATV
10月  と 11月  に各地で運用した  FHD-ATV 映像をカット編集して 、纏めて
YouTubeにアップしました。

  10月21日 22日 富士山五合5合目運用映像   
            https://www.youtube.com/watch?v=PqOlcqgP810




  11月3日 野沢温泉スキー場運用映像 10.2GHz  
   https://www.youtube.com/watch?v=WDOXx7U_I9Q

   〃    野沢温泉スキー場運用映像 24GHz  
   https://www.youtube.com/watch?v=UOM4e2UhSsI



  11月5日 志賀高原運用・芋煮会当日
          https://youtu.be/yR2X_UODPNI



志賀高原でIC-905でモニターすると、5,7GHz メインCH付近の様子はこんなです。
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JR0WS 聖山レピーター 落雷損傷の修理

2023年11月12日 | アマチュア無線 フルハイビジョンD-ATV

JR0WS 聖山レピーターは、雷により「一時停波」となってしまいました!!

 7日 早朝の雷により439.38MHz及び1292.30MHz 供停波したので中部電力に確認した
所、7日午前中には電力は復旧しているとの事でしたので、8日AMに聖山まで登り確認
の結果、電源ブレーカー等が損傷しレピーターが停止していた為、仮復旧 とさせて来
ましたが、11日にようやく普通に使えるまでにしました。

音羽電機の耐雷トランス・アレスター等々を入れていた為か?本体への損害は無かった
様です。

 8日は電源障害復旧後、無線機器の動作に問題無い事を確認した後、山を下ろうと
して最後のテストをしたら、なんとIDが出ない!(その直前まではIDが出ていた!)


                                                 JA0EZA   JA0RUZ   JH0LUA

良く確認したら変調が掛からない症状となって、仕方なく IC-RP1210 本体を外して
持ち帰り、ID・変調基板の半田付け等々をし直して、最終確認・24時間エージング
の後 、11日に復帰させたものです。

                 11日の様子

聖山山頂の厳しい気象条件の中、温度管理もないまま40年近く休まず働き続けて
いる無線設備で、基板のパターンや半田付けの劣化はどうしても起こりますので、
それらを繕いながら動かし続けています。(IC-RP1210 は部品取り用も収納)

1447mの旧スキー場上部に有る為、雪が降ったら車で山頂まで行けないので、
ぎりぎり降雪前に対応できました!!

11日は気温が下がり山頂到着時は2度でしたが、レピーター付近の木々には霧氷が
出来て、温度上昇と風により樹木やアンテナから  雹  の様に降っていました。

 

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アマチュア局 マイクロ波の歴史 等

2023年11月08日 | アマチュア無線 フルハイビジョンD-ATV

 日本のアマチュア無線で、ここ数十年程度のマイクロ波実験・開発・運用等
の歴史はご存知でしょうか。

今となっては10GHz程度まではメーカー製無線機等々でQRVできる時代となり、
マイクロ波運用も簡単?にはなったが、それまでは殆ど自作品や半自作機?の
様なトランスバーター等々を駆使しマイクロ波を運用していた。

 それらの事は「マキ電機さん」「西新潟クラブ」の歴史を見れば大体の事が
判るかも知れない。

 先ずは「マキ電機さん」無くして、日本のアマチュア無線のマイクロ波は語れ
ないだろうが、残念な事にマキ電機さんの歴史を纏めて残した人は居ない様だ。
殆どの人が、マキ電機さんのキットやパーツ等々を使ってマイクロ波を開拓して
来た筈で、私もその一人だ。

https://www.hamlife.jp/2018/02/18/access-ranking20180211-20180217/
https://www.hamlife.jp/2018/02/13/jh1ugf-sk/

           当時のマキ電機さんのカタログ



次に 西新潟クラブ(JH0YQP):HP を!
https://jh0yqp.org/   更新履歴  > https://jh0yqp.org/kosin.htm

 MLの情報を記録・纏めて頂いており、途中  諸事情によりまだ抜けている部分もあり
ますが、時々 制作・記録・運用等を確認 / 紹介する為にも眺める事ができ、
感謝する
ばかりです。

 ここには、それなりに交信記録等々も残っています。(更新履歴からご覧ください)


 
私もこの「西新潟クラブ」で多くのOMさんに育てて頂き、マイクロ波で遊べる
様になって来た一人です。

この他、マイクロ波運用の影の力に「ミリコム」さんや「セブロン電子」さんが
あり、関西で地味に素晴らしい物を開発・販売等しており、こちらも大変お世話
になっております。
http://millicom.co.jp/
http://www.chevron-e.com/

 また「コスモウェーブさん」は 、今では無くってはならないショップとなっています。
https://www.cosmowave.net/

コスモウエーブさんでは、最近のデバイスを使った新たなユニット等も作成されて、
一部は完成品まで作り提供いただいていますが、
納期が掛かる物が多くなって来て
います。

当方の開発した「5.7GHz FHD-ATV システム」も、コスモウエーブさんのTRVユニット
を採用して、他の多くの局もそうされている事と思います。(専用機もあります)
https://www.cosmowave.net/?mode=cate&cbid=2479417&csid=0

 しかし、どんなに技術や知識が有っても、相手局がいない事には実通テストすら出来
ないですが、この西新潟クラブのメーリングリストに移動運用情報を流すと、だいたい
交信相手局が現れ、空振りにならずにテスト運用が出来ていました。

また技術的情報の吸収や、人的資源にも大いに巡り会え、情報もたっぷり吸収させて
頂いてもおります。

同じ様に「東京マイクロウェーブクラブ(略:TMC)」でも、マイクロウェーブ仲間が
沢山活躍されておりますので、これ等でも情報交換や技術・運用方法等々を学び続けて
おります。
http://tokyo-microwave.com/archives/202308-1.html

          「東京マイクロウエーブクラブFB」等も



 これまでのマイクロ波運用等々を振り返ると、物やリグだけでなく「同志の繋がり」
が無いと「マイクロ波での運用 」 は思う様にできなかったであろうと想います。

特に地方ではいくら素晴らしいリグを自作できたとしても、5GHzや10GHzでどんなに
CQを連呼しても、常時聞いている人すらいない場合が99%以上だろうから・・・

                             マキ電機:富士山富士宮5合目運用会 (1999年)

この頃は当方も40代に入った頃で、皆 若かった!! 

さて メーカー製リグが発売され、この状況がどの様に変わって行くのだろうか?

 

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11月3日:野沢温泉スキー場 / 5日:志賀高原 移動運用レポート

2023年11月05日 | アマチュア無線 フルハイビジョンD-ATV

 11月3日野沢温泉スキー場での移動運用、及び5日の志賀高原移動運用は、一先ず
運用できましたので、ブログにも書いておきます。


 3日の野沢温泉スキー場移動運用に対して新潟では4局が集合し、10GHz& 24GHz
FHD-ATV までバッチリ送受信出来ました。
当方等はデジカメを忘れて、スマホの(変な色)写真しか残っていません。

                新潟市内野運用写真


               野沢温泉スキー場運用


                映りが一寸変です。

 5日は薄曇りの中 志賀高原に向かい、渋峠の手前辺りから濃い霧の中で2時間近く前に
現着し霧が晴れるのを待っていたGPOさんと運用準備にかかった所、霧は直ぐに水滴と
なり運用出来ない感じとなってしまいましたが、無理して 5GHz FM~ FHD-ATVまでテスト
し、一応双方向で映ったので  即一時撤収としました。
この撤収時にはアンテナやケーブルのたわんだ所から、水滴がポタポタポタと・・・

なお、志賀高原からの交信相手局の皆様はカスリーン公園で毎年開催の 大利根クラブ
主催の 芋煮会に集まった皆様です。

         5日 志賀高原はこんな濃霧の中での運用でした

そして早目の昼食を摂り車内で様子見一時間程で道路も乾き始めたので、運用再開で 
5GHz & 10GHzの FM~FHD-ATV まで交信できました。

   流石に24Gは霧の為か電界強度が足りずにFMまでで終わり、15時頃 2023年の志賀高原
運用に終止符を打ち帰路に。(野沢温泉ルートの奥志賀林道も、6日から冬季閉鎖です)

 しかし、今回JS1TLT局の5GHz FHD-ATV を無理言って送信して頂いた所、見事にFHD
映像が出ました。
   なんと JS1TLT局のFHD-ATV機送信出力は10mW程度との事でしたが、まともに映った
事に驚き、帰ってからこの伝搬を計算したら、当方のFHD-ATV機入力電力は-82dBm
程度で、ギリギリ映るレベルで有る事も判りました!

本日の FM / FHD-ATV運用局 :  5GHz    JA1OGZ  JH1AOY  JA0IYB/1  JS1TLT  7K2HKS
                                               10GHz    JA1OGZ   JA0IYB/1

*映像等は短く編集してから後日ユーチューブにアップしたいと思います。

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