フルハイビジョン伝送に必須な「HDMIケーブル」を開いて見た。
3本のケーブルが一組にシールドされ、それがと5組と4本のリードがあり、更に2重シールドが
施されていた。
しかも各リードが細い!更に極細ケーブルの場合は一体どうなっているのか不思議な感じだ。
この様なケーブルでは、マイクロHDMI端子なんかの加工・半田付けは、とてもできそうに無い!!
さてHDMIケーブルは、一般には数m程度の使用を前提にしている様だが、私はカメラと送信機を
10m程度まで離して映す様にして運用している。
なぜそんなにケーブル延長かと言えば、カメラと送信機が近すぎると移動運用時の全景が入りきらない
のと、運用者の顔ばかりを映したんじゃ「そんな顔映すな~~」と言われかねないからだ!!
室内実験だけの方には判らないだろうが、景色の良い場所では、カメラの場所を動かしてより良い
風景映像等々を送る様にしたいからである。
この様に延長する場合には「HDMIリピーター」を挿入しないと映らない場合があるので移動運用時は
いつも使っている。リピーターは逆にケーブル長が短い時の中継に使う場合は映らない事も出る。
そうでもしないと、「電気紙芝居実験か?」と言われてしまう!・・・
更に中継放送現場の様に、カメラと送信機を50m~100m程度まで離れても良い様に準備もしている。
これはHDMIケーブルの延長ではかなり無理なので、FHD映像等を同軸ケーブル一本で送れるHD-SDI
方式を使う予定に準備している。
https://vplus.tokyo/tech_blog_s/vplus-tech_005/
なお当方の監視カメラやレコーダー等の映像は、家庭内FHD-TVにHD-SDIで分配して送って見られる
システムとしている。
いずれにせよHDMI関連機器には「相性?」がある為、使えるものと使えない物が出て、組み合わせや
個々の選定が必要となる。