8月10日 秋田県 男鹿半島の寒風山にて、マイクロ波の運用を行いました。
8日 新潟港発の北海道行きフェリー(22:30発)で秋田港へ向かい、9日は男鹿半島を
観光して10日に寒風山で運用し、せっかく秋田まで来たのだからついでにもう一泊
して11日に帰る事にしました。
ゴジラ岩
男鹿半島西海岸断崖上の「白糸滝駐車場」(ここはマイクロ波も運用できそう!)
男鹿水族館上駐車場(ここでもマイクロ波を運用できそう)
男鹿温泉郷に宿泊
夏の秋田名物 ババヘラアイス
寒風山には当方より先に川越市からJE1VAH局が「念入りに整備された愛車」で来ら
れており、10日AMには一緒に運用しました。
ここでは以前に DBV-SのATV交信等で、7~8回の運用経験がありますが、FHD-ATV
になってからは初めての運用となります!
当時はDBV-S方式のD-ATVで、富山県医王山との交信で 463km の交信記録も樹立
しています!
今回の伝搬概要です
運用開始当時は上越と430MHz帯のFMですら殆どM3程度でしか入らない程でした
ので、上越と弥彦山の交信を先に行ってもらう事にした所、5.7GHz &10.2GHzの
FHD-ATVは上手く映像が出た様です。
なお 新潟 弥彦山は開始予定時に一時雨が降っていた様です。
その後も寒風山と上越とは430MHzでも上手く連絡が取れませんでしたが、5.7GHz
FMに移った所、ピークM5 ・FSでの交信が出来ました。
しかしそんなレベルでFHD-ATVは映りません。もう 50dB程 強い電波が必要です!!
★この時の 5.7GHz交信 の様子を録画してきましたので、下記でご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=ISu_0I3caMk
そうこうしているうちに風が強まり、転倒防止策はしていましたが、パラボラが
フラつき危険な状況になりましたので、今回の運用を終了としました。
撤収時に弥彦から新潟市内に帰るモービル局信号がM3~M5で入る様になり、コン
ディションが上がって来た様ですが、すでに時遅しでした。
「やめたら良くなる」とか、、良くある話ですよね~
結局、今夏の日本海ダクトは「弱く且つ不安定」で、結果として FHD-ATV の運用
まで可能なコンディションまでは上がりませんでした。
予報ではダクトコンディションが良い日もありますが、マイクロ波運用&FHD-ATV
は相手局が運用可能な日時でないと運用できませんので、ダクトコンディションだけ
見て運用日時を決める事は無理ですので、コンディションが悪くも事前に決めた日に
しか運用できない訳です!
当然ダクト予報も参考にはしますが、本州上に大きな高気圧が安定して乗る様な気圧
配置でないと強い日本海ダクトは期待できない事を十数年間の運用で学習しています!
運用終了後、時下さんと一緒に男鹿市内の海鮮食堂で昼食を摂り別れたのですが、帰って
から知った事に、時下さんはそのまま川越まで2~3回の休息だけで運転して、早朝には
帰宅したとの事で驚きました!
当方は秋田市内にビジネスホテルを予約していたので、秋田駅付近を散策してゆっくり
休んでから、翌日帰路につきました。
秋田市内から自宅までは約460Kmで、秋田・男鹿半島一周等々で170km程走りました
ので、今回は 計830km程走った事となりました!