ボクは「ふるさと納税」の制度に反対しています
そのことは6年位前からこのブログで書いています。。ココ
しかし,先日の新聞記事で素晴らしい取り組みを行っている自治体があることを知りました。
長野県が行っている「長野県の高校生を海外へ!信州つばさプロジェクト」です。
長野県は「寄付者の皆様と事業の共創に取り組む全国初の県直営『共創型』ふるさと納税受付サイトです!」として,「返礼品を設けない「使い道」で選ばれる寄付の拡大」,「寄付者参加型の共創による事業の推進」という取り組みを行っているんです。
「直営で行うことにより,寄付額の約5割にもなる返礼品代や配送料、大手ポータルサイトへの委託料といった事務経費が掛からない」そうしたメリットも強調しています。
素晴らしい取り組みですね。
でもね,こうした取り組みにこそ返礼品はあるべきだと思うのです。
蟹や肉ではありませんよ。
留学した高校生が,海外で学んできたことを報告書にまとめたものを寄付者に返礼品としていただきたい。
高校生にとっても寄付者にとっても意義のあるものになると思いませんか。
それが本来の寄付というものでしょう。
そして,もう一歩進んで考えてみれば,寄付とするならば住民税の還付などあってはならないはずです。
菅元首相のような田舎の爺さんが考えると「返礼品」や「税の還付」などというあさましいものが付随しちゃうんです。
日本人は横文字が大好きだから,「ドネーション」として,「返礼品」や「税の還付」もない制度を作ったらどうだろうか。
欧米では「ドネーション=ステータス」でもあるんだよね。
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