久しぶり自宅に戻り、一息つく
花粉症がひどく、目は痒いし、鼻は詰まるし、頭に血は回らない(これは関係ない)
富士山は厚い雲の中
春は見えたり見えなかったり
もう、完全に春だ
帰りの新幹線では「続・わが闘争」の電子版を読んでいた
内容がいいのではなく、凄まじい理屈とあの惹きつける文体が興味深い
この文体の運びは、彼の演説に直結し、繰り返し表現、そして比喩の多用
ある面、こんなに理屈だらけなのに、民衆を引きつけた何かがそこにある
堂々と読む、自信はない
だから電子版が一番無難だ
でも、一度は読んでみる価値はある
自宅に戻ると、早速Lauraがまとわりつく
「お片づけ」と言い聞かしても、バックを物色し、立ち上がると何処にでも先導する有様
おやつをゲットすると、しばらくは離れているが、源太郎の姿が見えなくなると、再び監視に来る
和室でちょっと充電しようとすると、配線をいじって、そこを動かない
やっと、寝たくなり、今は自由な時間だ
庭の木々が今年も花をつけてくれた
Emmaの枝垂れ桃は老木だが、今年もピンクの花を見せてくれた
そして、Mihoちゃんの紫陽花も芽吹きが始まり
それから、木瓜の花が綺麗に咲いた
源太郎のことではない
「見事なボケの花」だ