この記事は2019年8月16日に掲載された、インドネシアの牧師、ブディさんのレッスンを翻訳したものです。https://centralchristianchurch.sg/english-sermons-2/
「信仰、希望、愛による励まし」
今回アジアで初めて、Seasoned Singles Conference「シーズンド・シングルズ・コンファレンス」を主催運営してくださったシンガポールの教会に感謝しています。あなた方のもてなしと愛は本当に素晴らしいです。
私は心の底からこの特別なコンフェレンスに加えていただいたことに感動しています。そしてここで皆さんの前でお話しできる特権をいただいたことを大変光栄に思っています。
皆さんに、ありがとう、ありがとう、そしてありがとうございます。
皆さんが私の信仰のヒーローになってくださっていることにありがとうございます。
皆さんの人生と忠実さが私を奮い立たせています。本当にありがとうございます。
それがどういうことなのか皆さんにはお分かりにならないかもしれませんので、少し説明させてください。
ここで、"THE SINGLES TRUTH"(独身の真実)の著者、Lori Smith(ローリー・スミス)さんの本から引用します。
[引用]多くの歳をとった独身クリスチャンは、自分がこの歳になってもまだ独身でいると想定していなかったので、途方にくれています。
彼らは、今はすでに結婚しているはずだったと思っています。離婚している人たちは、自分の人生にこんなことが起こるなんて全く予想してなかったと思っています。
彼らはクリスチャンとして足らないと感じています。 教会は家族を強調しすぎるので、”良いクリスチャンは結婚して子供をもつものだ”という印象を受けるからです。
もしかしたら神様は自分たちのことを忘れているのかもと思います。
たくさんの人たちが独身であることに落ち込んでいます。そしてこの気持ちをどう変えていいのか分かりません。
『祖国を持たない人のように』
[引用] "Challenging the Misconceptions of Singleness with God's Consuming Truth" by Lori Smith
(神様の激烈な真実をもって独身に対する誤解に挑む)
この本に書いてあるように、誰も皆、今自分が独身であることを予想していなかったですよね。誰ひとり。
だから皆さんはローリーが言っていることに完全に共感できますよね。
ものごとがうまく行っているときに、神様を愛すること忠実であることは簡単です。
願い通りにお祈りが聞き届けられたときに、神様を愛することは簡単です。
私たちの計画通りに人生が進んで行くときは簡単です。
でもどれほど神様を愛し、信じ、忠実でいるかをはっきりと見ることができるのは、ものごとが思い通りではなく予想外だったときです。
ですから、兄弟姉妹の皆さん、ありがとうございます。
いろいろな試練や葛藤、状況があるにもかかわらず、皆さんは信仰を持ち続け、神様を愛し続け、喜こび続け、与え続けているからです。
ですから、私の励ましになってくださってありがとうございます。大きな拍手を!
今晩、神様の御言葉で皆さんがもっと励まされるように祈っています。
テサロニケの教会への手紙から学びましょう。
テサロニケ信徒への手紙1章1節
「パウロ、シルワノ、テモテから、父である神と主イエス・キリストとに結ばれているテサロニケの教会へ。恵みと平和が、あなたがたにあるように。」
これはパウロからの特別な挨拶です。何故ならパウロにとってテサロニケの教会は大変特別だからです。
パウロは30もの手紙を書きましたが、テサロニケの教会あてに書かれたこの2通の手紙だけが、冒頭の挨拶でパウロの肩書が記されていません。
他の11の手紙では、「使徒」「神様のしもべ」または「囚人」などと書いていますが、テサロニケの教会への手紙では何もつけていません。
これはパウロが自分の権威には関係なくテサロニケの教会に対して非常に個人的に近しく書いているからです。
パウロはテサロニケの教会を特別に親密に思っていだけではなく、テサロニケの教会の人たちからも刺激を受けて励まされていたからです。
2節「わたしたちは、祈りの度に、あなたがたのことを思い起こして、あなたがた一同のことをいつも神に感謝しています。 」
3節 「あなたがたが信仰によって働き、愛のために労苦し、また、わたしたちの主イエス・キリストに対する、希望を持って忍耐していることを、わたしたちは絶えず父である神の御前で心に留めているのです。 」
We remember before our God and Father your work produced by faith, your labor prompted by love, and your endurance inspired by hope in our Lord Jesus Christ.
パウロは祈るたびにテサロニケの教会の人たちのことを神様に感謝しています。
彼は、テサロニケの教会の人たちの信仰と愛と希望に刺激されて励まされています。
「信仰による働き」や「愛のための労苦」そして「希望による忍耐」を彼らの中にはっきりと見ることができます。
だからテサロニケの教会の人たちのように、「シーズンズ・シングル」(熟練したシングル)の兄弟姉妹の皆さん、あなたがたも他の人たちをINSPIRE元気づける生き方ができるのです。
私たちは周りにいるたくさんの人たちを励ますことができるのです。
だから私たちは他の人たちを励ますようにと神様がお召しになったと信じる必要があります。
ここで立ち止まって考え始める必要があります。
私たちの人生は、私たちの人生に何が起こったかによって決まるものではありません。
私たちの人生は、私たちの人生に起こったことに対してどう反応するかによって決まるのです。
私たちの信仰、愛、希望が私たちが反応する主要な要因となります。
では信仰、愛、希望がどのように私たちの人生に影響するのでしょうか。
WORK PRODUCED BY FAITH
信仰による働き
パウロはテサロニケの教会の人たちの「信仰による働き」に励まされました。
人生で生産的になるということです。
ギリシャ語でWORKとは「エルゴン」、その意味は職業、功績、業績、生産物のことです。
信仰を持つことは、神様を信じることですよね。
では、信仰が足りないとは、神様を疑い始めること、神様に疑問を持ち始めること、神様は良い神様であることを信じなくなることです。
そして自分の人生に満足しなくなることです。
神様のやり方ではなく自分のやり方でものごとを行うようになることです。
神様のためにではなく、自分のためにものごとをやり始めることです。
マタイによる福音書25章のたとえばなしにある一タラントンを預かったしもべのように、主人の心を疑い始めます。
マタイによる福音書25章24節から25節
「ところで、一タラントン預かった者も進み出て言った。『御主人様、あなたは蒔かない所から刈り取り、散らさない所からかき集められる厳しい方だと知っていましたので、恐ろしくなり、出かけて行って、あなたのタラントンを地の中に隠しておきました。御覧ください。これがあなたのお金です。』
兄弟姉妹の皆さん、私たちは信仰がないと神様を疑い始めてしまいます。
神様に頼らなくなって、人生に満足しなくなります。
神様の良さに感謝できなくなります。
私たちの人生を実りあるものにすることを妨げてしまいます。
[シングル・ファーザーのアンドレさんと子供たちについてのシェアー]は割愛しました。
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