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ストレスを祝福にする

2019-01-14 16:24:12 | Weblog
FROM STRESSED TO BLESSED Parts 1-4 2019.1.3,4,7,8
リック・ウォーレン牧師のディボ―ショナル 2019年1月3、4、7、8日配信

”心穏やかにしていれば、体は健康になる。” 箴言 14:30 (TEV)


“リラックスした態度は寿命を延ばす。” 箴言 14:30 (NLT)


7つの霊的な習慣でストレスを減らす 詩編23章より


ダビデが書いた詩編23章からストレスへの対処法を見ていく前に、私たちが今日、感じているストレスの原因となるものを見ていきましょう。

1.心配
2.スピード・・・何でも”早く!”、”すぐに!”と常に急がされている。
3.混雑・・・都市化、密集、交通渋滞など。
4.多種類・・・選択肢があり過ぎて、複雑化する。混乱する。選べない。
5.攻撃・・・プライバシーの侵害、個人情報漏洩への恐れ。
6.多様化・・・文化、習慣、宗教などの多様化による誤解、混乱、衝突。
7.将来への不安

ストレスへの対処法について、聖書にはどう書いてあるのか、詩編の23章より見ていきましょう。

1. 自分のニーズをすべて満たしてくださる神様を見る。


心配することはストレスの元です。何かが不足しているとき、不足しそうなとき私たちは心配になります。

そのようなときは、自分のニーズを他の人(配偶者、子供、親、友達など)に満たしてもらおうと考えることや、要求すること、願うことをやめことです。

いつかは無くなってしまうものや、奪われてしまうもの(仕事、結婚、お金、所有物、健康など)に自分の安心感をおくことをやめることです。

そうするとストレスのレベルが劇的に下がります。

そもそも、あなたの持ち物が何もなくなっても、もどんなに心配ごとがあっても、あなたとイエス・キリストとの関係は無くならないといういことを覚えておいてください。

神様でしか満たせないニーズを他の人に満たしてもらおうとすることをやめましょう。

ストレスを減らすために、まずすることは、神様に祈ること、神様を賛美すること、神様に集中すること、神様に立ち返ることです。

自分のニーズが満たされるかどうかを心配したり、満たされないのではないかと恐れたりすると、わたしたちは自分のニーズを自分で満たそうと、頑張ります、あれこれ考えます、なんとかモチベーションを上げて対処しようとします。

しかし、そういうことよりも、静かにして神様を待ち望むこと。それが強さになります。

“主はわたしの羊飼いです。だから私は必要なものをすべてもっています。” 詩編 23:1


「わたしたちすべてのために、その御子をさえ惜しまず死に渡された方は、御子と一緒にすべてのものをわたしたちに賜らないはずがありましょうか。」ローマの信徒への手紙 8:32 (新共同訳)



2. 休息について神様の指示に従う必要がある。


いつも急いでいること、急がされていること、忙しいことはストレスの元になります。

やることがたくさんあって全然片づかない、仕事が終わらないことなどで、いつも何かに追われている感じがするからストレスになります。

どんなに忙しくても休みなさい。それがストレスへの対処法です。

神様は、人間が睡眠をまったくとらなくてもいいように作ることができたはずですが、そうしませんでした。

人生の1/3を睡眠にあてるようにと人間を作りました。(1日8時間です)

休息はとても大切なものです。

天地創造のときに神様が7日目に休まれことは、神様が疲れたからではなく、休息をとる模範を人間に示すためでした。

十戒にも書かれています。

「安息日を心に留め、これを聖別せよ。六日の間働いて、何であれあなたの仕事をし、七日目は、あなたの神、主の安息日であるから、いかなる仕事もしてはならない。あなたも、息子も、娘も、男女の奴隷も、家畜も、あなたの町の門の中に寄留する人々も同様である。六日の間に主は天と地と海とそこにあるすべてのものを造り、七日目に休まれたから、主は安息日を祝福して聖別されたのである。」出エジプト20:8-11(新共同訳)


“主はわたしを青草の原に休ませ...” 詩編23:2A(新共同訳)


羊はあまり頭が良くないので、放っておくと休むことを知らずに動き続けて、疲れ果て、病気になってしまいます。だから羊飼いがあえて羊を休ませるようにしていました。

「あなたは六日の間働き、七日目には仕事をやめねばならない。完全に休まなければならない。 耕作の時にも、収穫の時にも、仕事をやめねばならない。」「Sabbathの休息を守らなければならない。」出エジプト記 34:21


神様はわたしたちを休ませます。

人は休まないと病気になるようにできています。休まなければベストを尽くせないのです。

「Sabbathの休息を守らなければならない。」 SabbathとDay off (休日)とは違います。

Sabbath にやること
1.体を休める
2.自分の魂(聖霊)にフォーカスを戻す=礼拝する
3.自分の元気を取り戻す。感情を生き生きとさせる。心を満たす=レクリエーション、スポーツ、趣味などをする

休日を無駄な時間だと思ってしまう人がいます。休むことに罪悪感を持ってしまう人もいます。

でもイエスはリラックスしていました。


3. 美しいもので自分の魂を生き返らせる。


「主はわたしを青草の原に休ませ、
  穏やかで、静かな水のほとりに伴い、
  魂を生き返らせてくださる。」詩編 23:2-3A


美しいものは、ストレスを減らします。インスピレーションを与え、励まし、モチベーションを与え、前向きにしてくれます。

しかし、罪は醜いので、ストレスになります。

何故神様はこんなにも美しい自然をおつくりになったのでしょうか?

美しい自然に触れると神様を感じるからです。

ストレスを減らす方法
1.毎朝、少しでもいいから外出して自然に触れる。
2.毎朝のスタートを神様と共に始める。起きぬけに見るのは、メールやTV、新聞ではなく、聖書。讃美歌を聞いたり、歌ったりする。
3.美しいアートや音楽に触れる。自分で創造する。

罪にまみれたニュースを聞くよりも、聖書を読んだり讃美歌を歌うことでストレスが大幅に減ります。

「すべて真実なこと、すべて尊ぶべきこと、すべて正しいこと、すべて純真なこと、すべて愛すべきこと、すべてほまれあること、また徳といわれるもの、称賛に値するものがあれば、それらのものを心にとめなさい。」 フィリピの信徒への手紙4:8 (JA1955)


4. 神様の導きを求める。


「主は御名にふさわしく 
 わたしを正しい道に導かれる」詩編 23:3(新共同訳)



何かを選ぶとき、何かを決断するとき、選択肢がたくさんあるので悩み、迷うこともストレスになります。

そんなときには、聖書を読み、祈り、考え、神様の応答を待ちましょう。

神様のタイミングで答えが与えられ、それを感じることができます。

神様はわたしを正しいタイミングで導かれます。

神様のタイミングは完璧です。だから信仰をもって待ちましょう。


5. 暗い谷間を歩くときでも神様を信頼する。


「死の陰の谷を行くときも
 わたしは災いを恐れない。
 あなたがわたしと共にいてくださる。
 あなたの鞭、あなたの杖
 それがわたしを力づける。」 詩編 23:4(新共同訳)


現代、わたしたちは目に見えない敵からの攻撃を受ける可能性があります。個人情報が盗まれたり、知らない誰か自分になりすますこともあります。

このようにわたしたちは見えない陰に襲われるのです。

陰とはわたしたちを襲う苦難でわたしたちは不安になり、恐れます。

しかし覚えておいてください。陰の元は小さいのです。陰は実態ではないので、あなたを傷つけません。

陰のあるところには、必ず光があります。イエスは世の光です。

羊飼いとはイエス・キリストのことです。

イエスの鞭と杖はいつも私たちを導き、守り、力づけ、助けます。

「“わたしがあきらめようとしたときにも、主はわたしが何をすべきかご存知です。” 詩編 142:3 (TEV)

「私の霊がなえ果てているとき わたしがどのような道に行こうとするか あなたはご存知です。詩編 142:4 (新共同訳)


わたしたちは自分に苦難が襲うと、”どうしてこんなことが起こるのだろう?”と思いますが、襲っている苦難の意味や問題の答えを知る必要はないのです。

何故なら、わたしがどうすべきかを神様はご存知でおられるからです。

暗い谷間を行くときも、わたしたちには神様の光があるからです。

神様を信じて行きましょう。


6. 神様を自分の擁護者にする。


いろいろな人たちがいることで、それぞれが異なる価値観や考え方をもっています。だからあなたの意見や考えを否定する人やあなたを嫌う人もいます。

あなたと考えや価値観が合わないために、あなたを批判する人がいます。その人の考えをあなたに押し付けようと迫ってくる人もいます。

それがストレスの元になります。

「わたしを苦しめる者を前にしても
 あなたはわたしに食卓を整えてくださる。
 わたしの頭に香油を注ぎ
 わたしの杯を溢れさせてくださる。」詩編 23:5(新共同訳)


わたしを苦しめる人たちが迫ってくるのに、神様はわたしのために宴会を開きます。

その人たちに対して、”これが私の愛する者”だと、示すためです。

”主よ、とても愛しています。あなたは私の擁護者、保護者、力強い砦です。あなたの中にいて私は安全です。あなたは盾となって私を守ってくださいます。” 詩編18:1-2

神様が守ってくださいます。だから、自分を攻撃してくる人に立ち向かうとしないでください。

同じ苦しみを味合わせようと報復しようとしないでください。

それは相手と同じレベルになることだからです。


ダビデは人生において、いろいろな人たちからたくさん攻撃されました。しかしダビデは自分を攻撃してくる人たちが迫ってきても、立ち向かわず、ただ神様に祈りをささげていました。

神様が守ってくれるから、ダビデは自分を守る必要がなかったのです。

ダビデにはストレスが無かったのです。

攻撃されている最中でも、休息をとることには多大なる信仰が必要です。

沈黙すること、静かにしていることには謙虚さも必要です。

反撃せず、報復せず、ただ、神様に自分が守られていることを信じましょう。


イエスも宗教家から常に攻撃されていました。間違ったことを言いふらされて、えん罪もかけられました。

しかしイエスは、身に覚えのないことで訴えられても、間違ったことを言われても、イエスは決して正そうとはしませんでした。

神様の擁護を疑わなかったのです。

イエスのように、あなたを批判する人に対して沈黙していましょう。

そうすれば、結果的にはあなたはもっと力強くなり、もっと権力をもち、影響力が強くなり、選ばれる人となります。


「人々に憎まれるとき、また、人の子のために追い出され、ののしられ、汚名を着せられるとき、あなたがたは幸いである。その日には、喜び踊りなさい。天には大きな報いがある。」(ルカ6:22-23A)

現代はインターネットを通して攻撃が行われています。顔が見えない相手から、見知らぬ人からも攻撃を受けることがあります。

しかし、たとえ人があなたのことで間違ったことを言っても、反撃せず、報復しないイエスのような態度を貫けば、彼らは逆にあなたを助けるようになります。

愛をもって彼らに対応するのです。

だから人に批判されればされるほど、イエスのようになれると喜びましょう。

あなたはストレスを受ける者ではなく、あなたは祝福される者になります。

1ペトロ4:19 「神の御心によって苦しみを受ける人は、善い行いをし続けて、真実であられる創造主に自分の魂をゆだねなさい。」


ところで、あなたは神様が計画なされた苦しみを受けることがあります。

でも、正しいことを行い続け、あなたの創造主である神様を信じ続けるのなら、神様は決してあなたを見捨てません。



7. 神様の視点で将来を見ていく。


将来への不安や恐れもストレスの元になります。

あなたは将来に対して不安になりますか? ”もしもこんなことが起こったなら・・・”とか、”もしもこれが悪い結果になったら・・・”などといつも悩んでしまうのなら、それがストレスになっています。

でもそのようなストレスは不必要なのです。

「命のある限り
 恵みと慈しみはいつもわたしを追う。
 主の家にわたしは帰り
 生涯そこにとどまるであろう。」詩編 23:6(新共同訳)


”恵みと慈しみ”こそがあなたが追い求めるものです。

あなたは将来をどのように見ますか? 悪くなるか、良くなるかどっちですか?

”すべてのことが悪い方へいったら”、”お金が足りなくなったら”、”失業したら”などと考えますか、それとも、”「恵みと慈しみが」いつも私の後をついてくる、わたしは生涯ずっと神様の家に住む”と思っていますか。

神様の視点で将来を見ていくか、それとも自分の恐れによる不安な視点から将来を見るか、どちらを選びますか?

将来への不安を感じることから起こるストレスをどのようにして減らしていきますか?

神様の期待していることは、あなたが”神様の家にとどまる”というゴールに行き着くことです。

人生の中でいろいろな悪いことが起こっても、結果的にはあなたは天国に行くのです。

あなたが期待しているもの、それは、ゴールです。

目標を立て、ゴールに向かっていくことは信仰に生きることです。

身体的そして精神的な健康のために、感情、精神、霊的なゴールをたてましょう。

”わたしは毎日忙しくて疲れている、もう耐えられない、続けられない。人生に満足できない、面白くない”とあなたは思っているかもしれません。

あなたが今どんな重圧によって疲れ果てているかは私は分かりません。でも、どのようにしたらその重荷を軽くできるのかその方法を知っています。

イエスは言われました。

「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。わたしは柔和で謙遜な者だから、わたしの軛を負い、わたしに学びなさい。そうすれば、あなたがたは安らぎを得られる。わたしの軛は負いやすく、わたしの荷は軽いからである。」マタイによる福音書 11:28-30
 
                                                                                          
でもあなたは、イエスのところにいったらもっと課題を与えられてしまうかもしれない、もっと重荷になるのかもしれない、と思っているかもしれません。

でもイエスが言っていることは、”休みなさい”なのです。

”軛”とは、鎖とか犬の綱ではなく、2頭の家畜をつなぐ横木のことです。軛につながれることによって荷物を2頭で引くので、重さが半々に分けられます。

イエスは、”あなたの重荷を一緒に担ぎましょう。問題を一緒に考えましょう。ストレスを軽くしましょう。”と言ってくれて、一緒に先に進んでくれるのです。

イエスは言います。”来なさい、わたしとチームを組みましょう。わたしと一緒に行って、わたしがどうするのかを学びなさい。そうすればあなたの重荷は軽くなり、ストレスは減ります。わたしがナビゲートします。もう迷わなくなります。”

イエスの軛につながれたとき、わたしたちはイエスと一緒に同じ方向へ、同じペースで動く。

イエスにつながっていれば正しい方向へ行きます。決して道を間違えないので穴に落ち込むこともないです。無理なスピードで進んでいかないので、疲れ果てることがありません。

だからあなたはイエスのところに行く必要があるのです。

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