会社の整備工場に転がっていた『古いバイクのバッテリー』を、普通に充電しても『すぐに満充電』の表示が出て『あかんなー』と、BATTの再生を、半ばあきらめていました。ふと『昔のハンディカムのバッテリーって、微弱放電させたらバッテリーの寿命が延びたとか、やっていたよな』と思い出しました。ただし、ni-cdと、シールドBATTは違うので、細心の注意をしながら作業をすすめました。そこでIC-729Mを『電池駆動の中波・短波ラジオ化してみよう!』と。安定化電源で動かしていたIC-729Mですが、商用電源から切り離し『12VのBATT』から直接、電源を取ったら『都市ノイズも減ったやん!』と、思わぬ産物が得られました。充放電を繰り返していますが『今のところ、爆発事故は起きていない』です、hihi。ちなみに、受信のみなら『10Vくらいまで電圧降下しても、電源が落ちない』のにはびっくりです。災害時に役立つかな。
【写真:KBS WORLD Radioの受信。たった4mの電線でも『59+20~30dB』です】
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◆セルモーターこそ回しませんが、BATTは、けっこう復活しています。
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▲このバッテリーは、通勤用バイクのものです。
交換してから、すでに6年が経過していますが、定期的な放電と充電のおかげで、
セルモーターは『元気に回る』のですね。
こいつも、放電させるのに『IC-729M』に電気を供給しています。
取説によると『受信時の電流は、待受け時1.3A~最大1.6A』とあります。
1.6A×12V=19.2W・・・けっこう食うな(笑)。
あんまり難しいことは『飛ばして端折って』。
▲放電させてやると『要充電』まで、電圧も低下してくれました!。
普通に、充電器を繋いだところで、
すぐに『満充電(充電完了)』が点灯していたので、
多少は、バッテリーの中身が活性化してきたのかな。
ま、ホンマはパルス充電とか試してみたいですが、そのために充電器を仕入れる気もなく。
▲RIGのメインスイッチを『OFF』にしたら、こんな感じに。多少は活性化したのでしょう。
▲もしも、災害で電気系のインフラが、ぶっ飛んでも、情弱にはならずに済みそう(笑)。
AIWAのミニコンポ用『バスレフスピーカー』は、
音楽が流れても『おぉ、無線機のスピーカーよりレンジが広くていいやん』です。
とはいえ、AMラジオとして使っても『そこらへんのラジオ』よりは、
無線機としての『最低限のフィルター』がかかっているのか、
音域は狭い復調の具合です。その分、周波数の選択度は一般のラジオよりはGOODです。
さてさて。
災害時の情報収集を行うのは『常日頃からの準備』が大事です。
昨今は、周辺都市のコミュニティFMは『予算カット』で廃局になっています。
維新が市政政権を握ってからは、大阪府内の三セクコミュFMは『ほぼ壊滅』です。
ま、三セクコミュFMから『どの程度、まともな情報が得られるのか?』は疑問だったので・・・。
とりあえずは、災害時に電気系のインフラが落ちても、
スクーターからBATTを外すとか、スクーターのBATTにラジオを繋ぐとか、
工夫次第で『どうにか情弱には、ならずに済みそうだわ』。
IC-729Mより電気を食わない『IC-R6』も、12VのBATTから電源供給できるようにしています。
ちなみに、IC-R6の場合『受信時の電流は130mA(3.0V供給時)』です。
12V→3Vの降圧アダプタを経由しても、そんなに電流が流れることもなく、
少なくとも『72時間』はラジオを鳴らしっぱなしにできるか!の実験を、
今度の休日にでもやってみたいと思っています。
できれば『ケータイの充電』もできるように、しておきたいですね。
1,古いバイクの12Vバッテリーを、そこそこ充電しておく
2,シガーソケットで、IC-R6用3.0V降圧アダプターで電源供給しIC-R6を鳴らす
3,シガーソケットから、USBケーブルでケータイの充電をやってみる
せっかく、アマチュア無線をやっているのなら『この程度は用意しておきたい』ですね。
※鉛バッテリー等の扱いは、慎重に自己責任でお願いします。
私は『元自動車ディーラー勤務』の経験もあり、
日ごろは、会社の整備士とも情報交換をしています。
深放電や過充電は『事故の元』です。
しつこいですが『自己責任』でお願いします。
私も、深放電したBATTを充電しようとしたら、
バチっと音がして、火花が散って、ヒューズを飛ばした経験があります。
バッテリーが破裂や爆発しても、私は責任を負いませんので(笑)。
毎度おおきに。ほんじゃーね!!
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